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映画バービーの最後のセリフを考察!あらすじと感想も

コメディー

映画『バービー』実写版が8月11日に日本公開されました。

バービーのボーイフレンドのケンを演じるライアン・ゴズリングの演技が最高に良かった!!
歌「I’m Just Ken」を聞いて涙が出ました。

マーゴット・ロビーは、まるで、本物のバービー人形のように明るくて美しく、見ているだけで幸せな気持ちになりました。最後にバービーの選択は…意外でした!

バービーの最後のセリフは何と言ったのでしょうか?

最後のセリフはどんな意味なのでしょうか?

オモチャの中の世界の実写版ですが、ストーリーが高評価されていることにも注目してください~。

映画『バービー』さっそく映画館へ足を運びましたので、あらすじと感想をお伝えしますね。

特に、ラストのバービーの意外な選択について、考えてみました。

この記事が、映画「バービー」をさらに楽しんでいただくために、お役に立てたら嬉しいです。

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映画『バービー』最後・ラストシーンのセリフの意味を考察

『バービー』映画の最後、ラストシーンの意味を考察します!

【ラスト/最後のせりふの意味】

バービーが産婦人科で名乗った名前は、
バーバラ・ハンドラー
これは「ルース・ハンドラー」の娘であるという意味です。

「ルースハンドラー」は、バービー人形の生みの親(マテル社で出会ったおばあさん。お茶をご馳走してくれ、逃げ道を教えてくれました)

 

【ラスト/最後】を考察

バービーが靴を選択しました。
いつもはいている、美しいヒール(バービー人形の夢の世界)と薄汚れたぺちゃんこのサンダル(人間のリアルな世界)
バービーはどちらの靴を選んでしょうか?

※ラストシーン:
バービーは冴えないサンダルを選んで、人間のリアルな世界を自信満々に歩いていました。バービーはあえて、困難な世界で挑戦することを選びました。

バービーは、夢の世界を飛び出し、自立して生きていくことを選択したのです。
完全でなくてもいい!自分らしく生きたいと思ったのです。

バービー人形の世界にいれば、ずっと夢のような生活が出来ることは分かっていました。

それでもバービーは、人間のリアル世界で、あえて困難に立ち向かうことにしたのです。

ラストシーンでは産婦人科の受付で堂々と自分の名前を名乗りました。

生きていれば、産婦人科に通うこともあるのです。

将来、子供を産むかも知れません。

最後に受付で自分の名前を名乗ったバービーの表情は堂々としていました、自信にあふれていました!!

映画『バービー』のあらすじを結末まで!

『バービー』映画のあらすじを結末までお届けします~。

ストーリー①夢の世界!バービーランド

ここは「バービーランド」
毎日がピンクで彩られた「夢」の世界。
いつも素敵な音楽が流れる「ハッピーランド」

今日はデートです!
スポーツカーでドライブかと思えば、海辺でサーフィン。
水着姿も完璧です~。
歌に踊りにミュージカル、毎日がパーティー三昧。

いろいろな職業のバービーが住んでいます。
弁護士のバービー、医者のバービー、作家のバービー、へんてこバービーもいます。
大統領のバービー、王女のバービー、人魚のバービーも!
女性の名前は全員「バービー」です。

バービーのボーイフレンドの「ケン」も皆、同じ名前です。

ここでは、どちらかというと、バービーが主役。

ケンたち、男性は、脇役です。

それが、普通、それでいいと思っていました。

「バービーランド」の生活は永遠かと思われました、、、。

ところが、ある日、バービー(マーゴット・ロビー)の身体に異変が生じます。

人形の身体が人間のように変化し始めたのです、、、。

バービーの気持ちにも変化が、、、ハッピーランドの生活を心から楽しめないのです。

バービーは変てこバービーに相談しました。

変てこバービーの髪は寅刈りで、顔には落書きがありました。

リアル世界の子供に遊ばれたと言います。

バービー自身に起きた変化も、「リアル世界と関係あるかも知れない」とアドバイスされました。

ストーリー②のリアル世界へ

自身の変化の原因を探るため、バービー(マーゴット・ロビー)は「人間のリアル世界」へ、ケン(ライアン・ゴズリング)と共に旅立つのでした。

(正確には、ケンはこっそりついてきました)

リアル世界は夢で作られたバービーランドとは全く違い、ごちゃごちゃしていました。

ふたりは戸惑います。

でも、バービーはベンチに座る老婦人を見て、美しいと思い、涙を流しました。

色鮮やかで、キラキラした衣装を着たバービーとケンはリアル世界で目立ちます。

ハッキリ言って、相当浮いています。

あちらこちらで騒動を起こし、ニュースになり、バービーとケンを販売するおもちゃカンパニー「マテル社」のCEOは、ふたりを指名手配しました。

リアル世界では、子供の頃から自分と遊んでくれたサーシャが思春期を迎え、母親とケンかが絶えず、悩む映像を見たバービー。

(涙しましたね)

中学生になったサーシャに直接会って、笑顔で話しかけましたが、もうバービーには興味がありません。ガッカリしてその場を立ち去ったバービー。

(泣いていました)

マテル社へバービーが連れさられてしまいました。

ケンは何をやっているの?

