映画『ダイハード1』悪役はあの人でした！
「クリスマスなのについてない男」＝ジョン・マクレーン。
『ダイハード』映画シリーズpart1、あらすじ(ネタバレ）や感想をお届けします～
ブルース・ウィルスの代表作となりましたネ。
アラン・リックマンの悪役ぶりにも注目してください！
『ダイハード1』のあらすじを解説します。
Die Hard Facebook公式より
『ダイハード』映画 簡単なあらすじ（序盤）クリスマスなのに？
【あらすじ序盤】
ロサンゼルスのクリスマスイブ。
ニューヨーク市警のジョン・マクレーンは、
単身赴任中の妻ホリーが勤務する日系のナカトミ商事を訪ねた。
ホリーは、旧姓ジェネロを名乗り、
タカギ社長の右腕的存在だった。
夫より出世した妻をジョンは快く思っておらず、また口論になったが、
子供たちにも会いたい。
ナカトミ商事の高層ビルの一室では、
クリスマスパーティーが開かれているが、
ジョンはシャワーを浴びるため部屋に残った。
そこへ金庫室の4億ドルの債権を狙う強盗集団がビルを占拠し、
社員全員を人質にし、
パスワードを知らないと言ったタカギ社長はボスのハンスに射殺されてしまった。
別室にいて難を逃れたジョンは
強盗一味の一人を撃ち、起爆装置を奪った。
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『ダイハード』映画 簡単なあらすじ（中盤）
【あらすじ中盤】
強盗グループのリーダーハンスは、
高級スーツに身を包み、一見紳士的だが、
冷酷かつ冷徹な人間のようだ。
役に立たない者をとっさに切り捨てる。
金庫室のロック7つを手下に外させながら、
目に見えぬ敵、ジョン・マクレーンを殺そうと必死だった。
ジョンが火災警報装置や非常用無線で警察に連絡をすると、
パトカーの警官パウエルが巡回に来たが、
異常なしと報告して帰ろうとしていた。
そこでジョンが先ほどの死体をパウエルの車に落とすと、
ようやくただ事ではないと、警察が出動し
ビルを包囲した。
ジョンは警官パウエルと無線で
犯人の人数や特徴を知らせ、助けを求めた。
パウエルの上司は目に見えないジョンの存在を否定し、人質の存在を考えず、
SWATの突入を決めたが、ハンスに迎え撃ちにされてしまった。
その後FBIが到着した。
ハンスはテロリストを装った犯行声明を出したので
テロリストマニュアルどおり、
FBIは付近一帯の電源を落とした。
ハンスの狙い通り電源解除で金庫の7つ目のロックが外れ、
強盗グループは巨額の債権を奪うことに成功した。
地下には犯人たちが逃げるために車が用意されていた。
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『ダイハード』映画 あらすじと結末（ネタバレ）
【あらすじと結末】
犯人たちとの銃撃戦で疲労困ぱいしたジョンは
パウエルの無線に妻への伝言を頼んだ。
妻の出世を喜ばなかったことを
謝りたかった。
ずっと無線を通して
ジョンをはげまし続けたパウエルは、
「そういうことは自分で言えよ」と、
最後までジョンの味方だった。
犯人一味のカールはジョンに殺された弟の仇を討つため、
二人は一対一で闘いを繰り広げ、
なんとかジョンがカールを葬ることが出来た。
そして、ジョンは妻のホリーを探した。
ハンスはマスコミの報道で
ホリーがジョンの妻だと知り、
最後にホリーを盾にして逃げようとしていた。
だがジョンは背中に隠していた銃で逆襲し、ハンスを窓から突き落とした。
ところがハンスはホリーの腕時計につかまりながら、
二人を巻き添えにしようとする。
ジョンがホリーの時計を腕から外すと、
遂にハンスはビルから落ちて行った。
散々なクリスマスイブだった。
妻を抱えてビルから出ると、こちらを見ている警官が温かく迎えてくれた。
無線で励まし合ったパウエルだ。
その時、死んだはずのカールがまだ生きていて、銃を向けて追ってきた。
とっさに撃ち返し、
二人を救ったのはパウエルだった。
パウエルは銃を抜けないトラウマから抜け出すことが出来たのだ。
長い一日、
クリスマスイブが終わろうとしていた。
（おしまい）
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『ダイハード』映画は面白い！ 感想と考察：警官との友情/悪役に注目
【感想と考察】
私の青春時代の大ヒットアクション映画です。
冴えないけど人情味ある警官ジョン・マクレーン（ブルース・ウィルス）が
頭が切れてクールなヴィラン＝ハンス（アラン・リックマン）一味に一人で立ち向かい、
勝てっこないよーと思いながら、いつの間にか必死に応援していたのを思い出します。
＜私が面白かった点を二つ挙げます。＞
１）悪役のハンスが一般的な強面の悪党ではなく、
高級スーツを着こなし紳士然としていて意外な犯人である点です。
本当は、必要のない者はさっさと切り捨てる、冷酷極まりない人物なんですが。
ハンスはジョンに見つかった時、おどおどとして笑顔を作り、
人質が逃げてきたように見せかけ、アメリカン英語まで話し、その咄嗟の演技に感心させられました。
ただ、ジョンのほうが一枚上手で犯人一味が身に着けていた同じ時計に気が付きます。
それでも人質として会話をし、気が付かない振りをしましたネ。
やっぱり、ジョンはすごい警察官なんです！！
２）無線を通してパトロール警官パウエルといつしか友情が芽生える会話の数々。
警察官としてはパッとせず、妻の出世を喜べなかった夫ジョン。
パウエル（レジナルド・ヴェルジョンソン）は妻が妊娠中で大好物のドーナツを大量に買ってあげる優しくて家庭的な夫ですが、
過去に誤って子供を撃ってしまい、銃が使えなくなっていました。
お互い、スーパーヒーローではありませんが、人情味にあふれています。
そんな二人が励まし合いながら強盗一味に向き合います。
もう、ダメだ限界らしいと言うジョンが妻への伝言を頼むと、
パウエルは
「奥さんには自分の口から謝れよ」と励ましました。
最後に、死んだと思われた犯人に銃で狙われたジョンとホリーを
パウエルが銃を抜いて助けました。
銃が使えなかったトラウマを克服したパウエルを
ジョンも一緒に喜びました。
こんな、友情っていいですよね！！
追記
狙われたビルは日系の商事会社でしたね。
当時、アメリカや世界に進出していた
日本企業の勢いを思い出しました。。。
映画『ダイ・ハード』概要・ダイハードの意味
【概要】
●製作国：アメリカ
●公開：1988年
●ジャンル：アクション
●原作：『ダイハード』
ロデリック・ソープ
●監督：ジョン・マクティアナン
●主役：ブルース・ウィルス
※「ダイハード」の意味は、
（なかなか死なない）です。
そう、ジョン・マクレーンは簡単には死なない男なんです！
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映画『ダイ・ハード』 キャスト
【キャスト】
- ジョン・マクレーン
＝ブルース・ウィルス
（ニューヨーク市警の警官） - ハンス・グルーバー
＝アラン・リックマン
（強盗グループのリーダー） - アル・パウエル
＝レジナルド・ヴェルジョンソン
（ロサンゼルス市警の警官） - ホリー・ジェネロ・マクレーン
=ボニー・べデリア
（ジョン・マクレーンの妻で、
ナカトミ商事の重役） - カール＝アレクサンダー・ゴドノフ
（強盗グループの一員・ハンスの右腕）※アラン・リックマンは、「ハリーポッター」のスネイプ先生なんですよ！
以上
（ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました）
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