スティーブン・スピルバーグ監督の伝記映画
映画『フェイブルマンズ』
2023年/第80回ゴールデングローブ賞
(ドラマ部門)では、
作品賞と監督賞を受賞しました。
主人公サミーの母親ミッツィ役を好演した
ミシェル・ウィリアムズは、
最優秀主演女優賞にノミネートされました。
(受賞は『TARター』の
ケイト・ブランシェット)
そして、
2023年/第95回アカデミー賞で、
ミシェル・ウィリアムズは、
主演女優賞にノミネートされています。
主人公の母親、ミッツィは、経済的には裕福な家庭の主婦でありながら
コンサートピアニストを諦め、
家庭に入った役柄で、
自由な芸術肌の女性です。
「どうして、いつも世界の中心にいないと気が済まないんだ?」
と、息子サミー(主人公)にあきれられるほど、
自由かったつなお母さんと、
家族の中で悩みながら我慢を続けてきた、
感情の起伏が激しい母親を演じました。
ミシェル・ウィリアムズの現在の心境や、
過去の役柄、
意外なエピソードにせまります。
ミシェル・ウィリアムズの経歴 : スピルバーグ監督が自身の母親役に抜擢した理由は?
【スピルバーグ監督が自身の母親役に抜擢した理由は?】
〈サミーの母親、ミッツィはどんな女性?〉
芸術を愛する、才能豊かな音楽家、
コンサートピアニストをしていた、
芸術肌の人。
そして、
家族、子どもたちの為に、ピアニストを諦めたが、
自由奔放な性格と感性を持った人。
ミッツィは、サミーの映画つくりに強い影響を与えた母親。
〈スティーブン・スピルバーグ監督の
コメントより〉
「母親役を決める際に、数人の顔が浮かんだ。
その一人が、ミシェル・ウィリアムズだった。
彼女の雰囲気に懐かしさを覚えた。」
このようにスピルバーグ監督は、
ミシェル・ウィリアムズに、
不思議な直観を覚えた、と話しています。
<ミッツィ役を演じた
ミシェル・ウィリアムズのコメントより>
「ミッツィは、センスが良くて、自分のことをよく分かっている女性。
ミッツィの持つ、エネルギーや勇気に感化された。」
と、感想を話しています。
※映画『フェイブルマンズ』の記事も書いています。
よろしければ、こちらからお読みください。
ミシェル・ウィリアムズの経歴: デビュー・過去の作品
●1994年
14歳の時に『名犬ラッシー』で映画デビュー
●1998年-2003年
テレビドラマ『ドーソンズ・クリーク』で
ブレイク
●その後、インディペンデント作品を中心に活動
代表作は
●『ブロークバック・マウンテン』
(2005年)
アカデミー助演女優賞にノミネートされ、
注目される。
●『ブルーバレンタイン』(2010年)
アカデミー主演女優賞にノミネートされる。
●『マリリン7日間の恋』(2011年)
マリリン・モンローを演じ、
ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞。
●『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
(2016年)
アカデミー助演女優賞にノミネートされる。
●『グレイテスト・ショーマン』(2017年)
主人公の妻を演じる。
※ヒュージャックマンと歌って、踊っての掛け合いはとても良かったです~。
●『フェイブルマンズ』(2022年)
ミシェル・ウィリアムズの経歴 家族はいるの?
【家族のこと】
ミシェル・ウィリアムズは、あまり私生活を公表しない人ですが、
ウィキペディアなどによると、
●2005年に婚約した、ヒース・レジャーとの間に
長女があります。
(ヒース・レジャーとは、その後、
婚約を解消)
●2020年に演出家、舞台監督の
トーマス・カイル氏と結婚。
2020年:長男が生まれる。
2022年:第3子が生まれる
(トーマス・カイル氏は、ミシェルの主演ドラマ、『Fosse/Verdon』の監督でした。)
ミシェル・ウィリアムズの経歴: ライアン・ゴズリングと共演!
【ライアン・ゴズリングとの共演】
『ブルーバレンタイン』2010年は、
夢や希望にあふれた過去と、だんだん不満を募らせた苦しい現在が交錯する恋愛ドラマで
ライアン・ゴズリング(ラ・ラ・ランドの主人公)と共演しました。
仕事がかんばしくない夫を、
ライアン・ゴズリング。
ミシェルは努力の末、病院で働く資格を得て、
悩みながら夫と娘と生活する女性、
難しい役柄を演じました。
彼女の演技は高く評価され、
ミシェル・ウィリアムズは、アカデミー主演女優賞にノミネートされました。
ミシェル・ウィリアムズの経歴: ブロードウェイでもデビュー
【ブロードウェイ・デビューもしたの?】
2014年、ミュージカル『キャバレー』
=(1998年の作品のリバイバル)で
サリー・ボウルズとして
ブロードウェイデビューを果たしています!
そして、
2017年『グレイテスト・ショーマン』では
主人公役のヒュージャックマンの妻を演じ、
ふたりの掛け合いでもきれいな歌声を披露しています。
歌も歌える、実力派女優です。
ミシェル・ウィリアムズの経歴 まとめ
【まとめ】
ミシェル・ウィリアムズは、1980年アメリカ生まれ、現在42歳の女優。
映画監督の夫と、3人の子供を持つ、
母親です。
過去にはアカデミー助演女優賞、主演女優賞にノミネートされた実力派女優。
ブロードウェイミュージカル『キャバレー』で歌うほど歌唱実力者でもあります。
スピルバーグ監督の伝記映画、
『フェイブルマンズ』で、自由な感性を持つ主人公の母親を好演し、
2023年のアカデミー主演女優賞にノミネートされています。
アカデミー賞の発表は、3月12日です。
楽しみに発表を待ちたいと思います。
以上、
(ここまでお付き合いくださり、
ありがとうございました。)
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