当サイトはプロモーションを含みます。

コラテラル映画あらすじ・キャスト・トムクルーズ悪役?意味と感想も~

サスペンス
Collateral Facebook公式より

映画『コラテラル』では、トム・クルーズが悪役に挑戦?

トムがどんな風に悪役を演じるのか気になって観た映画『コラテラル』

タクシー運転手のマックスの存在がこの物語には欠かせません。

二人の間には友情は芽生えたのか、、、。

映画『コラテラル』そのあらすじと感想をお伝えします。

スポンサーリンク

コラテラル映画 概要・意味・キャスト

【概要】

●制作と公開:2004年のアメリカ映画

●ジャンル:アクション・サスペンス

●監督:マイケル・マン

●主人公:トム・クルーズ

※『ヒート』のマイケル・マン監督がトム・クルーズとタッグを組みました~

【キャスト】

●ヴィンセント(トム・クルーズ)殺し屋

●マックス・ドローチャー
(ジェイミー・フォックス)タクシー運転手

●アニー・ファレル
(ジェイダ・ピンケット=スミス)検事

●ファニング刑事(マーク・ラファロ)

●空港の男(ジェイソン・ステイサム)

スポンサーリンク

コラテラル映画 あらすじ トムクルーズが悪役!コラテラルの意味は?

コラテラル(Collateral)=不運な巻き添え

真面目なドライバー、マックスはどのようにヴィンセントの犯罪に巻き込まれるのか?
そして、その後の二人の変化が見どころです。

コラテラル映画 あらすじ①     トムクルーズが悪役!コラテラルの意味は?

