映画『ヒート』の主演キャストはロバート・デニーロとアル・パチーノ!
なんて豪華な顔ぶれ!?
二人が喫茶店でテーブルをはさんで話し合う時はワクワクが止まりませんでした。
そして、『トップガン』のアイスマンも出演しています。
クリス(アイスマン)が立ち去るときの表情がたまりませんでした。
他にはナタリー・ポートマンの子役時代も見られましたよ!
内容はサスペンスだけど、友情と恋愛の要素もたっぷり。
映画『ヒート』のあらすじと感想もお伝えします。
映画『ヒート』のキャストが豪華!
こちらでは、映画『ヒート』のキャスト(登場人物)と概要と(登場人物)をご紹介します!
キャスト
●ヴィンセント・ハナ(アル・パチーノ) ロス警察の警部補
●ニール・マッコーリー
(ロバート・デ・ニーロ)強盗団のボス
●クリス・シへリス(ヴァル・キルマー) ニールの仲間
●マイケル・チェリト(トム・サイズモア)ニールの仲間’’
●トレヨ(ダニー・トレホ)ニールの仲間
●ネイト(ジョン・ヴォイト)ニールの仲介人
●ドン=ドナルド(デニス・ヘイスバート)レストランで働くニールの知り合い
●イーディ(エイミー・ブレネバン)
ニールの恋人
●ジャスティン・ハナ
(ダイアン・ヴェノーラ)ヴィンセントの妻
●ローレン(ナタリー・ポートマン)
ヴィンセントの義理の娘
●シャーリーン・シへリス
(アシュレイ・ジャッド)クリスの妻
●ドラッカー
(ミケルティ・ウイリアムソン)刑事
●ロジャー・ヴァン・ザント
(ウィリアム・フィクナー)
●ウェイングロー(ケヴィン・ゲイジ)
概要
●制作と公開:1995年のアメリカ映画
●ジャンル:ヒューマン・サスペンス・アクション
●監督:マイケル・マン
●脚本:マイケル・マン
●主演:アル・パチーノ
ロバート・デニーロ
映画『ヒート』のあらすじ
映画『ヒート』のあらすじを最後までご紹介します。
『ヒート』映画のあらすじ①はじまりは現金輸送車強盗
【あらすじ①】
ロサンゼルスの午後、
ニール・マッコーリー率いる強盗団が現金輸送車を襲う。
見事な手口だった。
誤算は、新入りのウィングローが勢いあまって警備員を射殺してしまったことだ。
捜査担当者はロス市警のヴィンセント・ハナ警部補。(アル・パチーノ)
かなりのやり手だ。
ニール一味のマイケルを割り出し、ボスのニール(ロバート・デ・ニーロ)にたどり着いた。
仕事一筋のヴィンセントは3度目の妻と、うまくいっていない。
妻が、仕事の話をして楽になったら?
と気を使っても、
この苦悩は自分だけのもので、それが仕事への緊張感を保つんだ。
と言って、家庭ではテレビを見ている。
妻の連れ子のローレン(ナタリー・ポートマン)は情緒不安定だった。
ニールはプロの犯罪者として、すぐに高跳びできるよう、私生活全てを封印している。
そんなニールがカフェで隣り合わせたイーディーを好きになる。
自分はセールスマンだと話した。
※ロバート・デ・ニーロが強盗団のボスですかー。
アル・パチーノが警部補!
この後の二人の対決が楽しみですね。
『ヒート』映画のあらすじ②ニールとヴィンセント
【あらすじ②】
仲間のクリス(ヴァル・キルマー) は賭博で借金があり、分け前が少ししか残らなかった。
妻のシャーリーンと喧嘩になる。
ニールはシャーリーンの浮気を知るが、もうしばらく辛抱しろと伝えた。
現金輸送車から盗んだ無記名証券をヴァン・ザードに買い戻させようと待ち合わせた。
ヴァン・ザードは、交渉の場に殺し屋を雇ったが、ニールが返り討ちにした。
ニールはヴァン・ザードと決裂する。
ニール一味の次の仕事は貴金属店。
情報を手に入れて待ち伏せするヴィンセントチーム。
刑事の立てた物音に勘付いたニールはマイケルとクリスに強盗の中止を伝えた。
自分たちは警察に察知されたようだ。
相手はどんな奴だ?
