こちらでは、映画『今を生きる』の名言を解説し、ご紹介します。
教師はロビン・ウィリアムズが演じました。
高校生の多感な時期に学問や夢にどう向き合うかを深く考えさせられました。
素晴らしい先生との出会いと別れがあり、最後のシーンは泣けました。
『今を生きる』映画のあらすじと感想もお伝えします。
「今を生きる」映画の名言を解説!
こちらでは、映画『今を生きる』のなかで心に残った名言をお伝えしますね!
名言①:「カーペ・デュアム」(今を生きろ)
この映画の日本語タイトルは「今を生きる」ですが、
この題名は、教師キーティング(ロビン・ウィリアムズ)の最初の授業から引用されました。
キーティングは生徒に「処女達へ」と言うタイトルの詩を読ませます。
「バラの蕾は早く摘め、時は過ぎゆく。今日咲き誇る花は明日は枯れる」
(咲き誇る花は明日は枯れる、枯れてしまう前にはやくバラのつぼみを摘もう)
この言葉をキーティングは「カーペ・デュアム」と言うラテン語に置き換えました。
その意味は「今を生きろ」
キーティングは作者の心境を語ります。
命あるものは必ず死にます。だが、その日がいつ来るのかは誰にもわかりません。
誰もが分かっているけど、日常生活のなかでは忘れています。
だから、「今を生きろ」
今、この瞬間を大切に生きること!
キーティングが生徒たちに伝えたかったこと。
名言②:自分だけの歩き方と方角を見つけよう
「自分だけの歩き方、方角を見つけよう。
それは、立派でも愚かでもかまわない。
この中庭は君たちのものだ」
中庭を歩く生徒達三人、最初はぎこちなく歩いています。
他の生徒達の手拍子もあり、三人の足並みが揃っていきます。
その時キーティングが生徒たちに言った台詞。
「自分の歩き方で人目を気にせず、好きな方向に、好きなように歩きなさい」
これは、生き方、心の在り方のこと!
キーティングが生徒たちに伝えたかったこと。
名言③:「おお船長、わが船長よ!!」
「おお船長、わが船長よ!!」
キーティングのはじめての授業シーンで「リンカーンに捧ぐ、ホイットニーの詩」をキーティングが説明しました。
「キーティングでも、おお船長、我が船長!!でも好きなように呼んでくれ」
と生徒達に言います。
そして物語のクライマックスにもこの名言が使われました。
ある事件で学校を辞めて出て行くことになったキーティングへ生徒達が別れの言葉として叫んだ台詞です。
はじめの授業では大して気に留めなかったこの台詞ですが、こんなに感動的なクライマックスの役割を果たすことになったんですね!!
もう一度観る時には、はじめの授業のこの台詞に注目して聞きたいなあ~と、思うのです。
映画「今を生きる」机の上に立つ意味は?
なぜ、机の上に立つのか?
突然、教壇の上に立ち生徒に問いかけました。
人は自分が見える世界や価値観だけで物事を判断しがちです。
「違う価値観」は時に悪とされ排除されます。
それでは同じものしか見えないし考え方も偏ります。
教壇の上に生徒を立たせ、違う景色を見せました。
「色々な方向から物事を捉え、見極めよう!」
キーティングが生徒たちに伝えたかったこと。
映画「今を生きる(いまを生きる)の簡単なあらすじ
時は1959年の新学期。
舞台は、バーモント州にある男子全寮制のウェルトン・アカデミー。
同校出身の英語教師、ジョン・キーティングが赴任する。。
生徒たちは、ノーラン校長の厳格な教育体制のなかで指導されていた。
キーティングの授業では、生徒たちに教科書を破らせて、「言葉の力、自由な感覚を大事にするように」と教える。
また、生徒を教壇に立たせて、「物事を別の視点から見ると世界が違って見えるんだ」と教えた。
生徒たちは、型破りなキーティングの授業にはじめは戸惑ったが、次第に触発されて、自由な生き方に目覚めていった。
生徒のニールは、学校の古い記録から、キーティングが学生時代に結成した同好会を知る。
そしてその同好会「デッド・ポエッツ・ソサエティ」を古い洞窟で仲間と一緒に再開させた。
彼らは、語り合うことで自分が本当にやりたいことは何かを自覚していった。
そして、自分のしたい生き方を行動に表すようになった。
ニールは、俳優を志望し、「真夏の世の夢」で舞台に立ったが、
舞台を観に来た父親はそれを許さず、怒ってニールを家に連れ帰った。
陸軍士官学校へ転校させられることになったニールは絶望し、拳銃で命を絶った。
キーティングは事件の責任を取らされ、辞職することになった。
最後に生徒の顔を見ようと教室へ入ると、
一番気が弱かったトッドがノーマン校長の制止を振り切り、机の上に立って叫んだ。
「オーキャプテン、マイキャプテン」
次々と他の生徒たちも机の上に立って叫んだ。
「オーキャプテン、マイキャプテン」
「ありがとう、みんな」
キーティングが生徒たちの心に与えた影響は大きかった。
映画「今を生きる」の感想!教師ロビンウィリアムズに感動
教師役のロビン・ウィリアムズがとても良くて。
多感な時期に少年たちが何を求めているのか?大人はどう彼らを導くのか?
