こちらでは、映画「バニラスカイ」の最後の声は誰なのか?を4つの視点から推理してみました。
「バニラスカイ」のラストでは女性の声でデヴィッドが目を覚ましますが、女性の正体は明かされないまま映画は終わります。
そこで、「OPEN YOUR EYES」と声をかけた最後の声の女性が誰なのか?私の見解やネット上の声などをもとに考えてみました。
映画「バニラスカイ」を、より楽しんでいただくために、この記事がお役に立てると嬉しいです。
バニラスカイの最後の声は誰?女性の正体を4パターンで推理!
映画「バニラスカイ」のラストシーンでは、「OPEN YOUR EYES」と女性がデヴィッドに囁きます。
デヴィッドが目を開けてこの映画は終わり、最後の声の女性が誰なのかは視聴者の解釈に委ねられました。
最後の声はソフィアなの?ジュリーなの?
未来にいる誰かかも…?
こちらでは、4人の女性の可能性を挙げて女性の声の主を推理してみます。
推理①:ソフィアの声
「バニラスカイ」の最後の声の女性として、一人目に考えられるのはソフィアです。
しかし、ソフィアは150年後の世界には既に居ないため、最後の声の女性である可能性はありません。
デヴィッドは、大好きなソフィアと一緒に過ごす夢の世界から出ることに決めました。
そして、エリー社の冷凍催眠装置から目覚めるために屋上から飛び降りました。
しかしデヴィッドは、150年後の現実世界に行く前に、もう一度自分の夢の中のソフィアに別れを告げましたね。
デヴィッドが一番好きだったのはソフィアですから。
150年後の世界で「OPEN YOUR EYES」の声を聞いた時、「ソフィアなの?」と一瞬、期待して起きたのではないかと想像します。
推理②:ジュリーの声
「バニラスカイ」の最後の声の女性、2人目に考えられるのはジュリーです。
しかし、最後の声がジュリーだという可能性は、残念ながらないでしょう。
ジュリーはデヴィッドより先に交通事故で死んでいますし、150年後の現実世界にジュリーは存在しませんから。
ジュリーに罪滅ぼしをして欲しい気持ちはありますが、もうジュリーはいません。
「オープンユアアイズ」
映画のはじまりも同じシーンでしたよね。
誰に起こされたのか分からずデヴィッドが目覚めると、ベッドには当時付き合っていたジュリーがいました。
ジュリーが目覚まし時計に自分の声で「OPEN YOUR EYES」と録音していました。
しかし、映画のはじめの声はジュリーだとは断言できません。
映画のはじまりの「オープンユアアイズ」は、最後の声と同じ女性だと推測します。
つまり、150年後の未来の声は、映画のはじめとラストにつながります。
映画のはじまりは「オープンユアアイズ」の不思議な声の後、現実のジュリーの声でデヴィッドが起きました。
ソフィアに出会うのはこの後です。
推理③:150年後のまだ見ぬ女性の声
「バニラスカイ」の最後の声の3人目の候補は、まだ見ぬ女性です。
「デヴィッドが今までに会ったことがない150年後の女性」という可能性は高いでしょう。
150年後の世界で目覚めるわけですから、まだ見ぬ初めて出会う女性がこの声の主になります。
ラストの「オープンユアアイズ」は優しい声だと感じました。
デヴィッドが恵まれていて自分勝手だった時の自分を、今度こそやり直すきっかけの女性になると良いと願います。
推理④:エリー社の看護師の女性の声
「バニラスカイ」の最後の声の主の4人目は、エリー社の看護師の女性です。
デヴィッドは、エリー社との契約で死後に冷凍され睡眠装置の中で眠っていました。
その装置の中で150年後の現実世界に戻るわけですから、エリー社の看護師が「OPEN YOUR EYES」と起こしていると考えるのは現実的です。
ただ、ここまで映画を見てきた私たちには、現実的すぎて夢がない推理かも知れませんね。
バニラスカイの最後の声の女性は誰?のまとめ
映画「バニラスカイ」の最後の声の女性は誰か?を4人の女性を候補に推理しました。
結果は、現実的にはソフィアやジュリーではなく、150年後にデヴィッドが初めて出会う女性、または睡眠装置を扱うエリー社の看護女性だと考えました。
「バニラスカイ」のラストシーンは、デヴィッドが「OPEN YOUR EYES」と聞いて、パッと目を開けて映画が終わります。
最後の声の女性が誰なのかは視聴者の想像に委ねられました。
この記事が「バニラスカイ」をより深く知るための参考になれば嬉しいです。
※映画「バニラスカイ」の考察と解説の記事も書いています。
よろしければ、下記からお読みください。
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