『天空の城ラピュタ』はジブリの中で一番好きな映画です!
主題歌の「君をのせて」が流れると本当に盛り上がりますよね~。
大人になっても二人の冒険を応援して熱くなる物語です。
こちらの記事では、映画『天空の城ラピュタ』のあらすじをまとめます。
よろしければ私の感想もどうぞ。
『天空の城ラピュタ』の概要!登場人物と声優
こちらでは、映画『天空の城ラピュタ』の概要、キャストと声優をご紹介します!
概要
●制作と公開:1986年の日本アニメ
●ジャンル:アドベンチャー・ファンタジー・アニメーション
●監督:宮崎 駿
●脚本:宮崎 駿
●原作:宮崎 駿
●制作:高畑 勲
●音楽:久石 譲
●主題歌:「君をのせて」(井上あずみ)
●キャッチコピー:「ある日、少女が空から降ってきた、、、」
登場人物と声優
●パズー(声:田中真弓)主人公・鉱山で働く少年
●シータ(声:横沢啓子)主人公・空から降ってきた少女
●ムスカ(声:寺田農)国の諜報機関の大佐
●ドーラ(声:初井言榮)空中海賊の頭領
●シャルル(声:神山卓三)ドーラの長男
●ルイ(声:安原義人)ドーラの次男
●アンリ(声:亀山助清)ドーラの三男
●ポムじいさん(声:常田富士男)洞窟で暮らすおじいさん
●モウロ将軍(声:永井一郎)軍の司令官
天空の城ラピュタ あらすじと結末
ドーラがシータに着替えを貸す部屋に若かりし頃のドーラの写真が貼ってあります。
なかなかの美人でした、注目してくださいね!
天空の城ラピュタのあらすじ⓵少女が空から降ってきた
※女の子はどのように?どうして?空から降ってくるのでしょうね。
そんな風に考えながら物語をみはじめました。。。
【あらすじ⓵】
ここは夜の飛行船、シータは謎の男ムスカに捕らえられていた。
そこへ空中海賊、ドーラ一家が襲ってきた。
シータはその隙にムスカに奪われた飛行石のペンダントを取り返し、窓の外へ出た。
窓に掛けた手がすべり、下へ落ちてしまう。
胸にかけた飛行石のペンダントが青い強い光を放ちながら、女の子(シータ)はゆっくり落ちた。
鉱山で働く少年パズーは、女の子(シータ)を受け止めた。
翌朝、パズーの家で目覚めたシータは、空に浮かぶ島ラピュタの絵を見る。
昔、パズーのお父さんが飛行船に乗っていて見かけた島らしい。
そこへ空中海賊ドーラ一家がシータを探してパズーの家へ押しかけてきた。
急いで二人が逃げると、前方から軍隊までもが追いかけて来る。
二人は逃げ込んだ廃坑でポム爺さんに出会った。
ポム爺さんがペンダントの石を見て言う。
「飛行石はラピュタ人が持つ高い技術で作られるんだ。」
すると、ペンダントが輝いた。
「飛行石が輝くときはラピュタが上に来ている時だ」
やっぱりラピュタは実在するんだ!
お父さんは本当にラピュタを見たんだ!!
パズーは嬉しかった。
天空の城ラピュタのあらすじ② 『リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ』
※胸のペンダント・飛行石はシータとどんな関係があるのかな?
続きが気になります。
【あらすじ②】
私の名前は『リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ』なの。
シータは飛行石を母からもらった時に聞いた自分の名前をパズーに告げた。
洞窟から逃げ出したパズーとシータ、今度は軍に捕らえられた。
軍と共に行動する諜報機関の大佐ムスカにより、
パズーは独房へ入れられてしまう。
ムスカが言うにはシータはラピュタ王国の王位継承者で飛行石はその証。
かつて高度な科学力を持っていたラピュタ王国は今でも天空に存在するらしい。
そして、空から落ちてきたラピュタのバラバラになったロボット兵を見せた。
シータは、独房にいるパズーを釈放してもらう代わりに、ムスカに協力することにした。
シータにさよならを言われ、悲しみにくれるパズーは家に戻る。
家で待ち伏せていたドーラは、「それでも男か!」と一喝した。
シータが身代わりになってパズーを助けてくれたのだと教えてくれた。
ドーラ一家もシータの持つ飛行石を追いかける海賊だった。
シータを助けたい!
