『フォレスト・ガンプ 一期一会』この映画は彼の半生が描かれています。
「フォレスト・ガンプ」の意味は?これは彼の名前です。
では、フォレストガンプ が伝えたいことは何?
映画の考察やあらすじ・感想と共にお届けします。
フォレストの人生を導いてくれた最愛の母親。
ずっとフォレストが愛し続けた女性ジェニーの存在。
戦争で得たかけがえのない親友バッバや、ダン中尉。
彼らもまたフォレストから幸せをもらいました。
最後は、ジェニーからの意外な贈り物をもらいましたね。
え?そうなのね!でも、良かったなあ…と思えるラストでした。
『フォレスト・ガンプ』が伝えたいことは何?を解説します。
映画の考察やあらすじ、私の感想もお届けします。
フォレストガンプ が伝えたいことは?映画の解説と考察
【解説と考察】
「映画:フォレスト・ガンプが伝えたいこと」
生活力が弱いと思われたフォレストが強く生きて、幸運がめぐってきたのはなぜ?
以下の4点だと考察します!
母親は、フォレストが一人で生きて行けるよう、自分に自信を持って生きていくことを教えてくれました。
「あなたは普通のこと何も変わらないのよ」と言い続けました。
ひたむきな努力に、幸運が伴って、フットボールや軍隊、卓球のように自分の個性が最大限に伸びました。
ジェニーの存在はフォレストの生き甲斐でした。
ジェニファーがいるだけで、彼の気持ちを強くしてくれました。
フォレストは、自分に良くしてくれたバッバやダン小隊長を最後まで大切にしました。
その後、エビ採り漁船や、アップル株で大金持ちになりましたが、お返しが欲しくてした行為ではなかったのです。
①彼を愛し絶対的な味方になってくれた母親の導き
フォレストを見守り続けた、愛情深い母親の育て方が素晴らしかった
母親は、フォレストが一人で生きて行けるよう、自分に自信を持って生きていくことを教えてくれました。
「あなたは普通のこと何も変わらないのよ」と言い続けました。
母親はただただフォレストを愛し、彼の未来を信じ、フォレストをまっすぐ育ててくれました。
「あなたは普通の子供と何もかわらないのよ」
と言いってフォレストが自信を持って生きられるように導きました。
母親の最後の言葉は、「死は生の一部なのよ。」
「神様から贈られたものを大切に自分のベストを尽くしてね」
「人生はチョコレートの箱のように、開けて食べてみなければ分からないけど、どのチョコレートを選ぶかは自分自身。
自分で未来を切り開くのよ」と、最後は息子を信頼して本人にバトンを渡しました。
偉大なお母さんでしたね。
②純真な心を持ち、自分を信じてきちんとやり遂げたフォレストの根気良さ
純粋ににやりたいことを一生懸命したら、思いがけない結果が伴ったこと
ひたむきな努力に、幸運が伴って、フットボールや軍隊、卓球のように自分の個性が最大限に伸びました。
●ママは知らない人の車に乗ってはダメと言ったから、、、
スクールバスに乗るとき、運転手とお互いが自己紹介をして、
これで知らない人ではないからと乗り込みました。
正しい教えをきちんと守りました。
●フォレスト、走って逃げてね!