私はトム・クルーズが悪役を演じるのを初めてみました!
いつもと違うトムの魅力を楽しみましょう~

【あらすじ①】

アメリカ・ロサンゼルス

金属12年、真面目なタクシー運転手マックスには夢がある。

リムジンの会社を立ち上げることだ。

今晩もロサンゼルスの街を流し、乘せたお客は司法省・検事のアニーだった。

目的地に就くまでの時間を賭け、マックスが勝つ。

アニーは、ビジネスで困ったときにと自分の名刺をくれた。

次の客はアニーが入ったビルから入れ替わりに出てきたビジネスマン。

マックスがロサンゼルスの街を知り尽くし、腕がいいことを気に入ってくれた。

今晩、5件回ってほしいと一晩貸し切り600ドルの支払いを申し出た。

貸し切りは規則違反だが、、、マックスは引き受けた。

ビジネスマンの名前はヴィンセント。

ロスは好きではないと言う。

「ロスの地下鉄で男が死に、そのまま6時間死人だと気付かれなかった

何人も隣に座ったのに気付かれなかったんだ」

そう話してくれた。

1件目の目的地でヴィンセントをおろし、マックスは車の中で待っていた。

突然、タクシーの屋根に、上から人が落ちてきた。

そう、ヴィンセントは殺し屋だった。

落ちてきたのは、今夜殺す5人のうちの一人目のターゲット、

ドラッグディーラーのラモンだった。

殺した後、誤って窓から外へ落ちてしまったのだ。

ヴィンセントの態度は豹変し、脅されたマックスは死体をトランクに入れた。

こうしてマックスはヴィンセントの犯行に巻き込まれていった。

コラテラル=不運な巻き添え、まさにこの言葉がピッタリ。

マックスの最悪の時間がこうして始まった。

コラテラル映画 あらすじ②      2人目と3人目のターゲット

上品なビジネスマン、ヴィンセントの態度は豹変する。
トム・クルーズもこんな怖い顔をするんだあと興味を持って続きを観ました。

【あらすじ②】

二人目のターゲットを殺しに行っている間

ハンドルに手をつながれたマックスはクラクションを鳴らして人を呼んだ。

それを聞いてやってきたのは何と強盗で、ヴィンセントの黒い鞄を盗んでいった。

そこへ戻ってきたヴィンセントは容赦なく二人の強盗を殺し、

鞄を取り返した。

目の前で二人の殺しを見たマックスは落ち込んだ。

3人目のターゲットはジャズバーのトランペット演奏者。

さっきまで和やかに話していたのにマックスの目の前で殺された。

ヴィンセントは非情だった。

タクシー会社からマックスの母親が心配していると無線が入る。

いつもの習慣を変えるのは良くないからと、

入院中の母親を一緒に見舞った。

花を買ってくれ、話を聞いてくれるヴィンセントを母親は気に入ったようだ。

そのすきに、マックスはヴィンセントの黒い鞄を持ち出し、道路へ落として壊してしまった。

次のターゲットの資料がなくなってしまったのだ。

母親を殺すと脅され、仕方がなく勇気を出したマックスは、

ヴィンセントになりすまし、殺しの雇い主、フェリックスから

残り二人の情報が入ったUSB をもらうことに成功した。

マックスのリムジン会社を持つ夢について

ヴィンセントは言う。

さっき名刺をくれた女に電話しろ。

明日の朝、生きていたら電話しろよ。人生は短い」

マックスの運転で4人目のターゲットへ向かう。

途中、道路を獣が二匹横断した。

マックスは二匹が横断するまで待ってやった。

コラテラル映画 あらすじ③       4人目のターゲット

殺しに向かうタクシーの中で二人が交わす会話。自分の知らない相手の考え方にお互いがふと耳を貸す様子が気になりました。

【あらすじ③】

4人目はナイトクラブ・フィーバーにいるリムだ。

一人目の犠牲者、ラモンを訪ねたファニング刑事は

この殺人がフェリックス事件の証人を狙っていることに気が付く。

フェリックを訪ねた偽のヴィンセント(マックス)のタクシーから

マックスの身元が分かった。

そして、

ファニング刑事とFBIも次のターゲット、リムの所へ急行した。

フィーバーの店はディスコのように人がごった返していた。

ヴィンセントは用心棒を次々に殺しながらリムを殺害した。

マックスはヴィンセントと間違えられ危うく撃たれそうだったところ

ヴィンセントが助けてくれた。

ファニング刑事はマックスは巻き込まれただけだと見抜き、

彼を店から救い出したところを

ヴィンセントに撃たれてしまう。

自分を信じてくれた刑事を撃つことはなかったと憤るマックス。

そしてまた

5人目のターゲットまでマックスは車を走らせる。

コラテラル映画 あらすじと結末(ネタバレあり)

あの騒ぎの中、ターゲットを殺して自分の仕事をやり終えたヴィンセント。
集中力が強くて怖かったなあ。

【あらすじと結末】

マックスはやり切れなかった。

5人目のターゲット、ダウンタウンへ車を走らせていた。

どうしてそんなハートのない人間になってしまったんだ?

根本的に何かが欠けている。」

そう言うマックス。

フロイトも顔負けのタクシー運転手だなあ」

とあきれるヴィンセント。

夢は叶うことなく自分は年老いていく。
やるなら本気でやれ、先ずはリムジンの手付金を払え、
そして、あの女へ電話しろ

ヴィンセントはまた、早くリムジン会社を始めろとマックスに言うのだった。

マックスはどんどん速度を上げた。

俺は自分の生き方をしっかり考えていなかった。

プランを立てたいと思うだけだった。

あんたは宇宙から見たら人間は砂粒だと言う。

そういう考え方をはじめて教えてもらった

感謝するよ

失うものなんかない、やればいいんだ」

マックスはやけくそだった。

どんどん速度を上げ、とうとうタクシーは横転してしまった。

それとも、

タクシーを横転させてこれ以上の殺人を止めようとしたのか?

