映画『アフターヤン』エイダは何者か?少女とのつながりは?
ヤンが恋をしたエイダ、彼女はどうして森の中で消えたのか?
近未来で働くAIロボットヤンが故障で動かなくなるところから物語は始まります。
私は今回、再び鑑賞し、もっとヤンに近づけた気がしています、、、。
映画『アフターヤン』のあらすじ(ネタバレ)と考察
感想もお届けしますね!!
『アフター・ヤン』映画エイダの正体は?どうして消えたのかを考察
【二人のエイダについて】
AIロボットヤンが動かなくなり、修理に出すと体の中に毎日短い動画が残されていました。
その記憶をたどっていくと、ヤンはエイダという女の子と付き合っていました。
エイダも、ヤンとの連絡が途絶えて心配して訪ねてくれました。
また、さかのぼってヤンの記憶をたどると、
ずっと以前に働いていた家族の中でヤンの初恋の女の子が同じエイダと言う名前で、
事故で亡くなっていました。
(詳しくは、下のあらすじ①~④と⑤結末からお読みください~)
【考察1】
エイダの正体:ヤンは同じ人を好きになったのでは?
ヤンに彼女=エイダがいたことが分かりました。
エイダはクローンです。
さらに記憶をさかのぼると、
以前に働いた家で恋をした女の子は事故で亡くなりました。
今回、私は再びの鑑賞で、どちらの彼女もエイダと言う名前だと知りました。
近未来ではクローンやAIロボットが人間と一緒に生活しており、
AIロボットのヤンが、はじめて恋をした人間のエイダは死んでしまいましたが、
新しく出会ったクローンのエイダは彼女の生まれ変わりだったのではないかと
考察します。
時を経て、初恋のエイダにまた会えたヤンはもう一度エイダに恋をしたのではないかと考えます。
結論:ヤンの現在の彼女エイダは、初恋のエイダのクローンだったのです!!
【考察2】
ジェイクが林の中で会話していたエイダが突然消えてしまったわけは?
どうしてエイダが消えてしまったのか、私は首をかしげました。
そこで、
林の中で話していたエイダはクローンのエイダではなく、
亡くなったエイダの意識だったのではないかと考えました。
いかがでしょうか?
『アフター・ヤン』映画 簡単なあらすじ(ネタバレ)
あらすじ①
【あらすじ①】
ジェイク(父)とキラ(母)ミカ(養女)ヤン(兄)の4人家族。
ところが、ヤンが突然動かなくなったのです。
ヤンは『テクノ』と呼ばれる、精巧な家庭用ロボットです。
家族の一員として、家事の手伝いの他、主にミカのベビーシッターとしてこの家にやってきました。
養女ミカは中国系で、中国語やカルチャーも教えてくれました。
みかはヤンが動かなくなってから元気がありません。
あらすじ②
【あらすじ②】
ジェイクがヤンを修理に連れて行きましたが、
ヤンは再生品ロボットなので、上手く修理できそうにありません。
部品ディーラーを訪ねると、
ヤンの身体の中のメモリーバンクを取り除いてくれました。
一日に数秒だけ動画が撮影できる部品が組み込まれていたのです。
ジェイクは自分の知らなかったヤンの生活や過去の映像を知り、涙を流します。
ヤンは、本当に大事にミカを育ててくれました。
ヤンは自分たち家族をどれほど温かい目で見つめてくれていたことか。、、、。
あらすじ③
【あらすじ③】
ヤンのメモリーの中でいつも笑っている女の子。
彼女の名前はエイダといいました。
ヤンは人間と同じように恋をしていたのです。
ジェイクはエイダとミカを連れて博物館で寝ているヤンを訪ねました。
エイダとミカはヤンに優しく触れ、悲しそうに語りかけるのでした。
あらすじ④
【あらすじ④】
ジェイクはヤンが一番初めに働いた家族の映像を観ました。
中国系の男の子
ヤンはこの家庭でも子供の世話や中国の文化を教えたのでは?
母親らしき女性は
年老いて身体が弱っていきます。
女性のお世話もしたのではないでしょうか?
ヤンは女性の親類の女の子を好きになりましたが、
彼女が交通事故で亡くなってしまいました。
そして、年老いた女性もお墓に入りました。
ヤンは何年も生きて、すでにいくつもの家族の死を経験していたのですね、、、。
あらすじ⑤
【あらすじ⑤と結末】
ヤンはもう直らないようです。
博物館の展示にと勧められましたが、ジェイクもキーラも
ヤンを博物館で展示したくないと思っています。
ミカもヤンを忘れられないでいます。
ヤンはジェイクとキラとミカにとって本当の家族だったのですね。
(おしまい)
映画『アフターヤン』感想
【感想】
近未来にはヤンのような「テクノ」と呼ばれるAIロボットや、エイダのようなクローンと一緒に生活しているかも知れませんね!
とても自然に、ヤンはむしろ人間より感情豊かに人々を優しく見つめていたことが分かりました。
私の個人的な考察ですが、
初恋のエイダが死んでしまい、どれだけ苦しんだことでしょう。
でも、次の家族と暮らす中でクローンとして生まれ変わったエイダに再び出会い恋をしたなんて!
良かったなあ、何て素敵な出会いがあったのかとヤンの喜びを想像します。
どこにいても家族に愛されたヤン。
私たちが忘れがちな優しい思いやりの気持ちをヤンは持っていたんだなと感じました。
(ここまでお付き合い下さり、ありがとうございました。)
※『アフター・ヤン』映画の詳しいあらすじ・考察を別の記事でも書いています。
よろしければ、こちらからお読みください。
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