何やら、図書館で本を借りて勉強しています。

マテル社で、プラスチックのケースに手を固定される瞬間、逃げ出したバービー。

危うく、人形に戻り、おもちゃ屋で売られるところでした。

マテル社のビルから逃げ出したバービーを車で拾ってくれたのは、サーシャと母親グローリア。

車の中で、二人の親子関係が上手くいっていないのを感じたバービー。

3人は、車でバービーランドへ逃げ帰りました。

ストーリー③バービーランドへ戻ると…

ところが、戻ったバービーランドは一変していました。

一足先に帰ったケン(ライアン・ゴズリング)が、男性が主役の世界を作っているではありませんか!

ケンは、リアルワールドでは男性にも人権があり、男性の方が強い社会があることを知りました。

戻ったケンは、仲間のケンたちにもそれを伝えました。

ケンたち男性は自信を持ち、男性優位のバービーランドに作り変えてしまったのです。

女性たちは、強く男らしくなったケンに憧れ、従うようになりました。

以前とは立場が一変しています。

バービーが女性たちにいくら語りかけても変わりません。

すっかり自信をなくしたバービー(マーゴット・ロビー)は電池が切れたように、やる気を失い倒れこみました。

それを救ったのは、ケンの友達アランとリアル世界から一緒に来たグローリア母娘です。

もう一度、バービーランドを蘇らせたい~。

バービーが相談したのはまたもや変てこバービー。

ここでグローリアの「リアル世界の女性自立の在り方」を聞いて立ち上がったバービー。

作戦は、男たちの、男らしさをを競わせること!

その後、ケンと対話し、ケンが「バービーのボーイフレンドのケン」ではなく、一人の「ケン」として生きたいと思っていたことを知りました。

バービーは自分がケンの気持ちをずっと分かってあげられなかったと反省し、ふたりは仲直りしましたよ。

結末!ラストシーンの意味は?

マテル社の役員たちがバービーランドまで追いかけてきました。

続いて、バービーを作り出したおばあさん、「ルース・ハンドラーが現れます。

バービーがマテル社から逃げる時、お茶を注いでくれ、逃げ道を教えてくれた女性です。

「自分の好きな人生を進みなさい」

バービーはルースの言葉を聞いて決断します。

バービーが靴を選択しました。

いつもはいている美しいヒールと,薄汚れたぺちゃんこのサンダル。

ラスト、バービーはサンダルをはいてリアル世界にいました。

人間になったバービーをサーシャとグローリアが病院(産婦人科)へ送ってくれました。

「婦人科検診をお願いします」

バービーは人間になったんですネ。

病院で名前を聞かれ、「バーバラ・ハンドラー」と答えました。

(バービーの本名(名前)はバーバラです。

苗字は、バービーを作ってくれたあのおばあさんの苗字、ハンドラーを名乗りました)

バービーはリアル世界で人間として自立して生きていくことを選択したのです。

(おわり)

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映画『バービー』の曲「I’m Just Ken」の感想!

ライアン・ゴズリングが歌った、「I’m Just Ken」は心がこもっていました。

Ken は「ひとりのKen」として認めて欲しかった、自立したかった。

歌声からはKenの切ない気持ちが伝わってきました。

ライアン・ゴズリングが歌うその目を見ていると、私の気持ちが掴まれました。

自分は、脇役なんだと言い聞かせてきたKen。

本当はずっとがまんしてきたKen。

バービーや皆に初めてもらしたKenの本心が私に強く伝わりました。

ライアン・ゴズリングは、俳優としても最高ですが、歌声もすごく良かった!!

