こちらでは、スターウォーズ4が第1話になっている理由についてまとめています。
1977年に第1作が公開されたアメリカのSF映画:「スターウォーズ/STAR WARS」は、その後シリーズ化されます。
第1作目のタイトルは『エピソード4/新たなる希望』です。
どうして1作目なのにエピソード4から作られたのでしょうか?
そこで、公開の順番と時系列を交えて解説しますね!
「スターウォーズ」映画全作品の構成と公開順
シリーズ作品は、本編3章9作品と、スピンオフ2作品が公開されています。
本編9作公開順
1)【旧三部作】エピソード④⑤⑥話: ルーク・スカイウォーカーの成長と活躍
2)【新3部作】エピソード①②③話: アナキン・スカイウォーカー(ルークの父)の過去
3)【続3部作】エピソード⑦⑧⑨話: ダース・ベイダーの後継者:カイロ・レーンが登場
「スターウォーズ」映画の公開順と時系列順の違い!
ジョージルーカス監督の脚本は、現在・過去・未来と3部作に分かれています。
しかし、映画公開順は、内容の時系列順ではありません。
映画公開順
1)エピソード④⑤⑥
2)エピソード①②③
3)エピソード⑦⑧⑨
2)エピソード①②③
1)エピソード④⑤⑥
3)エピソード⑦⑧⑨
になります。
第1作目
『スターウォーズ:エピソード4/新たなる希望』は④なので、
公開順は一番初めですが、時系列のエピソード順では4番目に当たるのです。
映画がエピソード4から作られた理由!スピルバーグ監督の言葉
スターウォーズの脚本は、現在・過去・未来と3部に分かれています。
公開第1作目がエピソード4なのは、現在版④から製作し、公開したからです。
公開当時は、「エピソード4/新たなる希望」の副題はつけられておらず、ただの「スターウォーズ」でした。
「エピソード4」の副題が付けられたのは、2作目が公開された後の1981年。
公開から4年後でした。
その理由をジョージルーカス監督の1994年のインタビュー記事よりまとめます。
脚本を書き始めると、
構想が壮大になり、とても1本の映画に収まらないことに気が付き、
過去・現在・未来の
3部作×3話=合計9話を想定しました。
出典:ジョージルーカス監督の1994年のインタビュー記事より
もう一度「時系列別にみていきます」
過去:新三部作
エピソード①
エピソード②
エピソード③
現在:旧3部作
エピソード④新たなる希望
エピソード⑤
エピソード⑥
未来:続3部作
エピソード⑦
エピソード⑧
エピソード⑨
になります。
「スターウォーズ」を3部作の真ん中(現在)から作った理由は?
ジョージルーカス監督は、一話で完結する分かりやすい物語を先ず作ろうと考えました。
予算が付きやすく、人々に受け入れやすい物語を優先しました。
第2作を公開する前は、シリーズ化までは視野に入れていませんでした。
第1作が予想以上の大ヒットを受けて現在版エピソード④⑤⑥を完成させました。
その後、過去版エピソード①②③が製作されました。
「スターウォーズ」映画がエピソード4から作られた理由のまとめ
ジョージルーカス監督の脚本は、現在・過去・未来と3部作に分かれています。
はじめに、一番分かりやすく受け入れられやすい現在版:ルークの成長(エピソード4)と活躍(エピソード4)を製作して公開しました。
第1話の予想外のヒットを受けて、現在版を完成させ、過去版、未来版の9作が完成しました。
私たちは、エピソード4の大ヒットのお陰で全9作を楽しむことが出来るのですね!!
本当に良かったな~と思います。
以上、
スターウォーズがエピソード4から作られた理由を簡単にまとめました。
(ここまでお付き合い下さり、ありがとうございました。)
※スターウォーズの見る順番のおススメ記事も書いています。
よろしければ、こちらからお読みください。

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