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ドラマ『ダウントン・アビー』シーズン1ー第2話「招かれざる客」あらすじを解説!感想も!

ドラマ
IMDb公式より

シーズン1第2話「招かれざる客」

タイタニック号沈没に巻き込まれ、グランサム伯爵家の後継者が亡くなった。

次の後継者に浮上したのは、遠い親戚の「マシュー・クローリー」

1912年(第一次世界大戦前)

イングランド郊外のヨークシャー州のダウントンアビーの館。

7代目グランサム伯爵一家が暮らしている。

アメリカから嫁いできた妻コーラ
長女メアリー
次女イーディス
三女シビル

マシューは、現当主ロバートの母(ヴァイオレット)のまたいとこの孫に当たるという。

突然、伯爵家の財産を遠い親戚の、今まで一度も会ったことのない青年が受け継ぐことになったのです。

伯爵家の人々は納得がいきません。

こちらでは、
ドラマ『ダウントンアビー』(シーズン1第2話)のあらすじをまとめています。

まだ、ドラマをご覧になっていない方は、ネタバレにご注意ください。

よろしければ、私の感想も添えています。

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『ダウントン・アビー』1ー第2話「招かれざる客」あらすじ(ネタバレ)

1912年

(第一次世界大戦前)のイングランドのヨークシャー地方。

ダウントンアビーの屋敷には7代目グランサム伯爵一家が暮らしています。

タイタニック号に乗っていた後継者が亡くなり、
次の後継者は遠縁の「マシュー・クローリー」。

伯爵一家の運命が突然、変わろうとしています。

マシューの登場

1912年

車がダウントンの村にあるクローリーハウスに到着した。

(前伯爵夫人ヴアィオレットの姑が住んでいた屋敷です。)

突然、グランサム伯爵家の後継者に指名された

マシュー・クローリーと母のイザベルがこの屋敷に住むことになりました。

車を下りたマシューは、今後に不安を感じていますが、母イザベルは

「あなたは伯爵になるのよ、その後は、自分の好きなようにしなさい」と、息子を励ましました。

マシューは、自分が中流階級の弁護士だということで、ダウントン屋敷の貴族にガッカリされないか?

と、やはり不安が隠せません。

「いいえ、あなたは、上位中流階級よ」

と、息子に自信を持たせようとする母でした。

執事のモールズリーが玄関で出迎えます。

クローリーハウスは明るく内装が塗り替えられており、ふたりは気に入ったようです。

マシューは、「伯爵になっても僕は僕だ、絶対に染まらないぞ」と警戒しています。

「ましてやクローリー家の娘を押し付けられてはたまらない、結婚相手は自分で決めますからね!」

そう、マシューが話した途端、ダウントン屋敷のメアリー(レディー・メアリー)が訪ねてきました。

(それも馬に乗って、、、)

「ようこそ、ダウントンへ。今夜、母が夕食にお招きしたいのですが、、、」。

イザベル、は喜んで伺いますと返事をし、お茶でもとメアリーを誘ったが、

「いいえ、押し入ってはいけませんわ」とメアリーは辞退する。

あらら、
先ほどマシューの「娘を押し付けられたくない」という発言をしっかり聞いていたようですよ。

ふたりの初対面は最悪でしたね!

マシュー母子とダウントンアビーの初晩餐

相変わらず、ロバート(グランサム伯爵)は、「限嗣相続制度」を受け入れる方針だ。

(当時の法律で、後継者は男子に限られていました)

母コーラはメアリーに、マシューと母親の印象を聞いていた。

「どんな方たちだった?」

メアリーの印象では、「夫人はいい人だわでも、息子はとんでもない、うぬぼれやよ!」

やっぱり、メアリーのマシューに対する第一印象は最悪だったようですね。

いよいよ、ダウントン屋敷での初晩餐です。

イザベルとマシューが到着しました。

一家総出、もちろん使用人とメイドも並んでの出迎えにふたりは圧倒されました。

「ダウントンアビーへようこそ」コーラが声をかけます。

イザベルはにこやかに喜びを表現しますが、マシューは明らかに大げさだと思っていました。

伯爵が母のヴァイオレットを紹介すると、イザベルは駆け寄り、これからお互い何と呼び合いましょうか?