僕も一緒に連れて行って欲しいとパズーはドーラに頼んだ。
天空の城ラピュタのあらすじ③ 『我をたすけよ、光よ、よみがえれ』
※こわい顔のドーラは見かけよりいい人なんだろうな~
それにしても、ラピュタてどんなところかな?
【あらすじ③】
軍の基地に拘束されたシータは子供の頃を思い出していた。
おばあちゃんから教えてもらった困ったときに唱えるおまじない。
「我をたすけよ、光よ、よみがえれ」
すると、胸のペンダントの飛行石から青い光が放たれた。
地下に横たわっていた壊れたロボットが息を吹き替えし動き出したのだ。
ロボットの封印が解けた?
シータが屋上へ出ると、ペンダントの石の光がいっそう強くなり、遠くの空を指す。
この先にラピュタ王国があると確信するムスタ。
ロボットはシータを守って軍の施設を破壊した。
そこへフラップターに乗ってドーラ一家とパズーが到着する。
「行こう、おばさん」とパズー。
「船長とお呼び!」応えるドーラ。
ロボットは倒れたがパズーはシータを奪還した。
シータはペンダントを落としてしまい、飛行石はムスカの手に渡った。
ドーラ一家に合流したシータはパズーに今までのことを話した。
自分がラピュタ王国の王位継承者であること。
飛行石が差す方向にラピュタがあること。
ムスカがラピュタを狙って何かを企てていること。
パズーはそんな悪いやつにラピュタを思い通りにさせないぞと誓った。
シータは光が指した方角を覚えていた。
ドーラ一家に仲間に加えてもらったシータは、飛行船タイガーモス号の皆から好かれた。
可愛くて優しくて料理上手。
パズーも鉱山で働く機械技師の技術を活かし船で活躍した。
軍とムスカを乗せた飛行船ゴリアテから身を隠すため、
タイガーモス号は大きな雲の中に隠れた。
パズーとシータは凧に乗り雲から出て見張りをした。
シータは太陽の位置が右にあることから進路がズレたと気が付く。
ドーラは積乱雲が迫っているのは、低気圧の中心に引き寄せられているからだと計算する。
早く逃げろと指示を出したが、
雲の下からゴリアテが砲撃してきた。
この雲は「竜の巣」だ、この向こうにラピュタがあるとドーラは悟った。
パズーも、お父さんが「竜の巣」を通ったあとにラピュタを見たと言っていたことを思い出した。
凧の糸が切れてしまい、嵐のような「竜の巣」を通りながら二人が投げ出された場所。
静まり返った緑豊かな古代遺跡。
ラピュタだった。
優しい園庭のロボットが二人を石碑まで案内してくれた。
素晴らしい自然、穏やかな庭園、水底に沈んだきれいな町を見るとラピュタが豊かで平和な国だったことがうかがえる。
天空の城ラピュタのあらすじ!結末は「バルス」
※パズーのお父さんが見たラピュタは実在した!
