この記事では、『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』で井尻又兵衛由俊は誰に撃たれたのか?の考察などをまとめています。
井尻又兵衛由俊を撃った犯人が誰なのか?私の見解やネット上の声などをもとに考えてみました。
『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』をさらに楽しんでいただくために、この記事がお役に立てれば嬉しいです。
よろしければ、私の感想もお届けします!
アッパレ戦国大合戦 犯人を考察!クレヨンしんちゃん 戦国 誰に撃たれた?
ラストシーンで井尻又兵衛由俊 は誰に殺されたのか!犯人を考察していきます。
結論:又兵衛は最後に撃たれたのではない!!
しんちゃんが来なければ、又兵衛は物語のはじまりに、銃弾で撃たれて死ぬ運命だったのです。
本当は、しんちゃんがタイムスリップして来なければ、隠れて鉄砲で狙っていた二人の兵隊に撃たれて死んでいました。
犯人は、この時、鉄砲で狙っていた敵の兵隊です。
しんちゃんがタイムスリップしてきたので、又兵衛が撃たれるのを阻止してくれ、又兵衛が死ぬのを遅らせることが出来たのです。
最後はハッピーエンドで終わると思って観ていました。
戦いに勝って引き上げてきた又兵衛は突然に馬から落ちました。
胸を鉄砲で撃たれていたのです。
誰が撃ったのか?
又兵衛を撃った犯人は誰??
物語のはじまり
しんちゃんが天正2年にタイムスリップした日。
戦国時代の撮影かと思ってしんちゃんが声をかけた兵隊たちは、敵の大将又兵衛を鉄砲で狙っていました。
しんちゃんが来なければ、又兵衛はあの時の銃弾で撃たれて死ぬ運命だったのです。
『そうか、しんのすけがこの時代にやって来たわけが今ようやく分かった。
俺はお前が助けてくれたあの戦いで、二人の兵隊に撃たれて
本当は死んでいたんだな。
お前が死ぬのを遅らせてくれたんだな。
この国と、人々を守る時間をお前がくれたのだ。
礼を言うぞ』
最後に、倒れた又兵衛は穏やかに話しました。
「死ぬまでの時間を少し延ばしてくれたお陰で、国と人々を守れて良かった」と、
しんちゃんにお礼を言ったのです。
(以上、犯人の考察でした)
『クレヨンしんちゃん戦国大合戦』私の感想!
しんちゃんはおバカなんかじゃありません。
ふざけて大人の真似をするのが好きな、ちょっとおませな幼稚園生なんです。
マサオ君、風間君、ボーちゃん、ねねちゃんのそっくりさんたちともタイムスリップした春日部(春日)で遊びました!
そのままのキャラクターでしんちゃんは天正2年でも大活躍。
どの時代に行っても愛されるキャラクターなんですね。
「しんのすけの居ない世界に未練はない!」
ひろしのこの一言にみさえも納得、野原一家はしんちゃんの後を追って天正2年にタイムスリップしました。
ここぞというときの父、ひろしの言葉はいつも決断力があると思います。
物語は全体的に、天正二年の生活の様子が細かく丁寧に描かれていて、映像がきれいでした。
人々の生活習慣、侍の戦い方、ルールなども、わかりやすく描かれていて大人も子供も興味が持てるだろうなあと思いました。
勢力拡大のため大蔵井家に嫁ごうとしている「れん姫」と、れん姫を好きな気持ちを抑える幼なじみの又兵衛が結ばれるといいなあと応援していました。
「しんのすけの時代には、男女はどのように結婚するのだ?」れん姫の質問に、
「好きだったら結婚するよ!」しんちゃんの答えに驚くれん姫。
天正二年の人々は、しんのすけが字を書けることに驚いたり、
野原家が持ってきたカレーを喜んで食べてくれました。
未来には侍の時代は存在しないことを知り、れん姫の縁談は必要ないと判断した父=殿様。
どちらが良いというわけではないけど、お互いの時代の文化の交流から、良いものを認めようとする姿勢は、
この映画が子供にも、大人にも向けられた作品だなあと思いました。
最後に又兵衛が馬から落ちた時には(えっ?どうして??)と私の思考が止まってしまいました。
しんちゃんが、国や人々を守るために又兵衛の時間を延ばしてあげたことを知り…
そういうことだったのか!と私も同じように寂しく。
そして静かに納得しました。
そして、しんのすけと又兵衛の温かい友情が私の心に残りました。
しんちゃん、素晴らしい物語をありがとうね。。。
(感想、おわり)
『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』最後は誰が撃ったの?あらすじ
「クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」のあらすじをご紹介します。
あらすじ①おバカ参上!おバカが歴史を変える?
【おバカが歴史を変える?】
しんちゃんは時代劇に出てくるきれいなお姉さんの夢をみました。
朝、夢の話をすると、野原家の家族全員が同じ夢をみていました。
しんちゃんが幼稚園から帰ると、庭で犬のシロが穴を掘っていました。
しんちゃんはシロと一緒に穴を掘りました。
穴から出てきたのは手紙箱。
その中にはしんちゃんが家族にあてた手紙が入っていました。
「とうちゃん かあちゃんへ
おら てんしょう にねんに いる
おひめさまは ちょうびじん
かすがのおしろは とおいから くるまできたほうがいい
はやくきてね」
しんちゃん自身の筆跡ですが、しんちゃんは書いた覚えがありません。
次に気が付くと、しんちゃんは夢で見た湖のほとりに立っていたのです。
よろい姿の武士たちが戦っていました。
時代劇の撮影かな?