と親近感を見せます。

しかし、ヴァイオレットは顔を引きつらせて「今まで同様に、クローリー婦人とグランサム伯爵夫人でいきましょう」と答えました。

(この時は場が凍り付きましたねー)

ロバートはそつない会話を進めます。

「マンチェスターと違ってヨークシャーは何もないところで退屈ではないですか?」

そういえば、小さい病院がありますよ!」

と言うとイザベルは喜んだ。

イザベルの亡くなった夫が医者だったからです。

ダウントンの病院は、先代の伯爵、ロバートの父親の寄付で成り立っていた。

病院の成り立ち、経営に興味を持つイザベルに

ヴァイオレットはまあ、早速お金の話なの?」と嫌味を言います。

無理もありません。

伯爵家の財産を全部この母子に持っていかれるのですから

マシューは弁護士です、すぐに法律事務所に務めるそうです。

商業法の仕事で遺書の作成などするとか。

「ダウントンの経営はどうするんだね?」

働く気でいるマシューにロバートはあきれて聞きました。

週末に時間をつくりますよ。」と、マシュー。

その時、週末、って何?

まるでとぼけたように、本気で聞いたヴァイオレット。

(ああ、何故かにくめないヴァイオレット)

母コーラと祖母ヴァイオレットの画策

ロバートと母ヴァイオレットはまた、伯爵家の将来について話しています。

ヴァイオレットはメアリーをマシューに嫁がせるべきだと言います。

伯爵の地位と財産を守るために

よそ者のマシューを庇うロバートに善人ぶらないでね!

善人なら、妙な男に妻の持参金を渡さないことね!

ですって、、、。

やはり、ヴァイオレットは伯爵家の財産をマシューが受け継ぐことに納得がいかないのです。

ある日、

3人の娘たちはメアリーの部屋にいました。

次女のイージスがなぜそんなにマシューをきらうの?」と聞きました。

私たちの財産を盗むからよ」というメアリー。

(イージスはメアリーの本にはさんであったラブレターをそっと盗み見た。誰から?)

そこへ母コーラが入ってきた。

メアリーに話があるようだ。

コーラも祖母もマシューと結婚してメアリーの将来と地位を守るべきだと言いました

メアリーは憤慨した。

バイオレットの家で、コーラと二人でお茶をしながら、作戦を練っていました。

どの弁護士に相談しても、限嗣相続制度に立ち向かうような打つ手はないと言います。

メアリーが頑固にマシューを嫌っているのにも二人は困っています。

マシューとメアリーの会話は最悪


再び晩餐の席にマシューとクローリー婦人が招かれています。


イザベルは病院で見たドレイクの治療に、ドクターが消極的なことに不満をもらした。

ヴァイオレットは、医師に意見することが、信じられない様子だ。

メアリーはマシューに攻撃的で、ふたりの会話にはいつも場が凍り付いています。

さらにメアリーは「神話のぺルメウス」の話しを持ち出します。

王女が鎖につながれ、海の怪物に供えられるという。

そこを、ぺルメウスが助けてくれました。

まるで、自分が怪物への人質に差し出された王女だと言いたげです。

途中、ヴァイオレットが笑って遮ったのですが、、、。

マシューは

王女と怪物の本当の姿を知るべきだと返して、メアリーだけが可哀そうなわけではないと言いたげです。

マシューもメアリーを良く思っていません。

(今回もふたりの会話は最悪でした。)

夕食後、

マシューを見送るヴァイオレットは、メアリーの失礼な態度をわびた。

でも、「限嗣相続制度を破棄したら、メアリーガ優位になるわよ」

(ヴァイオレットはまだ、制度の破棄を諦めていない。)

使用人部屋では?


使用人部屋でも

マシュー・クローリーの登場が話題になっていた。

マシューが法律事務所で働くらしいと知り、

「働くのはわるいこと?」そう聞くデイジーに、「本当の紳士は働かないものなんだよ。」

答えたのは料理長のパットモアでした。

トーマスが、イザベルのことを「ばあさん(ヴァイオレット)のいい相手だな、、、」

と噂していると

聞きつけたカーソンが激怒します。

「誰がばあさんだ?この部屋で上の人たちの悪口は許さないぞ!

執事カーソンは、使用人の長として完璧な人です。

第2下僕のウィリアムがピアノを弾いています。

使用人たちもくつろいでいるんですネ。

先ほど、料理を給仕する際、肩にほころびがあったウィリアムは、カーソンにひどく怒られます。

「誇りと品位を保つように!

使用人はご一家の鏡である」

本当に、厳格な執事です。

ベイツは言います。

カーソンだって、生まれた時から執事じゃなかったはずだ彼も学んできたんだよ」

ところが、、、

ある日、ウィリアムがカーソン宛ての手紙を渡すとカーソンは読んでから慌てだしました。

(いったい何が書いてあったんでしょう?)

