映画『イニシェリン島の精霊』が
第95回アカデミー賞8部門で9ノミネートされました。
ケリー・コンドンは、主人公の妹役シボーンを演じ、
助演女優賞にノミネートされています。
マーティン・マクドナー監督とは過去にも共演をしている
ケリー・コンドンの現在の心境や、過去の役柄、意外な子供時代にせまります。
ケリー・コンドンの経歴アカデミー助演女優賞ノミネート・本人 【喜びの言葉】
ケリー・コンドン
第95回アカデミー助演女優賞ノミネート
【本人の喜びの言葉】
「自分の気持ちをうまく表現できるか分かりませんが、、、
幻か白昼夢のように感じています。
これは、私が生涯かけてずっと望んできたことです。
私と、「イニシェリン島の精霊」のキャストと、クルーのことを
評価してくれたアカデミー賞に感謝いたします。」
(アカデミー賞受賞の発表は3月12日です。
楽しみに発表を待ちたいと思います。)
ケリー・コンドンは、
主人公パードリックの賢い妹役を演じました。
シボーンは、閉塞感ただようこの島で、兄と親友の喧嘩の仲裁に入り、
自分自身のこの先の生き方を模索します。
シボーンがどうして島を出たのか?は、
「イニシェリン島の精霊」では大事な見どころです。
※「イニシェリン島の精霊」考察の記事で、詳しく書いています。
よろしければ、こちらからお読みください。
ケリー・コンドンの経歴 16歳で女優デビュー
【女優ケリー・コンドン誕生】
- 1983年生まれ
- アイルランドの女優
- 1999年「アンジェラの灰」で映画デビュー(16歳)
女優デビュー以前に演劇に出演しています。
●1997年に「ロンサム・ウエスト」の演劇でマーティン・マクドナー監督に出会う
ケリー・コンドンの経歴 子供時代は馬と育つ
【子供時代】
ケリー・コンドンは、アイルランドの田園地帯の出身です。
実家は、多くの馬を所有し、大きな農場を営んでいました。
父親が経営する農場で、走り回り、馬と一緒に育った子供時代。
ケリー・コンドンは騎手としても熟練しているそうですよ。
ケリー・コンドンの経歴 ロマンスは?
【ロマンス】
身長160、7センチでスタイル抜群のケリー・コンドン。
テレビドラマ「ROME(ローマ)」では、
ローマ女性の美徳の象徴として尊敬を集めた女性、
オクタヴィアを演じたほど
美しい女性です。
現在40歳の彼女ですが、
今のところロマンスは誰とも報告されていません。
ケリー・コンドンの経歴 過去の作品は?
【過去の作品】
1999年のデビュー後の作品を見てみましょう。
- 2000年「ラット・ゲーム」
- 2009年「終着駅 トルストイ最後の旅」
トルストイの晩年を描いたこの作品で、マーシャ役を演じた。 - 2005ー06年 テレビドラマ「ROME(ローマ)」注目される。
初代皇帝になるオクタヴィアヌスの姉、オクタヴィアを演じた。
「オクタヴィア=古代ローマで、横顔がコインとして発行された最初の女性。
ローマ女性の美徳の象徴として尊敬を集めた女性」 - 2015-22年テレビドラマ「ベター・コール・ソール」ステーシー役
- 2015年~アベンジャーズシリーズ/トニー・スターク所有のAIフライデーの声を担当
マーベルファンに人気が高い! - 2016年「スリービルボード」パメラ
(不動産会社の受付の女性)役 - 2022年「イニシェリン島の精霊」
シボーン役
ケリー・コンドン マーティン・マクドナー監督との出会い
【マクドナー監督との出会い】
ケリー・コンドンがマーティン・マクドナー監督と初めて顔合わせしたのは、
女優デビューの二年前、
●1997年に「ロンサム・ウエスト」の演劇が初舞台でした。
●2001年「イニシェリン島のビリー」の続編作品、
「ウィー・トマス」に出演。
(この2作は、続きのストーリーです。)
今回の「イニシェリン島の精霊」は別の話ですが、
これら3作はアイルランドのアラン諸島で撮影されており、雰囲気が似た作品です。
「ウィー・トマス」では、1年半にわたり、
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで出演しています。
ケリー・コンドンは、女優学校の出身ではありませんが、
マーティン・マクドナー監督の演劇作品の中で女優としての演技を学んだと話しています。
- 2016年「スリー・ビルボード」パメラ役
- 2022年「イニシェリン島の精霊」シボーン役
※女優デビュー前からマクドナー監督の作品に出演し、
最近のマクドナー監督の話題映画に続けて出演しています。
女優として大きく成長したことが分かりますね。
ケリー・コンドン コリン・ファレルとの関係は?
【コリン・ファレルとの関係】
主人公パードリックを演じたコリン・ファレルとは以前からの知り合いでしたが、
イニシェリン島の精霊では、兄と妹という身近な役柄だったことから、
こんなに緊密に仕事をしたのは初めてだったそうです。
3週間かけてふたりの住む家での撮影が行われました。
この間にふたりは、「あ・うん」の呼吸で演技が成立しました。
この、住まいの撮影は、イニシュモア島で行われ、
景観が澄んでいて演技にも投影された素晴らしいものになったと
ケリー・コンドンは語っています。
女優・ケリー・コンドンの経歴 まとめ
【まとめ】
1983年生まれ、現在40歳のケリー・コンドンは、
16歳で女優デビューを果たしたアイルランドの女優。
デビュー前から、マーティンマクドナー監督の演劇に出演し、共演がありました。
テレビドラマでも人気のシリーズに出演しています。
今作イニシェリン島の精霊では主人公の妹=シボーンという重要な役柄を演じ、
第95回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされました。
※「イニシェリン島の精霊」の考察の記事では、
シボーンが島を出た理由を書いています。
よろしければこちらからお読みください。
※マーティン・マクドナー監督の「スリービルボード」の記事も書いています。
よろしければ、こちらからお読みください。
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