目の前に、草に隠れて侍の命を狙う二人の兵隊に気が付き、声をかけ遊びはじめたしんちゃん。
狙われた侍、井尻又兵衛はしんちゃんが騒いだおかげで命拾いしました。
「僕の名前はしんのすけ」
又兵衛は、命を救われたお礼にしんのすけを自分の城、春日城へ連れて行きます。
春日城には、あの夢に出てきた時代劇のきれいなお姉さん、廉姫(れんひめ)がいました。
又兵衛はしんのすけが未来から来たことに気が付きました。
ここは、天正二年の春日城!!
(つづく)
あらすじ②おバカが歴史を変える?
一方、現代の野原家ではしんちゃんが居なくなって大騒ぎ。
ひろしは、しんちゃんからの手紙を見つけました。
図書館の街の資料で、「天正2年に野原一族が戦いで奮戦」という文を読みました。
「しんのすけが居ない世界に未練はない!」
ひろしとみさえは、自分たちも天正2年に行こうと、車に生活用品を詰め込みました。
同じころ、しんちゃんは春日城で未来の自分にあてて手紙を書きました。
シロの穴で見つけた手紙の内容をそのまま書きました。
手紙を埋めると、ひろし、みさえ、ひまわりを乗せた車がタイムスリップして
天正二年の春日城に到着したのです。
春日城のれん姫は勢力拡大のため、大蔵井高虎との縁談がありましたが、
れん姫は幼馴染の又兵衛が好きでした。
又兵衛もれん姫が好きでしたが、身分の違いをわきまえ黙っていました。
れん姫の父は、ひろしから、未来には武士の世界は無くなっていることを聞き、
れんと高虎の縁談を止めることにしました。
大蔵井高虎は縁談を断られたことに怒り、春日城を攻めて来ました。
(つづく)
あらすじの結末「最後は誰が撃ったの?」ラストの真相
【最後は誰が撃った?】
大蔵井高虎が春日城を攻めてきました。
又兵衛は戦いに巻き込まれないよう、野原家を未来へ返そうとしましたが、
ひろしは一緒に戦うことを決意しました。
見たことのない車(現代からタイムスリップした野原家の車)に驚く大蔵井勢がひるむすきに、又兵衛の軍は優勢に立ちます。
最後は、高虎の首を討ち取ろうとする又兵衛をしんちゃんが必死で止めます。
「ダメだよ!この人は悪い人だけどもうしないよー」
又兵衛はしんちゃんの願いを聞いて、敵の大将=高虎の首ではなく、高虎のまげを切り落としました。
又兵衛の軍は勝利を喜びながら引き返しました。
しんちゃんは又兵衛に抱えられ、同じ馬に座っていました。
れん姫が向こうから手を振ります。
顔を赤らめる又兵衛。
と、又兵衛はとつじょ、馬から落ちました。
胸を鉄砲で撃たれたのです。
誰が撃ったのか??
鉄砲を持っていた者は誰も発砲していませんでした。
「そうか、しんのすけがこの時代にやって来たわけが今ようやく分かった。
俺はお前が助けてくれたあの戦い(しんちゃんがタイムスリップした時の戦)で、二人の兵隊に撃たれて
本当は死んでいたんだな。
お前が死ぬのを遅らせてくれたんだな。
この国と、人々を守る時間をお前がくれたのだ。
礼を言うぞ」
穏やかに話す又兵衛。
そして、しんちゃんに
父の形見の大事な刀をくれました。
「これで、高虎の首を切らなくてよかった」と言って。
しんちゃんから
大粒の涙が落ちました。
別れの日。
れん姫は「又兵衛が好きだった、私は一生誰にも嫁がない」と言うのでした。
野原家の車は現代の庭に戻ってきました。
空に浮かんだ雲は、又兵衛の旗のマークと同じかたちをしていました。
(あらすじ、おしまい)
『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』概要と受賞
【概要】
●原作:臼井儀人
●ジャンル:ヒューマンドラマ・SF・アニメ
●監督:原恵一
●キャッチコピー:歴史を変えるおバカ参上!
【受賞】
「クレヨンしんちゃんアッパレ!戦国大合戦」は、数多くの賞を受賞をしました。
●2002年度第7回アニメーション神戸個人賞
●2002年度日本インターネット映画大賞・日本映画作品賞
●2003年東京国際アニメフェア劇場部門優秀作品賞
●2003年東京国際アニメフェア個人賞部門監督賞
●第57回毎日映画コンクールアニメーション映画賞
●第22回藤本賞
※これらは、「クレヨンしんちゃんシリーズ」の初めての公式の受賞だそうです。
『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』声優を紹介!
【キャスト(声優)】
●野原みさえ(ならはしみき)
●野原ひろし(藤原啓治)
●野原ひまわり(こおろぎさとみ)
●又兵衛由俊(屋良良作)
●春日廉(小林愛)
●大蔵井高虎(山路和弘)
※レン姫のキャスト(声優)小林愛さんは、「クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ大人帝国の逆襲」では、チャコの声を担当していましたネ。
以上、
(ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。)
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