ベイツが村へ用事で出かけるとカーソンがこっそり村へやって来ました。。。

アンナは同室のグエンにトーマスから聞いた噂話を教えました。

「ヴァイオレット様はマシュー様にメアリーお嬢様を嫁がせたいみたいよ」

でも、グエンは、あまり興味がなさそうです。

「メアリー様が結婚したいかどうかだと思うわ」

(グエンは、進歩的な考え方を持っていますね。)

またある日、

使用人部屋ではサラがマシューの悪口を言っていた。

「どこの馬の骨とも分からない人にお辞儀なんかしたくない」と。

運悪く、

伯爵夫人コーラがボタンが取れたと言って、使用人部屋をのぞいたので、サラは激しく叱責されました。

「マシューには敬意を払ってね。身の程をわきまえてね!」

トーマスはこの部屋で話すことは自由なのに、、、とサラの気持ちに同調した。

だが、家政婦長ヒューズははっきり否定します。

私たちは一家に仕えているのよ、この部屋でも悪口は許しません。

のどかな使用人部屋の時間

使用人部屋でウイリアムがピアノを弾き、

(ウィリアムはピアノが上手です)

グリズリーダンスをデイジーとトーマスが踊る。

アンナもベイツも微笑ましく手をたたいて見ています。

デイジーはトーマスに憧れているようですよ)

外に出てサラは煙草を吸いながら、いつもトーマスと悪だくみをしています。

トーマスは、ベイツが来たので、第1下僕のまま従者に昇進できなかったことを悔しがっていた。

サラは、先日のコーラからの叱責を今も恨みがましく思っています。

イザベルとダウントンの病院

イザベルがダウントン病院へ

初めての晩さん会でロバートに病院の存在を聞き、イザベルは興味を示しました。

実は、夫の他、兄も父親も医者で、自分は看護師をしていたそうです。

病院で役に立ちたいと言うイザベル「持ちよりバザーでも手伝ったら?」と嫌味を言うヴァイオレット。

イザベルが村の病院を訪れると、

ベッドに横たわっていたのは伯爵家の小作人、ジョン・ドレイクです。

心臓性の浮腫を発症しており、心臓に液体が溜まっているのです。

このままでは死亡するでしょう。

伯爵家の小作は妻が引き継ぐでしょうがまだ、子どもが幼くて、、、

イザベルは家族のことまで心配しました。

イザベルは、クラークソン医師に自分はナースの仕事をしていたから、ここで仕事をさせて欲しいと頼みました。

病院では、ジョンドレイクの浮腫が悪化していました。

イザベルは自分で聴診器を当て、心臓が弱っていることを確かめます。

新しい治療法を試しましょうと、ドクターに詰め寄った。

心嚢の液体を抜いて、アドレナリン注射で反応させるという。

ドクターは消極的だった。

人命がかかっているのよ、イザベルは主張した。

別の日、

ヴァイオレットはドクタークラークソンにこの病院の院長は私ですよ、イザベルを病院から追い出しなさいと頼みました。

クラークソン医師は間に入り、困っています。

数日後

イザベルはアドレナリンを手に入れて、クラークソン医師にドレイクの治療をしましょうと持ち掛けていました。

事態を察したヴァイオレットが駆けつけましたが、妻の願いもあり、医師がナースを補助にして、ドレイクの心臓から液体を抜き、アドレナリンを注射しました。

命を吹き返したドレイク。

ああ、良かったです!

(イザベルの提案した治療法は正解でした)

マシューとその執事モールズリ―

マシュー家の執事になったモールズリ―でしたが、、、

マシューは全部自分で着替えるので、自分は立っているだけで仕事がない、、、

と、落ち込んでいました。

ある日、

クローリーハウスにマシューが仕事を終えて帰って来ると、イザベルを訪ねてコーラとヴァイオレットがお茶をしていました。

仕事から戻って来たマシューは自分で上着を脱いで、モールズリ―が差し出すお菓子やお茶を断り、自分でお茶を入れて飲んでいます。

見かねたヴァイオレットがお茶のお代わりをモールズリ―に頼みました。

モールズリ―は自分が必要とされていないことを気に病んでいるようです。

相変わらず、
マシューはモールズリ―に着替えを手伝わせません。

着せ替え人形には慣れないんだ。

こんなことは大の男の仕事ではないだろ?」

しかしこれは言い過ぎましたよね。

マシューはモールズリ―に謝りましたが、

モールズリ―は傷つきました、、、。

厳格な執事カーソンの過去

ある日、

カーソンが台所から食料を抱えてリンゴを落とす姿を目撃したアンナはこの様子を不審に思いました。

カーソンはこっそり、食糧なんか持って、どこへ行くのかしら?