生涯想い続けたジェニーの言葉をずっと守りました。
その後、俊足が認められ、フットボールチームにスカウトされ、大活躍。
アメリカ代表にもなりました。
●軍対では、「ハイ」と言って上官に従うこと。
●決してピンポンから目を離さないこと。
●自分の得意なことを活かして、素直に取り組み、
仲間を思いやる優しい気持ちに、身体能力も助けてくれ、
除隊後には名誉勲章を受章しました。
また、アメリカ代表として中国とのピンポン外交を進めました。
フォレストは、自分は素直に言われたことを守り、努力しただけかもしれません。
そこに素直な優しい気持ちが加わったから、結果として自分と人を助けることにつながりました。
フォレストの優しさを見ていて、気持ちが洗われるようでした。
③ずっと想い続けたジェニーの存在がいつもフォレストに勇気を与えてくれた
生涯愛する人がいたことの自信
ジェニーの存在はフォレストの生き甲斐でした。
ジェニファーがいるだけで、彼の気持ちを強くしてくれました。
最後の最後にジェニーはフォレストの愛情こそが真実だと気が付きました。
自分が居なくなっても、二人の絆の息子を残して旅立ってくれました。
ジェニーが病気で亡くなったのは、とても残念ですが、
フォレスト・ジュニアを残してくれたことは、
フォレストの人生に大きな光を灯してくれたように感じました。
良かったなあ、、、と私も安心しました。
(フォレストガンプ IMDBより)
フォレストとジェニーは豆と人参のようにいつもいっしょだったと、表現されています。
子供の頃、誰も遊んでくれなかったフォレストと友達として付き合ってくれたジェニーを
フォレストは愛し、生涯想い続けました。
虐待を受けて育ったジェニーも人生につまずきながら一生懸命生きますが、
空回りしてうまくいきません。
でも、時々フォレストの元に戻って来て、
心からフォレストの幸せを望んでくれました。
フォレストはそんなジェニーを生涯愛したのです。
「世界で一番美しい名前=ジェニー号」を
エビ採り漁船の名前にしました。
この名前を付けたフォレストは流石だなぁと思いました。
ジェニーに会えなくても、彼女の幸せを祈りました。
彼女の存在そのものが、フォレストにいつも勇気を与えてくれたのだと思います。
「きみの言う通り、走っただけだよ。」
「きみも一緒に夕日を見てたよ。」
ジェニーはついにフォレストの元へ戻ってきました。
その時を、人生で一番幸せな時間だったと、フォレストは回想しています。
結婚しようと言うフォレスト。
「僕を愛せないかい?
利口じゃないけど、愛は分かってるよ」
「私なんかと、、、」
ジェニーはフォレストのまっすぐな気持ちに応えるには、
自分はあまりにもボロボロでふさわしくないと思い、
翌朝、そっと家を出たのでしょう。
ジェニーが居なくなり、放心して、とにかく走り続けた3年と2ケ月14日と16時間。
その後、手紙をくれたジェニーは病気だったけれど、
驚くことに、フォレストの子を育てていました。
ジェニーは最後の最後に、
自分の幸福を心から願ってくれるフォレストを愛します。
ふたりは結婚して、フォレストはジェニーを看病して見送りました。
悲しくて仕方がないけれど、ジェニーが残してくれた二人の子供と一緒に生きていきます。
ジェニーが存在するだけでフォレストは強く生きることが出来ました。
その思いに応えるかのように、
最後にジェニーは
フォレスト・ジュニアというかけがえのない贈り物を置いて旅立ったのだと思います。
④自分を助けてくれた友や上司を、心から尊敬し、恩返しをしたフォレストの誠実な態度
相手との出会いを大切に、打算なく人に誠実に接したら、相手も自分を応援してくれた
フォレストは、自分に良くしてくれたバッバやダン小隊長を最後まで大切にしました。
その後、エビ採り漁船や、アップル株で大金持ちになりましたが、お返しが欲しくてした行為ではなかったのです。
軍隊で出会ったバッバは、
きみは俺の相棒だ、故郷のエビ採り漁業を一緒にやろうと誘ってくれました。
ここでも自分を大事にしてくれる親友に出会いました。
戦地で一番に助けたバッバはお腹を撃たれて戦死してしまいましたが、
フォレストは友との約束を忘れませんでした。
バッバと自分の名前を入れて、
「バッバ・ガンプ・シュリンプ会社」を作りました。
思いがけない幸運が重なり、事業が大成功すると、売り上げをバッバの母親に渡しました。
バッバの母親は大金を見て倒れてしまいましたネ。
シュリンプ会社を始めたとダン元小隊長に手紙を書くと、
一緒に船に乗ってくれて、
命を救ってくれてありがとう、
と初めてお礼を言われました。
ベトナムでは、自分の尊敬する上官ダン小隊長を必死で抱えて助けましたが、