だが、、、二人とも生きていた。

ヴィンセントは車から抜けだして5人目のターゲットへ走った。

車からはい出たマックスは警察に捕まってもいいと思っていた。

しかし、ヴィンセントが残した資料が目に入る。

ヴィンセントが殺しに向かったのはあのアニーだった。

アニーはフェリックスの事件を担当する検察側の検事なのだ。

急いでヴィンセントの後を追い、電話でアニーに逃げろと伝える。

アニーの仕事場へマックスも急ぐ。

マックスはヴィンセントからアニーを守って二人で逃げる。

地下鉄に乗り込んだ二人をヴィンセントはしつこく追いかけてきた。

最後は撃ち合いとなった二人。

致命傷を負ったのはヴィンセントだった。

「地下鉄で死んでる男がいる。でも、誰にも気付かれない」

ヴィンセントはタクシーに乗り込んだ時と同じことを言った。

そしてシートに座り込み、静かに死んだ。

マックスとアニーは電車を下り街へ歩いて行った。

マックスの最悪の夜が開けた。

(おわり)

スポンサーリンク

映画コラテラル 感想と「コラテラル」の意味も~

【感想】

「コラテラル」どんな意味かな?と調べると、

(不運な巻き添え)と書いてあります。

まさにこの夜のマックスは不運にも最悪の犯罪に巻き込まれました。

アニーを乗せて自分の夢を語り、

事業に困ったときは電話をしてねと名刺をもらい気分が上向きだったのに。

入れ替わりにヴィンセントを乗せたことが不幸の始まりでした。

マックスはずっと怯えていました。

脅されてしかたなく死体を乗せ、

次の場所へと運転していました。

その間にヴィンセントの話、考え方を聞き、

それには決して同意できないけれど、

マックスの行動が少しずつ変わっていきます。

母親と話し込むヴィンセントの隙を見て、資料の入った鞄を持ち出し、

捨ててしまった時には、

今までのマックスと違う?と目を見張りました。

母親を人質にされ仕方なくヴィンセントになりすまし、

なくした残り二人の資料をもらいに行ったときは今にも泣きそうでしたよ。

それが開き直って、ヴィンセントが話していた言葉を連発し、

殺し屋っぽくふるまった時には見ていて面白いくらいでした。

でも、やはり優しいので、

資料をなくしたミスをした分、殺しの代金を割り引くとか、

さっき殺したトランペット演奏者があんたに謝ってたとか、、、

殺し屋らしからぬフォローの言葉が出てしまいました。

やっぱり、マックスは本当に根が優しいのだと思います。

根本的な考え方は逆だけど

そうだ、ものの見方、違った考え方があるんだ、とヴィンセントに教えてもらったことに

とりあえず感謝を述べます。

そして、

「失うものなんかない、やればいいんだ」と

ヴィンセントを乗せて車ごと突っ込みました。

ヴィンセントがこれ以上、殺しをしないよう二人で死んでもいいと思ったのでしょう。

最後はアニーを助けたい一心でマックスは大胆に変わりました。

厳重なガラスを開けるため、警官から奪った拳銃でガラスを撃ち、

中へ入りました。

今までのマックスには決してできなかったこと。

マックスはだんだん積極的になり、カッコよくなったと思います。

アニーを必死で守り、

地下鉄の最後の打ち合いは、必死に撃ったマックスが勝ちました。

でも、本当にヴィンセントは本気で撃ったのでしょうか?

どこかでマックスを殺したくない思いが残って

ほんの一瞬撃てなかったのではないかという気がしました。

ナイトクラブで自分も必死な中、撃たれそうなマックスを助けました。

あれ?ヴィンセントがわざわざマックスを助けた?

非情な殺し屋が私情をはさんだように思えました。

ヴィンセントは自分とは違う種類の人間、マックスが気になったから

あんなにリムジンの会社について後押しをしたんだと感じました。

獣を優しく見守り、横断を助けたマックスに感心していました。

二人のやり取りで心が動かされたのはヴィンセントも同じだったと思うのです。

ヴィンセントの最後の静かな死に方は、はじめの言葉通り、

誰にも発見されないロサンゼルスの地下鉄でした。

(あ、タクシーに乗り込んだ時と同じこと言ってる。)

「地下鉄で死んでる男がいる。でも、誰にも気付かれない」

孤独な静かな死に方がヴィンセントらしいなと、

最後はしんみりしてしまいました。

 

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました