映画『アフターヤン』エイダは何者か?ヤンと少女とのつながりなどを考察します。
ヤンが恋をしたエイダ、彼女はどうして森の中で消えたのか?
近未来で働くAIロボットヤンが故障で動かなくなるところから物語は始まります。
映画『アフターヤン』の簡単なあらすじと感想もお届けしますね!
『アフター・ヤン』映画エイダの正体は?どうして消えたのかを考察
【二人のエイダについて】
AIロボットヤンが動かなくなり、修理に出すと体の中に毎日、短い動画が残されていました。
その記憶をたどっていくと、ヤンはエイダという女の子と付き合っていました。
エイダも、ヤンとの連絡が途絶えて心配して訪ねてくれました。
考察1
エイダの正体は?ヤンは再び同じ人を好きになったのでは?について考察します。
結論:ヤンの現在の彼女エイダは、初恋のエイダのクローンだったのです!!
AIロボットのヤンが、はじめて恋をした人間のエイダは死んでしまいましたが、新しく出会ったクローンのエイダは彼女の生まれ変わりだと思います。
動かなくなったヤンに彼女(エイダ)がいたことが分かりました。
エイダはクローンです。
さらにヤンの記憶をさかのぼると、以前に働いた家で恋をした女の子は事故で亡くなりました。
どちらの彼女も「エイダ」と言う名前です。
近未来ではクローンやAIロボットが人間と一緒に生活しています。
ヤンが、はじめて恋をした人間のエイダは死んでしまいました。
新しく出会ったクローンのエイダは彼女の生まれ変わりだったのではないかと考察します。
時を経て、初恋のエイダにまた会えたヤンはもう一度エイダに恋をしたのではないかと考えます。
考察2
ジェイクが林の中で会話していたエイダが突然消えてしまったわけは?
どうしてエイダが消えてしまったのか、私は首をかしげました。
これは、林の中で話していたエイダはクローンのエイダではなく、亡くなったエイダの意識だったのではないかと考えます。
『アフター・ヤン』映画 簡単なあらすじ
こちらでは映画「アフターヤン」のあらすじを簡単にまとめます!
あらすじ①
【あらすじ①】
ジェイク(父)とキラ(母)ミカ(養女)ヤン(兄)の4人家族。
ところが、ヤンが突然動かなくなったのです。
ヤンは『テクノ』と呼ばれる、精巧な家庭用ロボットです。
家族の一員として、家事の手伝いの他、主にミカのベビーシッターとしてこの家にやってきました。
養女ミカは中国系で、中国語やカルチャーも教えてくれました。
みかはヤンが動かなくなってから元気がありません。
あらすじ②
【あらすじ②】
ジェイクがヤンを修理に連れて行きました。
しかし、ヤンは再生品ロボットなので、上手く修理できそうにありません。
部品ディーラーを訪ねると、ヤンの身体の中のメモリーバンクを取り除いてくれました。
一日に数秒だけ動画が撮影できる部品が組み込まれていたのです。
ジェイクは自分の知らなかったヤンの生活や過去の映像を知り、涙を流します。
ヤンは、本当に大事にミカを育ててくれました。
ヤンは自分たち家族をどれほど温かい目で見つめてくれていたことか。、、、。
あらすじ③
【あらすじ③】
ヤンのメモリーの中でいつも笑っている女の子。
彼女の名前はエイダといいました。
ヤンは人間と同じように恋をしていたのです。
ジェイクはエイダとミカを連れて博物館で寝ているヤンを訪ねました。
エイダとミカはヤンに優しく触れ、悲しそうに語りかけるのでした。
あらすじ④
【あらすじ④】
ジェイクはヤンが一番初めに働いた家族の映像を観ました。
中国系の男の子が登場しました。
ヤンはこの家庭でも子供の世話や中国の文化を教えたのでは?
母親らしき女性は年老いて身体が弱っていきます。
ヤンは、女性のお世話もしたのではないでしょうか?
ヤンはこの女性の親類の女の子を好きになりましたが、彼女が交通事故で亡くなってしまいました。
そして、年老いた女性もお墓に入りました。
ヤンは何年も生きて、すでにいくつもの家族の死を経験していたのです。
あらすじ⑤
【あらすじ⑤と結末】
ヤンはもう復活しないようです。
博物館の展示にと勧められましたが、ジェイクもキーラもヤンを博物館で展示したくないと思っています。
ミカもヤンを忘れられないでいます。
ヤンはジェイクとキラとミカにとって本当の家族だったのですね。
(おしまい)
映画『アフターヤン』感想
【感想】
近未来にはヤンのような「テクノ」と呼ばれるAIロボットや、エイダのようなクローンと一緒に生活しているかも知れませんね!
とても自然に、ヤンはむしろ人間より感情豊かに人々を優しく見つめていたことが分かりました。
私の個人的な考察ですが、
初恋のエイダが死んでしまい、どれだけ苦しんだことでしょう。
でも、次の家族と暮らす中でクローンとして生まれ変わったエイダに再び出会い恋をしたなんて!
良かったなあ、何て素敵な出会いがあったのかとヤンの喜びを想像します。
どこにいても家族に愛されたヤン。
私たちが忘れがちな優しい思いやりの気持ちをヤンは持っていたんだなと感じました。
(ここまでお付き合い下さり、ありがとうございました。)
※『アフター・ヤン』映画の詳しいあらすじ・考察を別の記事でも書いています。
よろしければ、こちらからお読みください。

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