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太陽がいっぱいのラストシーンを考察!結末はどんでん返し?

サスペンス

アラン・ドロン主演の『太陽がいっぱい』を鑑賞しました。

ミステリー作家パトリシア・ハイスミスの原作小説を、ルネ・クレマン監督が映画化した犯罪サスペンス映画。

アラン・ドロンは美男子として代表的な俳優ですよね、私も大好きです。

しかし、映画で演じたトムはどこか陰のある青年でした。

また、この映画と音楽はセットのように強く記憶に残ります。

そして、最後のシーンはあまりにも印象的で怖かったです。

こちらでは、映画『太陽がいっぱい』のあらすじを考察したいと思います。

よろしければ、私の感想もお伝えしますね!

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映画『太陽がいっぱい』ラストシーンを考察!結末はどんでん返し

トムは賢く機転が利く青年ですが、貧しい境遇のためフィリップやその友人からバカにされていました。

貧しいトムは劣等感を持ち、傷つきながらフィリップへの嫉妬心と復讐心を募らせました。

トムは、フィリップを自殺に見せかけて殺し、財産を奪い取る完全犯罪を実行しました。

ラストシーンは、イタリアのイスキア島の海辺のビーチチェアで穏やかに寝そべるトム。

マルジュから、フィリップのヨットを次のオーナーへ引き渡すため、仲買業者と立ち合いが行われています。

フィリップの父親も到着しました。

トムは、フィリップを自殺に見せかけて殺し全財産を奪いましたが、完全犯罪はこの後崩れることになります。

なぜなら、ヨットが海から引き揚げられた時、海に捨て去ったはずのフィリップの死体がヨットに絡まって残っていたからです。

しかし、それを知らないトムは「これまでの人生で最高に良い気分だ」と言いながらビーチチェアの上でくつろいでいます。

燦燦と降り注ぐ太陽は、まるで幾つも太陽があるように強い日差しを浴びせています。

『太陽がいっぱい』の中で、トムが幸せに浸る気持ちのまま映画は終わりました。
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映画『太陽がいっぱい』ラストシーンの場所とせりふ

イタリアのイスキア島の海辺のビーチチェアで穏やかに寝そべるトム。

ラストシーンのせりふです。

●「何ていい気分なんだ」
●「これまでの人生で最高に良い気分だ」
●「太陽がいっぱいだ」

この後、トムは完全犯罪が崩れて逮捕されるでしょう。

その直前、トムが完全犯罪をなし終えて安心し、幸せに浸る気持ちのまま映画は終わりました。

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映画『太陽がいっぱい』タイトルの意味

『太陽がいっぱい』のタイトルの意味

タイトル「Plein Soleil 」 の意味は、フランス語で太陽がいっぱいという意味。

●まるで太陽がいっぱいあるかのように、トムは自分が最高の気分であることを味わっているという意味。

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映画『太陽がいっぱい』アランドロンは何歳?

●主人公トムを演じたアランドロンは25歳でした!

トムは賢く機転が利く青年です。

でも、貧しい出身であることで差別を受け、トムは劣等感を持ち、友人フィリップを殺害します。

主人公トムの心の葛藤がひしひしと伝わる映画です。

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映画『太陽がいっぱい』イタリアのロケ地は?

●「太陽がいっぱい」の撮影場所は
イタリアのナポリ・イスキア島・ブローチダ島・ローマなど
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映画『太陽がいっぱい』概要とキャスト

当時25歳のアラン・ドロンは、トムを見事に演じ、この映画でアラン・ドロンの知名度は世界中で一気に上がりました。

概要

●公開年:1960年
●製作国:フランス
●ジャンル:サスペンス
●監督:ルネ・クレマン
●原作:パトリシア・ハイスミス
原題は、「The Talented Mr. Ripley」
●音楽:ニーノ・ロータ
●主演:アラン・ドロン

キャスト

●トム・リプリー=アラン・ドロン演
●マルジュ=マリー・ラフォレ演
●フィリップ・グリンリーフ=モーリス・ロネ演
●フレディ=ビル・カーンズ演
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『太陽がいっぱい』映画の感想

どんどん追い詰められていくトム(アラン・ドロン)を見ながら捕まって欲しくないな、と思いながらドキドキ見守りました。

アラン・ドロンの演技は、賢いトムが貧しさから劣等感を抱えている様子が上手いなと感じました。

トムの劣等感はフィリップへの嫉妬や復讐心に変わり、完全犯罪を計画・実行する様子にゾクゾクと恐さが伝わりました。

人は自分を守るためになんでもするんだな、と思わされる場面でした。

しかし、神様はちゃんと見ていて、太陽がいっぱいあるような幸せな気分はいつまでも続かないんだよと、戒めらるラストシーンでした。

それにしても、ヨットに絡みついていたフィリップの死体が上がった時には、マルジュ同様に私も叫びたくなりました。

以上、
最後までお読みいただきありがとうございました。

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