行商人が来てるらしい、使用人たちは皆、出かけて居なかった。

アンナとベイツが食堂でふたりで話すのは初めてです。

その時、正面玄関のベルが鳴りました。

困りました、下僕はふたりとも留守ですし、メイドは玄関へは出られません。

ベイツが出ることになりました。

(従者の仕事ではないのですが)

「伯爵に会いたい」という、無礼な男。

約束はないそうですが、執事カーソンのことを知っているようです。

屋敷の奥で騒ぐ男に先に気が付いたのは三女のシビルで、続いて、伯爵が入ってきました。

すぐにカーソンも急いで帰って来ました。

男はカーソンと若い時に演芸場でお笑いコンビを組んでいた相棒でした。

(先日のカーソンに届いた手紙は彼からだったんですネ。)

ふたりは、「お茶目なふたり」というコンビ名で、カーソンの名前ははチャーリーでした。

つまらない罪で警察に追われた男は、ダウントン村に逃げ込みカーソンを脅していました。

(先日食料を持ち出して届けたのは、その為だったんですネ。)

愚かなプライドを守るため、自分は恥ずかしいことをしたと言うカーソンは辞職を申し出ました。

しかし伯爵は、男に20ポンドを渡し、もう来ないように言って返しました。

伯爵は、カーソンの辞職を認めませんでした。

人間だれしも知られたくない過去があるものだ。

しかし、カーソン!本当に踊っていたのか?

(このロバートの感想には笑えましたね。

あのカーソンが演芸場で踊っていたなんて!誰もが耳を疑ったことでしょう)

ベイツとアンナもカーソンの意外な過去に驚きましたが、ふたりは、好意的にとらえていました。

この事件の後、カーソンは少し自分に自信をなくしています。

しかしヒューズが言いました。

「あなたはこの家の品格よ。」

(その通りですよ!)

マシューの変化とイザベルの見つけた生き甲斐

ロバートはマシューを連れてダウントンアビーを見ながらダウントンの経営の話しをしています。

ロバートは、「いつ崩れるか分からないレンガの山だ」とダウントンアビーを形容した。

1880年、父親の代に一度危機があり、コーラが持参した財産で救われたそうです。

ダウントンアビーは、私の人生そのものだと言うロバートでした。

マシューがダウントンから自転車で家に帰ります。

その時、モールズリ―の仕事は自分には必要がないので解雇したいと言うマシューに、ロバートは怒りました。

「落ち度のない使用人を解雇したら彼らの仕事はどうなるんだい?」

(マシューの)母上が病院で生き甲斐を見つけたように、彼らにも仕事をさせてあげて欲しいと、ロバートは説きました。

「皆、それぞれ役割があるんだ。」

マシューはロバートの意見を聞いて考え込みました。

(人には役割がある、、、深い言葉です)

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『ダウントンアビー』1-第2話のあらすじと結末!

ドレイクの治療を提案したイザベルとそれを進めたクラークソン医師。

ヴァイオレットは、あれは無謀な治療だった、理事会に報告すると憤慨しています。

そこで、クラークソン医師はグランサム伯爵(ロバート)に相談しました。

ロバートは、それならイザベルには病院の理事長になってらおうと言います。

ヴアィオレットは病院の医院長ですから。

こうして、ヴァイオレットとイザベルの二人体制で病院を盛り上げてもらうことになりました。

(母にもライバルが必要でしょう、というロバートの気遣いでもありました)

伯爵家の3人娘

伯爵家の3人娘はイザベルの病院理事長就任式に出かけます。

イージスは「私、マシューのこときらいじゃないから付き合ってもいい?

メアリーにはE.Nという大きな魚がいるものね」とメアリーに言いました。

シビルはだれのことか分かりません。

(E.Nはイージスが先日盗み見したメアリーのラブレターの相手ですね。)

「イブリン・ネイピア、私のペルセウスよ!」

怪物から王女を救い出してくれる王子様だそうです。

これから病院へイザベルの病院理事長就任式です

「おばあさまは夫人と権力争い

私は息子と政略結婚させられそうよ」メアリーはため息をつきました。

イザベルが病院の理事長に就任!

