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コーダあいのうたの最後の手話と考察!あらすじを結末まで

ドラマ
コーダ あいのうた 公式サイトより

「君はまだ17年しか生きていない」

自分の夢を諦めようとするルビーに音楽の先生は言います。

家族の中でただ一人耳が聞こえるルビーは、両親と兄の4人暮らし。

幼い頃から家族の通訳を努めてきたルビーに歌の才能があることが分かりますが、

聞こえない家族の為にこれからも自分が通訳をしなければと思い悩みます。

家族はルビーの夢を応援できるのでしょうか?

ルビーは家族から旅立てるのでしょうか?

最後にルビーの歌が家族の希望になるまでの物語。

映画『コーダ愛の歌』あらすじと最後の手話の意味を考察します。

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『コーダあいのうた』最後の手話と考察 感想も!

コーダ あいのうた 公式サイトより

【最後の手話の意味】

小指を立てて=I(アイ)

●人差し指と親指を立てて=L(エル)

●小指と親指を立てて=Y(ワイ)

「I LOVE YOU」(あなたを愛してる)

の意味です。

更に、人差し指と中指を交差させると、

「本当に」と強調されます。

「I REALLY LOVE YOU 」(あなた(たち)を 本当に 愛してる)

ルビーを見送る家族にこれ以上の感謝のメッセージはなかったことでしょう。

【考察と感想】

「君はまだ17年しか生きていない」

音楽指導のV先生の言葉は本当に的を得ていました。

幼い頃から、

複雑な交渉事や、感情が絡む大人の世界の通訳をしてきたルビーですが、

本当はまだ17歳なのです。

家族を守りたい気持ちが人一倍強く、

大人にならざるを得なかったルビー。

でも、

本当は気持ちを奮い立たせて生きてきたのではないでしょうか?

ルビーは不安な気持ちを一人で抱えてきたように思いました。

母:「あなたが生まれた時、ろう者でありますようにと祈ったのよ」

母は、自分の母親と気持ちが通じなかった不安から、

娘ルビーとは気持ちが通じたいと願いました。

母:「愛情いっぱい注いで育てたのよ。」

ルビーは家族に強い愛情をもらって育ったことを確信し、母親と抱き合います。

ルビーもずっと不安だったんですね、

自分だけ家族に溶け込んでいないと感じていたのではないでしょうか。

(この時、大人びたルビーが年相応の子供に見えました。)

家族が大好きだったから家族の為に頑張ってきたルビー。

今度は、家族がルビーの夢を応援する番でした。

兄は、家族の犠牲になるな、と言いました

父は、聞こえないルビーの歌を首に手を当てて聞こうとしました

(私が一番、泣いてしまった場面です。)

終盤、ルビーの夢を応援する家族の姿からは、

家族がルビーを深く愛していることが伝わりました。

そして、

ルビーがいなくなっても大丈夫だよと、

たくましくなっていく家族を見て

ルビーは安心して家を出ることが出来ました。

幼い頃からずっと家族を守ってきたルビーですが、

ルビーもまた家族に守られてきたのです。

最後の手話は、

●あなたを愛している

(家族からルビーへ)

●あなたたちを本当に愛している

とルビーが答えて旅立ちました。

ああ、ルビーも家族も前進できたんだなあと胸があつくなりました。

ルビーの才能を見つけて精一杯に応援してくれたV先生もカッコよかったなあ。

彼との出会いがルビーの人生を変えたのですから。

(感想と考察おわり)

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映画『コーダあいのうた』あらすじと結末

コーダ あいのうた 公式サイトより

海の街で漁業をしながら暮らすロッシ家。

耳が聞こえない父、母、兄の通訳係だったルビーは

高校生になり、歌の才能があることが分かった。

名門音大に行きたいという自分の夢を持ったルビー。

しかし、

家族を支えるルビーがいなくなると家族は困るのではないか?

ルビーと家族の選択は、、、。

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映画『コーダあいのうた』あらすじ ① ルビーはずっと家族を支えてきた