ダン小隊長は部下を置いてきたこと、
自分も両足を失い、これからどうやって生きていこうかと、
長く自暴自棄になっていました。
漁船に乗り海を眺めながら、生きていてよかったと思うようになったようです。
フォレストのお陰ですが、フォレストは気が付いていません。
「ダン小隊長は、神様と仲直りしました!」というフォレストの表現が素敵ですね。
ダン元小隊長がエビ漁の利益を投資してくれ、アップルが上場したので大金持ちになったフォレスト。
お金はそんなに要らないんだ、
というフォレストの言葉(=ママが言ってた)が
私に響きました。
友や仲間や上官を助けたフォレストはそうしないではいられなかっただけなのです。
こうして最後まで、自分に良くしてくれた人々を大事にしていたら、
大きな幸運がフォレストに返ってきました。
フォレストとジェニーの結婚式に、
義足を「新しい脚だ」と言って、
杖をついてフィアンセと歩いてきたダン元小隊長は、
軍隊にいた時より自信にみなぎっていました。
(感想と考察、おわり)
映画『フォレスト・ガンプ』フォレストを励ました大事な人の言葉
フォレストには周りに彼を励ました大切な人の存在がありました。
映画を観ていて、私が好きだったフレーズを書き出してみました。
【ママの言葉】
●知らない人の車に乗ってはダメ
●靴を見れば人が分かる
●人生はチョコレートの箱のよう、食べるまで中身が分からない。
●死は生の一部なのよ
【ジェニーの言葉】
●走って!フォレスト
(いじめっ子から追いかけられた時)
●勇気を見せずに走ってね。
(ベトナムへ赴任する直前)
【バッバの言葉】
●俺とお前は相棒だ
●一緒にエビ商売をしよう
●エビが食べ放題だぞ
●家に帰りたいよ(戦死する直前の言葉)
【ダン中尉のことば】
●これからどうやって生きていこうか
(戦争で脚をなくす大けがをしたとき)
●手紙をくれただろう?
(エビ漁船に参戦に来てくれた)
●命を救ってくれてありがとう、礼を言うよ
●新しい脚とフィアンセだ
(フォレストとジェニーの結婚式に参列)
【ドクター】(子供の頃、歩くための補助器具をつけてくれた医師)
●まっすぐに伸びたなあ
(大人になったフォレストの背中を見て)と、嬉しそうに。
映画『フォレスト・ガンプ 一期一会』あらすじ(ネタバレ)
フォレストは人より弱い部分があっても、まっすぐな心を持つフォレストは彼を笑う人よりそれ以上に優しい人々に助けられながら、自分だけではなく周りの人々まで幸福にしてくれます。
自分を信じて人を大事にするフォレストの生き方は、私に大事なことをたくさん伝えてくれました。
そして運までも味方にしてしまうのでした。
あらすじ①起
白い羽が宙を舞いフォレストの足元に落ちました。
街のバス停のベンチに座り、
隣の人々に自分の半生を回想します。
舞台は、アラバマ州・グリーンボウ。
フォレスト・ガンプ少年は平均より少しだけ知能指数が低く、
背中がわん曲していて、歩くのに支障があり、足に装具をつけています。
小学校入学には5点足りなかったのですが、
母親の熱意が通り、無事入学できました。
スクールバスに乗ると、生徒は誰も隣に座らせてくれません。
そのとき
「いいわよ」
と言って隣の席を明けてくれた女の子は
ジェニーでした。
フォレストとジェニーは仲良しになり、
豆と人参のようにいつも一緒に居ました。
フォレストをからかい、自転車で追いかけて来るいじめっ子から逃げていると、
足がどんどん早くなりました。
「走って、フォレスト!」
ジェニーの声が後ろから聞こえます。
高校に入ると、いじめっ子は自動車で追いかけてきました。
走って、フォレスト!
アメフトの試合に乱入してしまいますが、
コーチに俊足を認められたフォレストは
アラバマ大学に入学し、フットボールチームで大活躍。
全米代表にも選ばれ、ケネディ大統領から直接エールをもらったのです。
ジェニーも遠くの大学へ進み故郷を出ていきました。
あらすじ②承
フォレストは大学卒業後、
軍隊にスカウトされました。
(ジェニーの大学の寮を訪ねていくと、
多くの友人やボーイフレンドと楽しく過ごしていました。)
新人兵士たちと訓練所行きのバスに乗ると子供の時と同じ、みな隣に座らせてくれません。
アフリカ系アメリカ人のバッバだけが隣の席を空けてくれました。
バッバとはこの後ずっと親友同志になり、
エビ漁業をしている家族の仕事を継ぐというので
フォレストも一緒に仕事に参加しようと意気投合しました。
(ベトナムへ派遣される前にジェニーに会いに行くと、
大学を退学になり、ストリップ劇場でギターを持って歌っていました。
歌手になる夢が叶って良かった!
