こちらでは、映画「プラダを着た悪魔」のナイジェルへの裏切りについてまとめています。
ミランダは自分の地位を守るために側近のナイジェルを裏切りましたよね!
それを見たアンディは自分はこの世界で生きていけないと思った大切なシーンでしたね。
こちらでは、「プラダを着た悪魔」のナイジェルへの裏切りとその後について、ネット上の声などを参考に、私の見解をお伝えしますね。
この記事が、映画「プラダを着た悪魔」をより楽しんでいただくためのお役に立てれば嬉しいです。
「プラダを着た悪魔」ミランダのナイジェルへの裏切りの理由
はじめに、「プラダを着た悪魔」のミランダがなぜナイジェルを裏切ったのかを解説していきますね!
ミランダがナイジェルを裏切った理由は、自分の地位(ランウェイの編集長)を守るためでした。
ランウェイの上層部で、ミランダを失脚させる計画があり、パリ編集長(ジャクリーヌ)がミランダの席(ランウェイの編集長)に就く予定でした。
実は、ミランダは失脚計画を事前に知っていました。
ミランダは、自分の地位を守るために、「ナイジェルに約束した地位」(ジェイムズ・ホルトのパートナー)をジャクリーヌ(パリ支店長)に渡したのです。
長年、ミランダの右腕として支えてきたナイジェルは、ジェイムズ・ホルト(若手デザイナー)のパートナーとして初めて責任者になる予定でした。
しかも、その地位はミランダが推薦してくれたものです。
ところが、ミランダは自分がジャクリーヌに『ランウェイ』の編集長を取られそうになり、ナイジェルが就任するはずだった地位をジャクリーヌに渡しました。
そうすることで自分が今の地位から追いやられることを防いだのです。
ミランダは、大事な自分の右腕のナイジェルを裏切り、傷つけても、ランウェイの編集長としての自分の地位を守りました。
「プラダを着た悪魔」ミランダに裏切られたナイジェル!その後の反応は?
次にミランダに裏切られたナイジェルの反応について解説します。
映画『プラダを着た悪魔』のナイジェルは出世話がなくなり、意気消沈しましたが、こう言いました。
「彼女(ミランダ)はきっといつか、つぐなってくれるさ」
ガッカリしながらも、ミランダを一番よく知るナイジェルは、この仕打ちはミランダらしいと思った様子でしたね。
映画では、その後のナイジェルには触れられていません。
しかしナイジェルは、今までどおりミランダの一番の理解者として仕事に励んでいるでしょう。
自分の名前が呼ばれるとばかり思っていたナイジェルは、土壇場でミランダに裏切られました。
そこは絶対的権力を持つミランダ、躊躇はありませんでした。
尊敬し、尽くしてきたミランダにあっさりとナイジェルは裏切られたのです。
それでも、ナイジェルは引き続きミランダと仕事をしていくつもりです。
この世界で長年生きて来たナイジェルの覚悟を感じますし、ナイジェルはミランダの一番の理解者でもありますからね。
ミランダには、本当にいつかナイジェルにこの償いをしてあげてほしいと期待するばかりです。
映画「プラダを着た悪魔』ナイジェルへの裏切りを知ったアンディのその後を解説
最後に、ナイジェルの裏切りを知ったアンディの反応とその後について解説します。
ミランダから離れたアンディは本来自分がやりたかった新聞社の面接を受けました。
新聞社には、アンディを応援するミランダからのファックスが届いていました。
ちょっと、嫌味なメッセージでしたが、確実にアンディを評価するコメントでしたよ!
自分の地位を守るために、ナイジェルに約束した地位をジャクリーヌに渡したミランダをアンディは許せませんでした。
アンディは車を下り、ミランダから離れ、ミランダから連絡が入る携帯電話を噴水に捨てました。
こうしてアンディは目が覚め、本来の自分の道に戻ることにしたのです。
パリから帰国後、別れた恋人のネイトとも仲直りします。
そして、アンディは新聞社の面接を受けました。
この面接で、どうして、「ランウェイ」を途中で辞めたのか?と聞かれ、口ごもると…。
新聞社にミランダから自筆のFAXが届いていると聞かされました。
「彼女(アンディ)は今までで最も私の期待を裏切ってくれたアシスタントで、彼女を雇わないなら、あなた(新聞社)は大バカです」
これは、ミランダからアンディへの最高の誉め言葉!ですよね。
アンディは、新聞社から内定をもらい、自分の夢をスタートさせます。
その後、アンディはランウェイのビルから出てきて車に乗り込むミランダを見かけました。
アンディは笑って手を挙げましたが、ミランダは無視します。
でも、車の中の誰も見ていないところで、ミランダは嬉しそうに微笑んだのです。
これこそがミランダの生き方!ではないでしょうか。
「プラダを着た悪魔」のナイジェルへの裏切りについてまとめと感想
こちらでは、「プラダを着た悪魔」の私の感想をお伝えします。
アンディはナイジェルを裏切ったミランダと自分は違うと気づきました。
ミランダは、自分がランウェイの編集長であり続けるためには手段を選びませんでしたね。
「あなたは私と同類よ」と自信を持ってミランダに言われたけれど、アンディは自分は違うと思ったのです。
自分はこういう生き方をしたくない!
最後のアンディの選択はあまりにも清々しく、私は一瞬、戸惑いました。
ミランダから連絡が入る携帯電話を噴水に捨てた時です。
アンディはミランダの元で成長し、自分が本当にやりたかったことを思い出すことが出来ました。
ラストは彼氏とも仲直りし、自分の本来の生き方に戻ったアンディを私も応援したいです。
最後にあのミランダがファックスを書いて、最高の誉め言葉でアンディを応援したように。
この記事が、映画「プラダを着た悪魔」をさらに深く知るための参考になれば嬉しいです。
※映画「プラダを着た悪魔」のナイジェル別の記事も書いています。
よろしければ、こちらからご覧ください。
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