映画『ブレット・トレイン』
原作は伊坂幸太郎氏の「マリア・ビートル」がブラッド・ピット主演で映画化されました。
この小説を以前に読みましたが、すごく面白かった!!
アンラッキーな殺し屋、七尾ほか、個性豊かな殺し屋が新幹線で鉢合わせします。
その七尾をブラピがどんな風に演じてくれるのかな?
簡単なあらすじと感想をお伝えします。
映画『ブレット・トレイン』の概要とキャスト!原作について
原作は、『マリアビートル』(2010年・伊坂幸太郎)です。
概要
●制作と公開:2022年アメリカ映画
●日本公開:2022年9月1日
●ジャンル:アクション
●原作:マリアビートル(2010年・伊坂幸太郎)
●監督:デヴィッド・リーチ
●主人公:ブラッド・ピット
キャスト
●レディバグ(ブラッド・ピット)
原作:七尾(不運な殺し屋)
●プリンス(ジョーイ・キング)
サイコパスな女子高校生
原作:王子(頭のいい中学生)
●タンジェリン
(アーロン・テイラー=ジョンソン)
原作:蜜柑(レモンとペアの殺し屋)
●レモン
(ブライアン・タイリー・ヘンリー)
原作:檸檬(殺し屋、トーマス好き)
●木村雄一(アンドリュー・小路)
原作:木村雄一(渉の父、元殺し屋)
●エルダー(真田宏之)
原作:木村茂(木村の父)
●ホーネット(ザジー・ビーツ)
原作:スズメバチ(殺し屋・毒針を使う)
●ウルフ
(ベニート・A・マルティネス・オカシオ)
原作:おおかみ(殺し屋)
●マリア・ビートル(サンドラ・ブロック)
原作:まりあ(七尾に電話で指示する)
●ホワイト・デス(マイケル・シャノン)
原作:峰岸(裏社会の有力者)
●サン(ローガン・ラーマン)
ホワイト・デスの息子
原作:峰岸の息子
●木村渉(ケヴィン・アキヨシ・チン)
原作:木村渉(木村の息子で入院中)
●車掌(マシ・オカ)
●新幹線乗務員(福原かれん)
●モモもん:マスコットキャラクター
※マリア役のサンドラ・ブロックはカメオ出演です。
カメオ出演とは、サンドラのような大物俳優が短時間だけ出演して映画を盛り上げてくれる事です。
詳しくはこちらの記事にまとめたので、お読みください。
ブレット・トレイン 映画のあらすじを簡単に!(ネタバレなし)
簡単な仕事を請け負ったはずなのに!大勢の殺し屋に狙われる理由は?
ブレット・トレイン 映画の簡単なあらすじ
【簡単なあらすじ】
舞台は日本の新幹線:東京発ー京都行き
この新幹線には合計10人の殺し屋が乗っていた。
主人公はアンラッキーな殺し屋
レディ・バグ
エージェントのマリアからの指示で簡単な仕事を請け負った。
東京発の新幹線でブリーフケースを盗み、次の駅で降りるというものだった。
本来ならとても簡単な仕事のはずだった。
それなのにどうしても、次の駅で降りられない。
殺し屋が次々にレディバグを狙ってくるのだ。
9人も?
殺し屋の背景はそれぞれ、違う。
なぜ、レディバグは狙われるのか!?
狙われているのは、ブリーフ・ケースなのか?
それとも、レディバグ本人なのか?
ラストにこれら10人の殺し屋のつながりが分かるとき、
この映画の点が線で結ばれる。
映画『ブレット・トレイン』の気になる見どころは?(原作を読んで)
原作を読んで、映画の見どころをお伝えします!
女子学生プリンス(原作では少年・王子)
原作の王子は自分の手は汚さないが、結果、何人もが追い詰められ、死んでいます。
このように人の心理を操り、精神的に追い込むことに快感を覚える中学生。
王子とプリンスは男女、違いますが、
人が、見た目や物腰の柔らかさで騙されるのは同じだと思います。
私は先ず、この危険な美少女に注目してほしいと思います。
木村雄一とエルガー(木村の父親)
原作の木村雄一は元殺し屋ですが、今は警備員として真面目に働き、
息子・渉を大事に育てています。
その、渉の復讐をするために新幹線に乗り込みますが、逆に捕らえられます。
雄一の危険な状態を知り、父親エルガーが新幹線に乗り込んでくるのです。
渉→雄一→エルガー
この親子3代のつながりに注目したいと思います。
殺し屋タンジェリン(蜜柑)とレモン(檸檬)
タンジェリンとレモン、
このペアの殺し屋が持つブリーフケースをレディ・バグが狙うことから物語は始まります。
レモンは機関車トーマスに登場するキャラクターを人間社会になぞらえるのが得意。
原作の檸檬は蜜柑にしかわからないメッセージを
トーマスの友達、
パーシーと黒いディーゼル車を使って伝言します。
映画では、殺し屋タンジェリンとレモン
二人の信頼関係にも注目したいと思います。
ホワイト・デスとその息子サン
新幹線に乗っている殺し屋の背景はどこかでホワイト・デスに繋がっています。
原作では犯罪組織の有力者・峰岸が
誘拐された息子と身代金を取り戻すようを蜜柑と檸檬に依頼します。
それでは、他の殺し屋は誰にやとわれたのか?
皆、この峰岸を恐れながら自分のミッションを遂行しようとします。
映画でも、ホワイト・デスと殺し屋たちの関わりを推理しながら観ていきたいと思います。
5)前作「グラスホッパー」の世界観を引き続き意識
伊坂幸太郎氏の小説:殺し屋シリーズは
①グラスホッパー
②マリア・ビートル
③AX
の3部作です。
原作「マリア・ビートル」では、「グラスホッパー」の主要人物で、塾講師・鈴木が新幹線に乗り合わせています。
今作との事件の直接な関わりはありませんが、
映画で前作「グラスホッパー」との伏線があるのかどうか、気になります。
映画『ブレット・トレイン』の感想!殺し屋・七尾をブラピが演じる
【感想】
伊坂幸太郎氏の原作:「マリア・ビートル」がハリウッド版で映画化される!
しかも、七尾をブラッド・ピットが演るということで、とてもとても楽しみです。
七尾は、本当に殺し屋なのかしら?
と疑いたくなるほど、取りこぼしがあり、
何故かいつも不運に見舞われます。
でも、いざという時の頭の回転の早さ、
身のこなしは大変鋭いのです。
その七尾をブラッドピットがどのように演じてくれるのか、、、
映画では、どんな不運が待ち受け、解決していくのか?
そこが一番楽しみなところです。
また、木村の父親役を演じる真田広之は、私が子供時代からのアクションスター。
今では国際スターとして活躍していますね。
そして、
この映画『ブレット・トレイン』には、ほかにも国際舞台で活躍する日本人俳優・女優が名前を連ねています。
彼らの演技も応援したいな~と思います。
以上、
ここまでお付き合い下さり、ありがとうございました。
ブレットトレインについては、他にも記事を書いています。
こちらから、お楽しみください!
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