映画『おおかみこどもの雨と雪』のラストに感動しました。
気になったのは、おおかみとしての人生を選んだ雨は家族とその後どうなるのか?
雨より活発だった雪はおおかみになる選択はしなかったのでしょうか?
雪と草平のその後も気になります,,,。
映画『おおかみこどもの雨と雪』
一番気になるのは雪と雨を育てた花のその後です。
たくさんの謎を残すエンディングですが、
原作マンガを手がかりに考察していきます!
『おおかみこどもの雪と雨』のラストとその後を考察
その年は雨が続いて、山の自然が壊され、動物たちの生態に影響を与えました。
雨は花(母親)に自分の決意を伝えます。
「先生が足をけがしてもうすぐ死ぬ。
僕が先生の後を継いで、山を守っていこうと思う。」
それを聞いて、花は雨を止めます。
「あなたはまだ10歳でしょ?」
台風の影響で午後からの授業は中止になり、
家族が体育館へ迎えに来ています。
その頃、花は山へ雨を探しに行き、足を滑らせ滑落してしまい雪を迎えに行けません。
親が迎えに来ない草平くんと雪はお互いの話をしました。
雪は、自分が(おおかみこども)だと話すと、
草平は、「知っていたけど誰にも言わなかったし、これからも言わないよ」と約束してくれました。
山から落ちた花は夢の中の草原で「彼」(雨と雪の父親)に会っていました。
「彼」が花にお礼を言います。
「今まで子供たちをきちんと育ててくれてありがとう。
雨は大丈夫、もう大人だよ、自分の世界を見つけたんだよ」
花を見つけて安全な場所へ運んでくれたのは雨でした。
雨は山へ行く、、、おおかみになって。
滝を登っていった雨の雄叫びを聞いたとき、花はようやく安心しました。
「しっかり生きてね!」
次の春から中学生になる雪は寮に入りました。
花は今もあの山の家で静かに暮らしています。
時々、雨の雄叫びが山から聞こえてくると、
花は「彼」の遺影に微笑みます。
おそらく雨は家族とはもう直接的には会わないでしょう。
『おおかみこどもの雪と雨』のその後!雪と草平はどうなる?
『おおかみこどもの雪と雨』は全3巻のマンガが原作となっています。
映画版は原作に忠実に作られていますが、
マンガではオリジナルのエンディングがあります。
原作漫画から、雪と草平のその後を読み解きます。
中学生になり、寮で暮らし始めた雪から手紙が送られてきました。
手紙を受け取ったのは、実家で一人暮らしをする花です。
雪は新しい友達に囲まれ、学校では人気ものです!
どうやら順調に「人間」として生きているようですよ。
「雪、次の授業は理科室だって!一緒に行こう」
と草平が誘います。
雪は嬉しそうにうなずく。
雪と草平は同じ中学に通っています。
二人は今でも惹かれあっているみたいですね~。
『おおかみこどもの雪と雨』おおかみになった雨のその後は?
「雨はどうしてるかな?元気にしているといいな、、、」
雪は雨のことを気にしています。
一人暮らしをする花に時々桃が玄関に届けられます。
それを受け取る花は嬉しそうに雨のいる山を見上げるのです。
おそらく雨はもう家族と直接会うことはないでしょう。
しかし、「いつも見守っているよ~」というメッセージをその桃から感じ取れますね。
一匹おおかみの性格は雨の父親そっくりですよね!
以上、
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
※『おおかみこどもの雨と雪』のあらすじの記事も書いています。
よろしければこちらからお読みください。
※細田守監督の『サマーウォーズ』の記事も書いています。
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