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レザボアドックスの何が面白いか?ラストを考察!タイトルの意味とキャストについても

クライム

タランティーノ監督のデビュー作『レザボアドックス』を鑑賞しました。

パルプフィクションの前にタランティーノ監督が撮った作品、デビュー作です。

裏切者は誰なのか?

ラストまでよく分かりませんでした。

そこで、結末までを考察してあらすじをまとめますね。

映画『レザボアドックス』の気になるキャストについても調査しました。

よろしければ私の感想もどうぞ。

この記事が、映画「レザボアドックス」をさらに楽しんでいただくために、お役に立てたら嬉しいです。

映画『レザボアドックス』の何が面白いか?ラストを考察

●オープニングはスマートな感じででカッコイイ!

何が始まるのかな?と前向きになれる。

●はじまりの食事のシーンは、タランティーノ監督らしい、特に意味のない会話(無駄話)がダラダラ続き、いつものごとく面白い。

しかし、この会話を注意深く聞いていると、それぞれの性格がよく分かります。

●全体の流れは、宝石店強盗の裏切り者を探し出すやり取り。

裏切者はいったい誰なの?と思いながら観ているから心配だけど面白い。

●タランティーノ監督のよくある手法で、時系列をバラバラにして描かれていて面白い。

時系列が違うとなぜ面白いかというと、違う視点から同じ場面に繋がるときの見方や解釈が異なるから。

●ラストシーン、前面に出なかったピンクが一人生き残り、盗品のダイヤを持って出ていく場面。

ピンクがダイヤを独り占めし去っていく姿が面白い。

映画『レザボアドックス』のタイトルの意味は?

「Reservoir」 は訳すと「貯水池」の意味です。
「Reservoir dogs」は、直訳すると『貯水池の犬』なのですが、、、、
「狭い汚い池に入り込んだ犬たち」=「悪環境の中で裏切者を見つけ出そうとする犯人たち」と解釈しました。(筆者案)

しかし、タランティーノ監督に「Reservoir dogs」のタイトルの意味を尋ねると、監督からはタイトルの意味についてハッキリ答えがもらえないそうです!

タランティーノ監督に「Reservoir dogs」がどんな意味なのか、直接聞きたいですね。

映画『レザボアドックス』のあらすじを結末まで

ジョーは、ロサンゼルスを拠点とする裏社会の大物。

ジョーは、ダイヤの質屋を襲う宝石強盗の計画をし、息子エディの他に6名のンバーを集めた。

メンバー同士は互いの本名を明かさず、コードネームで呼び合う。

ホワイト、オレンジ、ブロンド、ピンク、ブラウン、ブルー。

そして、ジョーとエディ。

ところが周到に練られた計画は予定通り運ばなかった。

襲撃現場に警官が待ち伏せていて失敗に終わったのだ。

計画が漏れていたということ。

メンバーは警察と撃ち合いながら現場から逃走し、集合場所の倉庫へ逃げ延びた。

ホワイトと撃たれて重傷のオレンジが初めに到着し、ピンクもやって来た。

ブルーは行方不明、ブラウンは逃走途中に死亡していた。

メンバーの誰かが警察に情報を漏らしたはずだ。

そこへ、ブロンドが車の中に若い警官を縛り上げ、人質として連れて着た。

エディがやって来て、ホワイトとピンクとエディの3人は強盗して隠したダイヤを取りに倉庫を出た。

ブロンドは、警官を縛り上げた状態で、裏切者は誰だ?と聞いて拷問した。

警官をサディスティックに殺そうとするブロンドを瀕死のオレンジが隠していた銃で撃ち殺した。

(オレンジは、自分は潜入捜査官だと警官に打ち明けた。)

(警官はオレンジが刑事だと知っていた。)

エディ、ホワイト、ピンクが戻ってくるとブラウンが撃たれていた。

オレンジは倒れたままブラウンが裏切っていたと言う

「ブラウンが裏切るはずがない!」とオレンジのことを疑うエディ。

そこへボスのジョーがやって来た。

ジョーはオレンジが怪しいと言う。

しかし、ホワイトは自分と行動を共にして撃たれたオレンジを最後まで庇った。

怒ったボスはオレンジを銃で狙い、ホワイトはジョーを狙い、エディがホワイトを狙う。

ボス、エディ、ホワイト。

彼らはお互いに相手を疑い、拳銃を突き付け合い全員が撃ちあって倒れた。

しかし、エディを撃ったのは誰だろう??