病院に行く朝、

マシューは初めてモールズリ―にカフスボタンの相談をし、紋章入りのカフスを付けてもらいました。

またマシューは、上着の袖のシミがきれいに落ちていることに気づき、モールズリ―にお礼を言います。

モールズリ―はようやくマシューに認められて嬉しそうです。

病院へは使用人たちも集まりましたよ。

「これからは、

伯爵夫人とクローリー婦人とのふたりで力を合わせてこの病院を盛り上げてもらいます。

イザベルの理事長就任が発表されました。

「ふたりを結ぶのは家族と友情です」

とクラークソン医師が言うと、ヴァイオレットの顔がぴくぴく動きました。

このきょときょとした顔を就任式に集まった全員が見に来たんですネ。

以上、
シーズン1-2あらすじ

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ドラマ『ダウントンアビー』シーズン1第2話の解説と感想

伯爵家の爵位と財産を、突然、遠縁のマシューが全部引き継ぐことになりました。

ダウントンアビーでは貴族も使用人も納得がいかないまま、マシューとその母イザベルを迎えました。

マシューは中流階級の弁護士ですし、イザベルは夫の病院を看護師として手伝ってきました。

ふたりとも、立派な人格者だという印象を受けました。

イザベルはかなり進歩的な考え方を持ち、思いやりがあり、実行力もあります。

意地でも貴族の慣習に染まらないぞ!

という態度のマシューは、執事のモールズリ―を傷つけます。

ところが、使用人にも役割があって、自分の仕事を全うさせてやるのが我々の役目だというグランサム伯爵(ロバート)の説明を聞き、マシューは自分が態度を変えました。

第2話の最後は、マシューが貴族の慣習に柔軟性を見せた終わり方でした。

そして、病院という自分の経験が活きる場所で生き甲斐を見つけた母イザベル。

「家族と絆」で無理やり協力体制に持ち込まれたヴァイオレットとの関係にも目が離せません。

【面白かった場面】

①マシューが、「娘を押し付けられたくない」と言うのをメアリーが聞いていました。

「押し入ってはいけませんわ」と、お茶を断る場面。

しっかり聞いていたのに、にこやかに返すメアリーにマシューは1本とられた感じです。

ここから、ふたりはお互いをけん制し合います。


②マシューが「週末に時間を作る」と言った時のヴァイオレットの反応

「週末て、何?」

平日も週末も関係なく生きてきた貴族の時代真っただ中のおばあさまは、真剣にこの質問をしたようです。

世間知らずという言葉では片付けられないほど面白かったです!

③厳格な執事カーソンの隠しておきたかった過去。

若き頃、お笑いの舞台で歌い踊っていたことが分かりました。

伯爵ロバートが、「カーソン、本当に踊っていたのか?」と問いました。

誰もが、信じられない!という顔を隠すのに苦労していました。


④最後に、夫人の理事長就任が決まり、ヴァイオレットは対等の立場のイザベルに意見できないようになってしまったとき

皆の前で、取り乱すまいとしながら、顔がきょときょと動いていました。

マギースミスの表情の上手さに感心しました!

(次回はシーズン1-第3話へ)

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『ダウントン・アビー』(シーズン1ー第2話)概要とキャスト(登場人物)

 

【概要】

・公開:2010年
・製作:イギリス
・監督:ブライアン・パーシバル他
・ジャンル:歴史劇、時代劇テレビドラマ
・脚本:ジュリアン・フェロウズ
・原作:「ダウントン・アビー」ジュリアン・フェロウズ
・音楽:ジョン・ラン

【キャスト】(クローリー家)

・ロバート・クローリー(ヒュー・ボネヴィル演)=グランサム伯爵
・コーラ・クローリー(エリザベス・マクガヴァン演)=グランサム伯爵夫人
・メアリー・クローリー(ミシェル・ドッカリ―演)=クローリー家の長女
・イーディス・クローリー(ローラ・カーマイケル演)=クローリー家の次女
・シビル・クローリー(ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ演)=クローリー家の三女
・バイオレット・クローリー(マギー・スミス演)=グランサム伯爵の母
・マシュー・クローリー(ダン・スティーブンス演)=伯爵の遠い親戚、弁護士
・イザベル・クローリー(ペネロープ・ウィルトン演)=マシューの母

(クローリー家の使用人)

・チャーリー・カーソン(ジム・カーター演)=執事
・エルシー・ヒューズ(フィリス・ローガン演)=家政婦長
・トーマス・バロー(ロブ・ジェームズ・コリア―演)=第1下僕
・サラ・オブライエン(シボーン・フィネラン演)=伯爵夫人付き侍女
・ジョン・ベイツ(ブレンダン・コイル演)=伯爵付きの従者
・アンナ・スミス(ジョアン・フロガット演)=メイド頭、メアリー付きの侍女
・ウィリアム(トーマス・ハウズ演)=第2下僕
・ベリル・パットモア(レズリー・二コル演)=料理人
・デイジー(ソフィー・マクシェラ演)=料理人助手
・グエン・ドーソン(ローズ・レスリー演)=メイド、アンナと同室
・モールズリ―=マシューの家の執事

以上、
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。

 

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