とフォレストは思いました。
ベトナムでは、勇気を見せないで走って!
とジェニーは言ってくれました)
その後、ベトナムに出征したフォレストとバッバ。
しかし、フォレストが助け抱えて来た時、お腹に銃弾を受けていたバッバは戦死します。
家に帰りたいよ、と言って、、、。
上官のダン中尉までを戦火から助けたフォレストでしたが、
ダン中尉は両足を切断する大けがを負いました。
他にも大勢の戦友を助け出したフォレストは、
帰国後、ジョンソン大統領から名誉勲章を贈られました。
その時、大勢の前で演説するフォレストの前にジェニーが現れますが、
反戦運動の仲間たちとまた車で去っていきました。
あらすじ③転
野戦病院で療養中に覚えた卓球は、
「決してピンポンから目を離さないこと」
一途に教えを守るフォレストに向いていました。
その後、卓球アメリカ代表選手に選ばれアジア遠征で中国に勝利し、
フォレストは帰国するとまたもや英雄扱いされました。
テレビのトーク番組では、ジョンレノンと共演します。
軍を除隊し、得たお金でバッバとの約束通りエビ採り漁船を購入し、
「バッバ・ガンプ・シュリンプ会社」を立ち上げました。
船の名前はジェニー号。
世界で一番美しい名前。
フォレストはいつもジェニーの幸せを祈っていました。
ダンもエビ採り会社に加わりました。
フォレスト・ガンプ船長とダン一等航海士の誕生です。
しかし、一向にエビが採れず途方に暮れていると、
ハリケーンが襲来し、沖へ出ていて難を逃れたのはフォレストの漁船のみで、
大漁にも恵まれ、エビ採り漁船事業は大成功を治めました。
人生の未来が見えなかったダンも希望を持つようになりました。
「命を救ってくれた礼を言うよ。」
ダン小隊長は神と仲直りした。
(フォレストの言葉)
そして、フォレストのお金をアップル社の上場前に投資してくれたので、
アップル社が上場すると、フォレストは億万長者になったのでした。
しかし、そのお金を半分バッバの母親に渡すと、
あまりの大金に
彼女はビックリして倒れてしまいました。
残り半分もあちらこちらに
多くの寄付をして、自宅へ帰ると、
愛する母親が病床の床についていました。
病気なの?
じきに死ぬのよ
怖がらないで、生の一部よ。
最高のママだったよ。
神様からの贈り物を大切に生きるのよ
僕の運命は?
自分で見つけるのよ。
人生はチョコレートの箱と同じ、食べるまで中身が分からないの。
フォレストはママに花の付いた帽子を買ってあげました。
フォレストは一人ぽっちになり、
屋敷の芝生を刈りながらジェニーを想いました。
(野戦病院で、ジェニーに出した手紙は宛先人不在で全部返って来ました。
ジェニーが薬で身体がボロボロになり、死ぬほど思い詰めていたことを、フォレストは知りません)
すると、本物のジェニーが訪ねてきたのです。
『生涯で一番幸せな時間でした。』
エビのこと、ママのこと、卓球のこと、
フォレストの話をずっと静かに聞いてくれました。
ジェニーは新しいシューズを買ってくれました。
ダンスも教えてくれました。
フォレストはジェニーに結婚を申し込みました。
結婚しよう
いい夫になるよ。
分かってるわ。
でも、私なんかと、、、。
僕を愛せない?
利口じゃないけど愛は分かってるよ。
その晩、フォレストの寝室にジェニーが訪ねてきました。
フォレストを愛していると言ってくれました。
しかし、
翌朝またジェニーは去って行ったのです。
あらすじ④結末
フォレストはジェニーにもらったシューズを履いて走りました。
とにかく、走りたくなったのです。
そしてとうとうアラバマ州を横断します。
走って、走って、走って
ママ・ダン・バッバ・そしてジェニーを想いながら。
彼は何のために走るのか?
女性権利?
動物愛護?
環境問題?
マスコミは連日フォレストが走る理由を議論しました。
フォレストはただ走りたかっただけなのに。
フォレストはヒーローになりました。
後ろに大勢が続いて走ります。
走る中で事業のアイディアを思いついて大成功した若者が続出しました。
ある日立ち止まって言いました。
「疲れたから、家へ帰る!」
3年と2か月、14日と16時間走りました。
家に帰ると、ジェニーから手紙が来ていました。
テレビのニュースで走るフォレストを見て連絡をくれたのです。
訪ねていくと、小さい男の子がいました。
ママになったの?
