こちらでは、映画『四月の雪』のあらすじと結末についてまとめています。
この記事では、インスとソヨンの二人は結ばれるのか?
あらすじと結末、ラストシーンとその後を考察してみました。
ラストはきっとハッピーエンド!でしょう。
「四月の雪」をさらに楽しんでいただくために、この記事がお役に立てると嬉しいです。
「四月の雪」のあらすじと結末を解説
こちらでは、「四月の雪」のあらすじと結末を分かりやすくまとめています。
ラストはきっとハッピーエンド!だと考察します。
理由は、ソヨンが望んだ「四月の雪」降るはずのない雪が本当に降ったから。
結末は、「四月に雪が降ったら素敵ね」と言ったソヨンの言葉を思い出し、インスが車を走らせているところで終わります。
二人はお互いの絆の強さを天が認めてくれたと感じたと思ったに違いありません。
「四月の雪」のインスとソヨンの出会い
「四月の雪」の主人公、インス(ぺ・ヨンジュン)の職業は照明ディレクターをしています。
仕事中に妻が交通事故にあったと連絡が入りました。
事故の現場はサムチョクという遠い街だそうです。
サムチョクの救急病院に駆けつけると、夫の交通事故に駆けつけた若妻ソヨン(ソン・イェジン)が青い顔をしていました。
インスの妻とソヨンの夫は二人とも意識不明でした。
インスとソヨンは共に伴侶の看護の為、サムチョクの宿に滞在することになります。
警察の説明では二人の伴侶は同じ車に乗っていて、衝突したあちらの車の若い男性は死亡しました。
どうして、自分(インスとソヨン)が見知らぬ相手と事故にあった二人は一緒の車に乗っていたのでしょうか?
車内にあった携帯電話とデジカメを見ると、二人の伴侶は不倫旅行中だったことが分かりました。
インスとソヨンは、亡くなった男性の葬儀を弔問しましたが、男性の家族に追い返されます。
お互いの妻と夫の不倫を知り、傷ついた二人はやり場のない思いを抱えながら互いの伴侶の看病を続けました。
インスとソヨンは、気晴らしに二人で食事に出かけた時、ソヨンが冗談ぽく言いました。
「私たちも不倫しちゃいましょうよ、目覚めた二人は驚くでしょうね」
ソヨンのやるせなさが伝わる言葉です。
そんなインスとソヨンは次第に心を通わせ、愛し合うようになるのでした。
「四月の雪」のラストシーン
インスとソヨンは、目を覚まさないお互いの伴侶の看病を続けていました。
ある日、ずっと意識不明だったインスの妻が目を覚ましました。
インスは目を覚まして回復する妻を助け、それを見たソヨンは涙をこらえました。
そして、ソヨンの夫は目を覚ますことがないまま亡くなりました。
インスがソヨンの夫の葬儀に行くと、ソヨンが白い装束で迎えてくれました。
ソヨンは消え入るくらい心細そうでしたが、インスは何もできませんでした。
ソヨンが死亡した夫の身の回り品の整理のためにサムチョクに戻ると、インスの妻は回復傾向にあり、インスト妻はソールの病院へ移る用意をしていました。
こうして二人は別れました。
インスとソヨン、二人はもう会うことはないのでしょうか?
ところが、四月だというのに雪が降ったのです。
インスは、「四月の雪が見てみたい」と言っていたソヨンの言葉を思い出しました。
今、インスは車を走らせています…。
「四月の雪」のラストシーンを考察!二人はハッピーエンド?
「四月の雪」のラストシーンです。
「四月に雪が降ったら素敵ね」と言っていたソヨンの言葉を思い出し、インスは車を走らせています。
ラストはきっとハッピーエンド!!だと考察します。
いったんはそれぞれの場所へ戻った二人。
インスとソヨンは思いを残しながら別れました。
二人が結ばれることはないんだな…と思うしかない状況でした。
ところが、四月だというのに雪が降ったのです。
インスは、「四月に雪が降ったら素敵ね」というソヨンの言葉を思い出しました。
そして、今、インスは車を走らせています。
インスは、ソヨンの元へ駆けつけるのではないでしょうか?
二人は結ばれるべきだと思います。
きっと、二人のその後はハッピーエンドでしょう。
「四月の雪」映画の感想
こちらでは、「四月の雪」韓国映画(2005年)を鑑賞した筆者の感想をお伝えしますね。
主人公のインスは「冬ソナ」のヨン様のままでした。
ソヨン役のソン・イェジンは大好きな女優さんで、映画「夏の香り」からのファンですよ。
最近ヒットした「愛の不時着」のユンセリより弱々しいけど透明感がありましたね。
ペ・ヨンジュンとソン・イェジンが主演する「四月の雪」を鑑賞してしっとりとした気持ちになりました。
登場人物が少なくて、会話が少ないのにインスとソヨンの表情に心を動かされるきれいな映画でした。
ペ・ヨンジュン演じるインスが妻の不倫を知り、自分の気持ちを持て余して雪を投げる様子がヨン様らしいシチュエーションだなと思いました。
冬ソナのチュンサンを思い起こさせるシーンでしたよね!
雪が似合う人だな…。
伴侶に不倫され、意識不明の相手を看病する同じ状況の二人。
気晴らしに食事に出た時インスがソヨンに聞いた「好きな季節は?」この質問が何気に好きです。
「春に雪が降ればいいのに…」こんな発想をするソヨンを優しく見つめるインス。
韓国ドラマの素朴で純真な雰囲気が心に残りました。
ソンイェジン(ソンへジン)演じるソヨンが消えてしまいそうに頼りなくて放っておけない雰囲気でしたね。
そんなソヨンが「不倫して二人を驚かせてやりましょうよ」なんて言うからビックリですけど、当然の気持ちかなとも思いました。
でも二人が惹かれたのはお互いの伴侶への当てつけではないですね。
こんなに自分と相性が良い相手が世の中にいたんだ…と徐々に二人の距離が近づく様子が美しく描かれていました。
ヨン様は33歳、ソン・イェジンは22才だったそうです。
久しぶりのヨン様と、若きソン・イェジンが好感度たっぷりで二人の姿が心に沁みました。
ソヨンは『愛の不時着』のユンセリより守ってあげたい印象でしたよ。
「四月の雪」の結末。
筆者は、ラストシーンはハッピーエンドだと信じています。
「四月の雪」のあらすじと結末についてのまとめ
「四月に雪が降ったら素敵ね」と言っていたソヨンの言葉を思い出し、インスは車を走らせています。
映画はここで終わりましたが、筆者はラストはきっとハッピーエンドだと考察します。
理由は、ソヨンが望んだ「四月の雪」が奇跡的に降ったから。
降るはずのない雪が四月に降ったのです。
二人は、お互いが一緒にいるべきだと天が認めてくれたと思ったに違いありません。
この記事が、映画「四月の雪」をより深く知るための参考になれば嬉しいです。
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