一人、後ろに隠れていたピンクはダイヤを独り占めし倉庫を後にした。

(ピンクは出てきた時に拳銃を持っていた、、、)

瀕死のオレンジは最後まで信じてくれた瀕死のホワイトに、「自分は潜入刑事」だと打ち明けた。

ホワイトは最後までオレンジを信じていたのに裏切られたことを知る。

銃声が鳴った。(ホワイトがオレンジに当てた銃か?警官がホワイトを撃った銃か?)

生き残ったのは仲間割れの輪に入らなかったピンクだけだった。

映画『レザボアドックス』の感想

はじめのダラダラした会話が『パルプフィクション』を思い起こさせました。

時系列がバラバラで、後からつながる流れも『パルプフィクション』みたいだな、、、と思いながら観ました。

相手の本名を知らず、色のコードネームで呼び合う強盗メンバーたち。

簡単に終わるはずだったダイヤ強盗が誰かの裏切りで警察の待ち伏せを受けていた。

そして、知らない間柄だったホワイトとオレンジには友情が芽生えたように思いました。

撃たれて重傷のオレンジがジョーの正体を暴こうと頑張っていたのに、ホワイトが最後まで信じてくれたことで最後に自分が刑事だと伝えるラスト。

ラストシーン、オレンジはホワイトだけは裏切切れなかったんだなぁ。

警察が倉庫に到着した時には強盗達は全員が死んでいたことになります。

一人後方で見ていたピンクを除いて。

(ピンクは出てきた時に拳銃を持っていましたね、、、)

ラストに笑ったのはピンク、カッとなって仲間割れの輪に入らなかったピンクの勝利です。

ピンクはダイヤを持って倉庫から出ていきました。

映画では強盗シーンは見られなかったのですが、疑心暗鬼になった微妙な人間関係の物語でした。

映画『レザボアドックス』の概要とキャスト

宝石店を襲撃するためボス(ジョー)とその息子エディに集められた黒スーツ姿の6人の男たち。

彼らは互いの素性を知らず、それぞれ「色」をコードネームにして呼び合うのです。

『レザボアドックス』の概要

●公開年:1992年
●製作国:アメリカ
●脚本:クエンティン・タランティーノ
●監督:クエンティン・タランティーノ
●ジャンル:アクション・クライム

『レザボアドックス』のキャスト(登場人物)

●強盗8名

・ホワイト役(本名Larry)=ハーヴェイ・カイテル演
・オレンジ役(本名Freddy)=ティム・ロス演(ホワイトと行動を共にするが、撃たれて重傷)
・ブロンド役(本名Vic)=マイケル・マドセン演(かなり暴力的、警官を人質に連れて来る、
(エディの友人で、4年の刑期を終えて出所したところ)
・ピンク役=スティーブ・ブシェミ演
・ブラウン役=クエンティン・タランティーノ演(犯行後に死亡)
・ブルー役=エディ・バンカー演(ベテラン、すぐに死亡)
・エディ役(ボスの息子)=クリス・ペン演
・ジョー役(ボス)=ローレンス・ティアニー演

●その他

・人質の警官役=カークバルツ演(ブロンドに誘拐され拷問を受ける)

この記事が、映画「レザボアドックス」をより深く知るための参考になれば嬉しいです。

 

※タランティーノ監督の『パルプフィクション』の記事も書いています。
よろしければ、こちらからご覧ください。

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