シータを支えながら、どうかラピュタを守ってほしいな~
【あらすじ・結末】
その時、軍の飛行船ゴリアテもラピュタに到着し、
ラピュタの城にある財宝をごっそり持ち出していた。
ドーラ一家は軍に捕まり、縄でしばられてしまった。
パズーは下から回り込み、ドーラ達の縄を切った。
ドーラはとっておきの大砲をパズーに渡した。
「持っていきな!」
その隙にムスカはシータを捕らえ、ふたたび飛行石を奪い取り、ラピュタの中枢を目指した。
今まで軍と行動を共にしてきたムスカは軍の無線を切り、全指揮を自分が取りはじめた。
怒った将軍はムスカをスパイとして追いかけた。
ムスカがシータを連れてラピュタの中枢に到着すると、
ラピュタ王国の象徴、巨大な青い飛行石がさんぜんと輝いていた。
ムスカはラピュタ語を解き明かしながらラピュタの科学技術を操作した。
「あなたは誰なの?」
自分もシータと同じ、ラピュタ王国の王位継承者だと明かすムスカ。
彼の名は、『ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ』
ラピュタの力を手に収め、世界を支配しようとしていた。
将軍が率いる軍がムスカを追ってきた。
ムスカはラピュタのロボット兵を操り、軍の兵隊を容赦なく排除した。
ムスカの非道に耐えかねたシータはムスカから飛行石を奪い、海に捨ててほしいとパズーに渡す。
しかし、シータを人質に飛行石を取り返そうとするムスカ。
パズーは滅びの言葉をシータと唱えることにした。
「バルス」
飛行石から強い強い光が放たれた。
ラピュタの城は崩れ始める。
ムスカは視力をうばわれ、がれきの下敷きになった。
ドーラ一家が心配しながらパズーとシータを待っていた。
そして再会を喜び、
フラップターに乗って崩壊するラピュタから脱出した。
ラピュタの城は崩れ落ちたが、
大きな根っこに囲まれた巨大な飛行石は上空へ上って行った。
ドーラ一家は「お宝をもらい損ねた」と言いながら、
ちゃっかり沢山の財宝を両手に持っていた。
パズーとシータはドーラ一家と別れ、
シータの生まれ故郷ゴンドラへ向かうのだった。
(おしまい)
『天空の城ラピュタ』の感想も!シータとドーラは似てる?
【感想】
パズーが空から降ってきた女の子(シータ)を助けたらラピュタを探す旅が始まりました。
パズーとシータは芯がしっかりしていて勇敢です。
二人は将来が楽しみな少年少女です。
空の海賊、ドーラ一家のボス、ドーラママは悪役として登場しました。
シータの持つ飛行石が欲しくて追いかけてきたのですが、
パズーとシータを仲間に入れてくれ後半は二人の保護者のような存在になりました。
海賊の首領で、3人の気の弱い息子たちのママでもあります。
一見、男勝りで大胆不敵、豪快で太っ腹、もちろんお金の計算が早い。
ところが、根はやさしくてとことん面倒を見るタイプ。
タイガーモス号でパズーとシータは見張り台に立ちますが、
「おばさんは見かけよりいい人だよ」とパズーが言います。
シータが身代わりになってパズーを開放してくれたことに
いち早く気が付いたドーラは頭の回転が速い女性です。
「それでも男かい!」とパズーを一喝します。
シータを助けるためにドーラ一家と一緒に行きたいとパズーが言うと
「40秒で支度しな!」とこれまた豪快な応対ぶりです。
言葉に優しさはなくても、気持ちに優しさを感じます。
軍の施設にシータを奪還に行ったときは
「女は度胸だ、お前たち援護しな」と真っ先に突っ込みました。
ドーラは威勢が良くて決断力があるのです。
シータのことを「私の若いころにそっくりだよ」などと言いますので、
息子たちは「シータがママみたいになるの?ほんと?」
と、首をかしげる始末。
考えてみれば、最初にムスカに捕らえられた飛行船からシータは勇気がありました。
逃げるためにムスカを後ろからワインの瓶で殴るという大胆さにはびっくりしましたよね。
はじまり、飛行船に監禁されていたシータの居所をつかんだのは、
ドーラが軍の将軍が打った暗号を解いたからです。
その後、何度暗号を変えてもドーラは暗号帳とにらめっこ、解析してしまうのです。
頭がいいんですね~
ドーラは飛行船の航路を算盤をはじいて計算していました。
私も小学校の時に算盤を習っていましたが、あんなに器用に算盤を使うドーラをかっこいいなあと思いました。
また、ドーラは飛行船の中でチェスを楽しんでいました。
趣味がチェスなんて、やっぱりかっこいいですよね。
見張り台に居て、太陽の位置が変わったことから航路がずれていることに気が付いたシータ。
それを聞いて、積乱雲が迫ってきていることと合わせて低気圧の中心だからすぐに逃げようと指示を出したドーラ。
この頭の回転の速さ、やっぱり二人は似ていますね。
「私の若いころにそっくりだよ」
シータのように可愛かったとか、美人だったというだけでなく、
聡明で行動力があるシータをドーラは気に入ったんだなあ、
と私は思いました。
ラピュタの城は崩壊したけれど、中枢にあった大きな飛行石は空高く昇っていきました。
きっと、ラピュタの精神はどこかで生き続けていることでしょう。
以上、
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
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