息子の名前はフォレスト、父親と同じ名前よ。
父親が僕なの?
いい子だね、でも頭は?
お利口よ、とても頭がいいの。
ジェニーは病気でした。
僕の家で看病するよ。
結婚してくれるの?
ふたりは結婚式をあげます。
ドレス姿のジェニーはきれいでした。
ダン中尉も出席してくれました。
杖をつきながら、新しい脚でしっかり歩いていました。
フィアンセのスーザンも一緒でした。
フォレスト、ジェニー、ジュニアの三人は並木道を散歩しました。
静かな幸せな時間でした。
ベッドに横たわるジェニーにベトナムの砂漠の日の出の話をしました。
一緒に観たかったわ
きみもそこにいたよ
フォレストの心の中にはいつもジェニーが一緒に居たから。
ジェニーの最後の言葉はI love you.
いつも一緒に遊んだ木の下にジェニーを埋めました。
ジェニーがつらい子供時代を過ごした家はブルドーザーで壊しました。
フォレストは「悲しいよ」と言います。
「ジュニアは元気だよ、卓球を教えてること、絵本を呼んでいること」をお墓に報告します。
そして、ジュニアからの手紙をそっと置きました。
ママは死は生の一部だと言ったけどジェニーの死は悲しかった。
ラストシーン
丸太のベンチに腰掛けてバスを待つ、フォレストとジュニア。
お婆ちゃんがよく自分に読んでくれた絵本を読んであげます。
おさるのジョージの絵本です。
フォレスト・ジュニアはスクールバスに乗りました。
運転手と自己紹介をし合ってから。
知らない人の車に乗ってはダメ、
お婆ちゃんの教えをジュニアにも教えました。
白い羽が宙に舞いました。
映画の始まりと同じ羽。。。
この羽は、ずっとフォレストを見守ってくれたんですね!
(あらすじ、おしまい)
『フォレスト・ガンプ』が伝えたいことは?まとめと感想
フォレスト・ガンプは、
相手の言うことを全部真に受けてしまい、空気を読めないときがあります。
それでも、まっすぐな気持ちを持つフォレストは、
母親の導きや足が速いという身体的能力を活かして自分の人生を切り開きました。
あなたは普通の子供だよと、母親が精一杯の励ましと知恵で育ててくれたフォレストには
本当に幸運がめぐります。
本人は、無意識なのですが、
人に親切にすることで自分に幸運が巡りました。
親切にされた人にとことん恩返しするフォレストの姿に心が洗われるような感動を受けました。
最近読んだ本に、恩返しではなく、恩送りという言葉がありました。
恩は、与えた人からは返ってこないかもしれないけど、
きっとどこかで見ていて感謝してくれる人がいる。
映画『フォレスト・ガンプ』が伝えたいことは、
タイトルの通り!一期一会を大事にすること。
その時その時の出会いを大事にしたフォレストには幸運が巡って来た。
素直にお互いを思い、助け合うことのすばらしさ。
これはフォレストが私に教えてくれたこと。
映画「フォレスト・ガンプ一期一会」概要・キャスト・受賞
【概要】
●製作:アメリカ
●公開:1994年
●監督:ロバート・ゼメキス
●原作:ウィンストン・グルーム
「フォレスト・ガンプ」
●主演:トム・ハンクス
【キャスト】
●フォレスト・ガンプ=トム・ハンクス
(主人公)
●ミセス・ガンプ=サリー・フィールド
(母親)
●ジェニー・カラン=ロビン・ライト
(幼なじみの女の子)
●ダン・テイラー=ゲイリー・シニーズ
(陸軍の上官)
●バッバ・ブルー
=ミケルティ・ウィルアムソン(軍隊の親友)
【受賞】
第67回アカデミー賞・受賞
●作品賞
●監督賞(ロバート・ゼメキス)
●脚色賞
●主演男優賞(トム・ハンクス)
●編集賞
●視覚効果賞
(ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。)
※トム・ハンクス主演の映画『めぐり逢えたら』の記事も書いています。
よろしければ、こちらからお読みください。
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