素晴らしい先生との出会いがありました。
最後の別れのシーンは本当に泣けました。
物語の背景となる学校周辺の風景がとても美しかったです。
鳥が飛び立つシーンが若い男子生徒たちの成長とリンクするように何度も映し出され、
きれいだなあ~と思いながらこの映画を観ました。
生徒たちは、風変わりで型破りなキーティング(教師ロビンウィリアムズ)に徐々に惹かれていきます。
ニールは、キーティングが在学中に結成していた詩人の会を再結成します。
皆が語り合い、自分の考えを口にするうちに本当の想いや、やりたいことをみつけます。
若い彼らの純粋で前向きな行動が加速される様子をみていると
私もワクワクしました。
プレッシャーを感じながら過ごしていたトッドが口ごもりながら発表した詩は、
誰もが驚くほど芸術的でした。
そんな、青年たちの眠った力をキーティングは引き出していったのですね。
ニールは俳優を志すようになり、「真夏の世の夢」の舞台に立ちました。
素晴らしい演技に友人、教師も総立ちでしたが、父親は許さなかった。。。
絶望したニールが死を選んだ時には胸がつまり、ずっと涙が止まりませんでした。
ニールの死を知った友人たちが校庭に出ると雪景色でした。
親友のトッドは、思わず、So Beautiful…とつぶやきました。
これはニールの死を悼む表現だったのかなあと思いました。
事件の責任をとるかたちで辞職することになったキーティング。
最後に教室を訪ねます。
厳格な校長の制止を振り払い、机の上に立ったのは一番内気なトッドでした。
「Mrキーティング !
Oh Captain My Captain !!」
生徒が次々に机の上に立ち、叫びました
はじめての授業の詩の引用から、キーティングが呼んでほしいと言った名前でした。
「Thank you …Thank you boys 」
生徒たちを見つめたキーティングの目元は優しく、涙がたまっていました。
授業中に教壇の上に立ち、いつもと違う景色を見た生徒たち。
物事を違った側面から見ることの大切さを教わりました。
それは生徒たちにしっかり伝わったんだなあと、最後にとても感動しました。
今を生きる映画(いまを生きる)概要
•制作公開:1989年アメリカ映画
•ジャンル:ヒューマンドラマ
•監督:ピーター・ウィアー
•原題:Dead Poets Society(死せる詩人の会)
★ロビン・ウィリアムズ主演の学園ドラマ。
※第62回アカデミー賞脚本賞を受賞した作品。
今を生きる映画(いまを生きる)キャスト紹介
【キャスト】
•ジョン・キーティング(ロビン・ウイリアムズ)教師
•ニール(ロバート・ショーン・レナード)生徒
•トッド(イーサン・ホーク)生徒
•ノックス(ジョシュ・チャールズ)生徒
•チャーリー(ゲイル・ハンセン)生徒
•ノーラン校長(ノーマン・ロイド)
•ニールの父(カートウッド・スミス)
コメディアンとしても名高いロビン・ウィリアムズの温かい教師役が光っています。
気が弱いトッド役はイーサン・ホークが演じています。
「ガタカ」での名演が記憶に残っていますが、本作での生徒役はまだ若くてかわいい青年でしたね!
以上、
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
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