映画『バービー』私の感想

前半、
夢と希望であふれた「バービーランド」

完璧な夢の世界を見ていると、現実を忘れられて楽しかった。

太陽がいつも降り注ぎ、笑顔いっぱいのバービーとケンたち。

子供たちに夢を与えてくれるピンクの世界「バービーランド」は大人になっても楽しい。

筆者の娘は、リカちゃん人形より、バービー人形でよく遊んでいたので、私もバービーの世界には思い入れがあるのです。

後半、
自分を見つめ、自己啓発に目覚めるバービー。

人形世界にはない、年を取るということ。

楽しいだけではない、感情を持つということ。

バービーがリアル世界を体験するストーリーは、とても興味深いなと感じました。

バービーがベンチに座る老婦人を見て、「美しい」と思い、涙を流したシーンが一番好きです。

「美しいわ」とバービーが言うと、老婦人は「わかってる」と答えます。

プラスチック人形の世界にはない、年を取るということ、それを美しいと涙を流したバービー

暖かい気持ちになりました。

リアル世界から戻ると、バービーランドが男性社会に入れ替わってしまった時は、寂しく感じました。

だって、私はバービーが主役の夢の物語を観に行ったのですから。

でも、ケンの気持ちを考えると、今までケンはずっと我慢していたんだなと、バービーと同じように言われるまで気が付きませんでした。

そして、ライアン・ゴズリング演じるケンは、前半の気の弱いケンより、ずっと素敵だと思いましたよ。

自信を持って行動するということは、本当に人(人形?)を強くするんですね。

ライアン・ゴズリングの演技はとても良かったです。

優しいケンが、男らしく変わる様子。

本当はまだ心の奥に持っている、優しい気持ちを一生懸命隠して、強そうにする様子はたまりませんでした。

戻って来たバービーと向き合うケンが、バービーの瞳を見て、気持ちがくじけそうになりました。

このシーンも好きです。

バービーが大好きだけど、自分の生き方を見つけたケンは、心を鬼にしてバービーと向き合います。

心が弱くならないよう、一つ目のサングラスをかけました。

それでも、辛くて、二つ目のサングラスをかけて、強いケンを見せつけましたね。

ケンはバービーが大好きだから!!

グローリア母娘がバービーランドでバービーたちとケンたちが仲直りし、立て直す機会に立ち会いました。

長い演説をしながら、グローリアが「現実社会では女性がまだまだ生きにくい」ことに触れました。

「女性が周囲に気に入られようと必死に頑張っている姿をみることに自分は疲れている…」と言っていました。

私にもあったなぁ、若い頃、いつもニコニコしていたのは皆に好かれたかったから。

現実世界で人間が、女性が生きていくことの難しさが伝わりました。

最後に、バービーが選んだのは、スタイリッシュなヒールではなく、汚れたサンダルでした。

それはリアル世界に戻ることです。

バービーはあえて、困難な世界で挑戦することを選んだのですね。

バービーにはケンと一緒に「理想のバービーランド」をこれからも作って欲しかったな。

でも、バービーランドには大勢のバービーがいます。

きっと彼女たちに任せることにしたんですね!

いつか、リアル世界で学んだことを「バービーランド」に時々戻って活かしてみてネ。

(感想、おわり)

 

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映画『バービー』の概要とキャスト

【概要】

・製作国:アメリカ
・公開:2023年7月21日
・ジャンル:コメディ
・上映時間:114分
・監督:グレタ・ガーウィグ
・主演:マーゴットロビー
ライアン・ゴズリング

【キャスト】

※「バービーランド」に暮らすのは、皆が「バービー」と「ケン」です。

☆主人公
・バービー=(マーゴット・ロビー演)
・ケン=(ライアン・ゴズリング演)

主演の二人の演技は見ていて好感が持てました!

ライアン・ゴズリングは歌も上手です~。

☆その他のバービー
・大統領バービー=(イレッサ・レイ演)
・ノーベル物理学賞受賞バービー=(エマ・マッキー演)
・売れっ子作家バービー=(アレクサンドラ・シップ演)
・医者バービー=(ハリ・ネフ演)
・外交官バービー=(二コラ・コフラン演)
・ジャーナリストバービー=(リトゥ・アリヤ演)
・人魚バービー=(デュア・リパ演)
・変てこバービー=(ケイト・マッキノン演)
・弁護士バービー=(シャロン・ルーニー演)
・判事バービー=(アナ・クルーズ・ケイン演)
・記者バービー=(リトゥ・アルヤ演)
・王女バービー=(マリサ・アべーラ演)

我が家にもいろいろな職業のバービー人形がいました…

実写の世界にも大勢が登場!
☆ケン
・ケン=(シム・リウ演)
・ケン=(チュティ・ガトゥ演)
・ケン=(キングズリー・ベン・アディル演)
・ケン=(スコット・エヴァンス演)

男が強い世界がある!それを知ったKenたちが男らしくなるシーンは見応えがありました!

☆その他のキャスト
・アラン=(マイケル・セラ演)
・グローリア=(アメリカ・フェレ―ラ演)
・サーシャ=(アリアナ・グリーンブラット演)
・マテル社のCEO=(ウィル・ヘレル演)
・ルース・ハンドラー(リーア・パールマン演)

 

この記事が、映画「バービー」をより深く知るための参考になれば嬉しいです。

 

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