映画『ソーシャルネットワーク』は、フェイスブック創業の実話。
私たちの生活にこんなにも溶け込んだフェイスブックの成り立ちが気になりました。
また、映画「ファイトクラブ」と同じ監督の作品と知り観てみました。
どちらの作品も面白いです!
『ソーシャルネットワーク』映画のあらすじと感想をお伝えします。
映画『ソーシャルネットワーク』あらすじ!FB創設から100万人突破まで
はじまりは、ハーバード大学内のソーシャルネットワークだった!
『ソーシャルネットワーク』映画のあらすじ①ハーバードのSNSをつくろう!
【あらすじ①】
2003年秋
ハーバード大学2年生のマーク・ザッカーバーグは
恋人エリカに別れを告げられる。
怒ったマークはブログにエリカの悪口を書いた。
さらに大学のコンピュータに侵入し、
女子学生の顔の格つけサイトFacemashを公開した。
すると、2時間で2万2千アクセスが集まり、4時間でサーバーがダウンした。
マークは大学の女子の嫌われ者になったが、
同時にプログラミングの腕を認められるようになった。
なぜ、Facemash はこんなに人気が出たのか?
マークは考えていた。
そこへマークを訪ねてきたウィンクルボス兄弟。
この兄弟は大学のトップ・エリートクラブとボート部に属していた。
彼らからHarvard.eduドメインと女子の出会いを目的とする
ハーバード・コネクションの制作を頼まれた。
マークはこのアイディアにヒントをもらい、
ソーシャルネット場に大学内の社交場を開設することを思いついた。
ハーバード大学の学内限定のソーシャルネットワークだ。
『ソーシャルネットワーク』映画のあらすじ②ザ・フェイスブックの誕生
【あらすじ②】
親友のエドゥアルドはファイナルクラブへの参加が認められた。
ファイナルクラブはハーバードの中に8つあるエリートクラブの一つだ。
マークはエドゥアルドに資金を提供してもらい、ザ・フェイスブックを完成させた。
そして、エドゥアルドのファイナルクラブのメールアドレスに一斉に流してもらった。
エドゥアルドに最高財務責任者(CFO)を依頼した。
エドゥアルドは利益を出すため、サイトに広告を付けようと言う。
クールなサイトを目指すマークはそれを却下した。
アイディアを盗まれたウィンクルボス兄弟から、サイト停止警告書が届いた。
『ソーシャルネットワーク』映画のあらすじ③登録者100万人へ
【あらすじ③】
Facebookは学内で大流行した。
ある晩マークはレストランでエリカを見かけて話しかけたが、冷たくされた。
そこで、Facebook をイェール大学・コロンビア大学・スタンフォード大学など
他の大学まで広げていくことにした。
ショーン・パーカーは音楽共有サイトNapsterの設立者。
Facebook に興味を持ち、マーク達に連絡してきた。
西海岸までスポンサーを探しに来たエドゥアルドはショーンの一人スピーチに疑問を持つが
マークは心酔した。
Theを取った方がクールだというショーンの意見を採用した。
2004年、Facebook は拠点を西海岸パロアルトに移した。
マークはプログラマーを雇って西海岸でサイトの改良作業。
エドゥアルドは東海岸でスポンサー探しをした。
ショーンの人脈を通してFacebook をどんどん広げていくが、エドゥアルドには相談がなかった。
マークとエドゥアルドの仲は揺らぎ始めた。
『ソーシャルネットワーク』映画のあらすじ④二つの訴訟
【あらすじ④】
ウィンクルボス兄弟はイギリスのボートレースに参加していた。
ヨーロッパでもFacebookが大流行していて驚く。
兄弟はついにマークに訴訟を起こすことを決めた。
Facebookはシリコンバレーのティールから出資を受けることが出来た。
マークとショーンはエドゥアルドが持つ30パーセントの株を0.03パーセントまで希薄化させた。
罠にはめられたエドゥアルドもマークを相手に訴訟を起こした。
FBは会員が100万人を突破したが、マークは二つの訴訟の審問を受けていた。
最後に新人弁護士のデルピーと話すマーク。
「ボクはわるい人間じゃないよ」
「知ってるわ、あなたはわるい人のふりをしているだけ」
デルピーが部屋から出て行くと
Facebookを開きエリカに友達申請をしようと思うマークだった。
追記
マークはウインクルボス兄弟とエドゥアルドに示談金を支払い、決着をつけた。
映画『ソーシャルネットワーク』の感想
【感想】
毎日使っているフェイスブック、
始まりはハーバードの学生内のサイトからだと聞いたことがありました。
このように、どんどん他の大学に広がり、
あっという間に世界中に広がったことを知りあらためて驚きました。
そして次々に改良が加えられて現在に至ることもよくわかりました。
日に何度もFBをチェックする女子学生を見て、わかるわかる、まったく同感です。
ただ、こんなすごいものを世の中に送り出したマークは
入れ違いに大事な友達を失ったことが残念です。
親友のエドゥアルドが居なければFBは世の中に出なかったと思うからです。
FBを一緒に創設したときの喜びは忘れてしまったのでしょうか?
脚本はマークの自叙伝ではないので違うところもあるのかな?と思いつつ、
やはりエドゥアルドの目線で映画を観てしまいました。
最後はウィンクルボス兄弟ともエドゥアルドとも和解をしたようですが、
残念な気持ちは消えません。
マークがフェイスブックを作るきっかけになった元彼女エリカ。
最後にマークはエリカに友達申請をしたのでしょうか?
でも、エリカは申請を承認しないのではないかなあ、、、と思いました。
『ソーシャルネットワーク』映画の概要!監督とキャスト
【概要】
●制作と公開:2010年のアメリカ映画
●ジャンル:ヒューマンドラマ
●原作:「facebook 世界最大のSNSでビル・ゲイツに迫る男」
アーロン・ソーキン著著
●監督:デヴィッド・フィンチャー
●主人公:ジェシー・アイゼンバーグ
※監督は「ファイトクラブ」のデヴィッド・フィンチャー氏
【受賞】
第83回アカデミー賞において、
●8部門にノミネート
●脚色賞・作曲賞・編集賞の3部門を受賞した。
【キャスト】
●マークザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)FB創始者
●エドゥアルド・サベリン(アンドリュー・ガーフィールド)マークの親友
●ショーン・パーカー(ジャスティン・ティンバーレイク)Napsterの設立者
●キャメロン・ウィンクルボス(アーミー・ハマー)ハーバード大学、エリートクラブ所属
●タイラー・ウィンクルボス(アーミー・ハマー)ハーバード大学、エリートクラブ所属
●ディヴィア・ナレンドラ(マックス・ミンゲラ)ハーバード大学、エリートクラブ所属
●エリカ・オルブライト(ルーニー・マーラ―)マークの元彼女
※エドゥアルド役のアンドリュー・ガーフィールドは、スパイダーマンを演じています。
娘と何度も観た作品、好感度が高い俳優さんです。
以上、
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
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