コーダ あいのうた 公式サイトより

【あらすじ①】

午前3時の目覚まし時計で父親を起こし、

兄と3人で漁に出るルビーはまだ高校生です。

船で魚を水揚げしながら大好きな歌を歌います。

獲った魚は船が着いた市場で仲買に売りますが、

ろう者の父と兄の魚はいつも買いたたかれ、低い値段を付けられるのです。

家族でただ一人、聴者のルビーが値上げの交渉をします

母親と父親の病院での通訳もルビーが手話で通訳に入ります。

家族にはルビーの通訳がなくてはならないのです。

そう、17歳のルビーは子供のころから大人の世界で生きてきました。

漁の後に学校へ行っても朝が早いから授業中に眠ってしまうルビー。

学校では、家族がろう者であることを遠回しにからかわれることもあります。

新学期のクラブ活動選択の日、

思いを寄せるマイルズと同じ合唱部に入部しました。

すると、

顧問のV先生はルビーに歌の才能があると気づき

マイルズとのデュエットの合唱ににルビーを選びました。

更に、

ルビーに名門音大バークリー校への受験を勧めてくれたのです。

自分もマイルズと同じ音大へ進みたい。

デュエットの練習で自宅へマイルズを招いたのですが、

家族の秘密を翌日学校で話してしまったマイルズに怒った

ルビーはマイルズに口を聞かなくなります。

そんな時、

政府から漁業組合への方針転換で漁業者は待遇に打撃を受け、

父と兄は自ら魚を売ることを検討します。

テレビの取材や、交渉事でルビーの通訳は以前より頻繁になり、

家族への支援を優先するルビーは

V先生の課題も出来ず、レッスンに遅刻し、

先生を怒らせてしまいました。

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映画『コーダあいのうた』あらすじ ②「君はまだ17年しか生きていない」

コーダあいのうた 公式サイトより

【あらすじ②】

「君はまだ17年しか生きていない」

V先生はルビーが家族の為に自分の夢を諦めないように

応援してくれます。

ルビーは家族にバークレー音大へすすみたいことを話し、協力を頼みます

しかし、今は家族の一大事、ルビーがいなくては立ち行かないと、

母に反対され、

とうとうルビーは爆発します。

私は家族抜きでは行動したことがないの。

私はただの通訳。

一生家族とはいられないわ。」

母は、ルビーが心配なのですが、、、。

「私たちのベイビーが行っちゃう。」(母)

あの子は、ベイビーじゃないよ、ずっと大人だよ」(父)

その晩、マイルズから謝罪のメールをもらったルビー。

翌日の家族の漁には付き添わず、

マイルズと湖で崖から飛び込んで楽しく過ごし、

ふたりは仲直りします。

しかし、ルビーが漁に同行しなかったことで、

ろう者の父と兄だけで漁に出たことは危険だと罰せられることになり

漁へ出ることを停止され、罰金まで課されました

家族会議で「船を売るしかない」という父。

私がろう者だったら良かった?」ルビーが母に尋ねました

母はルビーが生まれてきた時、

「ろう者でありますように」と祈ったそうです。

聴者の娘とは気持ちが通じ合わないのではないかと心配したからだと言いました。

自分と母親のように。

でも、ルビーは家族を深く愛しています。

自分が残って家族の為に働くことにしようと決意しました。

しかし、

兄は言いました

家族の為に犠牲になるな。

俺がなんとかする

コーダ あいのうた 公式サイトより

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『コーダあいのうた』あらすじと結末 家族の決断

コーダあいのうた 公式サイトより

【あらすじと結末】

ルビーは、学校のコンサートに家族(父、母、兄)を招きました。

3人はルビーの歌が聞こえないけど

母親が用意してくれた赤いワンピースを着て

楽しそうに歌うルビーを誇らしく見つめる家族。

そして、

マイルズとのデュエット

花形の演出です。

歌の一番は映像から音が消えます。

これは家族の音です。

二番目は音が戻りました。

聴衆は大きな拍手を送り、立ち上がります。

涙を浮かべている人もいます。

それを見て

父親はルビーの才能に気づきます。

その晩、外へ出た父を追い、

ルビーと父はトラックの荷台で一緒に星を見つめます。

父が、「どんな歌だったんだ?」

「俺の為に歌ってくれないか」

ルビーの首に手を当てて歌声を聞こうとする父。

そして、

父は泣き出し、娘を抱きしめました。

(涙)

翌朝、寝ているルビーのベッドまで父親が起こしに来ました。

今日はバークレー音大のオーディションの日なのです。

行くつもりがなかったルビーですが、

「どうせ追い出すなら家族で見届けなきゃ。」

母が明るく言います、兄も一緒です。

父の車で会場まで急ぎます。

普段着姿で、経験も乏しいルビーに審査員は期待している様子はなく、

おまけに楽譜を忘れたルビーはアカペラで歌うように言われました。

そこへ、

自分は卒業生だと入場し、伴奏を引き受けたV先生。

「青春の光の影」を歌うルビー。

ステージから向こうに応援してくれる家族が見え、

途中からは家族の為に手話を交えながら歌うルビー。

このルビーの進学への挑戦は、

「失ったものもあれば、得たものもある。」と

皆が納得し、

音大の合否発表を待ちます。

兄は自分が先頭に立ち、漁業協同組合を立ち上げ

母も漁師妻の仲間と打ち解けるようになります。

発表の日、合格の結果に家族は大喜び

マイルズとは離れ離れになりますが、

ふたりの関係は良い感じです。

また一緒に湖の崖から飛び込みました。

ルビーが乗る車を見送る家族。

最後の別れの手話は父、母、兄、ルビーが同じでした。

意味は、

「あなた(たち)を本当に愛している。」

以上、

(ここまでお付き合い下さり、ありがとうございました。)

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