ヴィンセント警部補はかなりのやり手、凄腕と評判の人物だった。
※クリス役は『トップガン』のアイスマン!
あれから約10年、すごくいい役者さんに成長しています~。
『ヒート』映画のあらすじ③二人はどこか似てる?
【あらすじ③】
ヴィンセントはニールの車を尾行していた。
ヴィンセントがニールをお茶に誘う。
「コーヒーでもどうだ?」
「付き合おう」
ヴィンセント:もう、ヤマを踏まず、普通の暮らしをする気はないのか?
ニール:普通の暮らし?お前はその生活をするか?(俺はしないの意)
お互いの身の上話をする。
ヴィンセントは仕事に振り回され、妻とは破局寸前。
連れ子の父親は変な奴で、娘が不安定になっていることなど。
自分の家庭内のことをそのまま話した。
ニールは自分はいつでも高跳びできるよう、面倒な関わりを持たないようにしていると話す。
お互い、合理的なプロフェッショナルだ。
二人は相手が自分と似た匂いがすると思った。
ヴィンセントは次に会った時には殺すと言う。
その時は俺もお前を殺す、刑務所には戻らないと言うニールだった。
※二人のカフェでのシーンはこの作品の中でも肝になる部分だと思います。
私はこの会話を何度も繰り返し観ました。
『ヒート』映画のあらすじと結末「俺は刑務所には戻らない」
※どちらを応援しようか?
終わってほしくない思いで先へ進みます、、、。
【あらすじ④】
最後の大仕事は銀行強盗。
事前の準備が功をなし、警報装置も作動せず、成功目前だった。
だが、直前に匿名の犯行予告が警察に入る。
ニール、クリス、マイケルの3人が出て来たところで市民を巻き込み銃撃戦となった。
マイケルはヴィンセントに射殺され、ニールは重症のクリスを抱えて逃げた。
直前に裏切ったトレヨを訪ねると彼は瀕死状態だった。
ヴァン・ザントがウィングローを雇って密告したことが分かった。
ニールはヴァン・ザントの屋敷に忍び込み射殺した。
ウィングローの行方は分からない。
イージーと二人で高跳びしよう。
私生活を排除してきたニールだが、今回はイージーと一緒に行きたい。
空港へ向かう直前にウィングローの潜伏先を知ったニールはそのホテルへ向かう。
Look at me!
Look at me!!
Look at me!!!
仲間のかたきを討った。
火災報知機が鳴り、ホテルはごった返している。
イージーが待つ車へ向かうニール。
そこへヴィンセントが急行した。
イージーに目で別れを告げニールは逃げた。
空港の倉庫に隠れて互角に撃ち合いけん制し合うが、
最後はヴィンセントの方が早く撃った。
ニールの最後の言葉。
「言っただろう、俺は刑務所には戻らないと、、、」
ニールは手を差し出し、ヴィンセントがその手をかたく握った。
(おしまい)
映画『ヒート』の感想
【感想】
銀行強盗のあとの銃撃シーンはものすごくて、まさにアクション映画!だったのですが。
同時に友情や恋愛ドラマの要素がとても強い内容でした。
重症のクリスを背負って逃げ、とことん面倒を見るニール。
ニールはどうしてそこまでクリスにこだわったのでしょうか?
まるで親子のような関係だと思いました。
クリスは最後まで妻のシャーリーンと一緒にいたいと、危険を顧みず迎えに行きました。
シャーリーンの心はクリスから離れていたのかと思いきや、彼女は刑事が後ろにいることをそっと合図しました。
立ち去るクリスの目は寂しそうでした。
私生活を封印してきたニールは最後にイージーに恋をしてしまいました。
30秒で海外へ逃げれるようにしてきた彼が自分への掟を曲げました。
ヴィンセントとニールが一緒にお茶をするシーンは一見、和やかですが、見ごたえがありました。
警察と強盗団、対極にある二人がお互いの身の上話をするのですから。
「仕事に執念を持つあまり、家庭は二の次で3度目の妻とは破局寸前。」
こんな話を強盗団のボスに話して何の意味があるのかと思って聞きました。
「俺は30秒で高飛びできるよう私生活に余計な関係は持ち込まない。
そんな俺を捕まえようと追うのならお前も結婚なんかするのは間違っている。」
普通に聞いていると、兄と弟のような会話です。
次に会うときはニールが犯罪を犯すとき。
その時はお互い相手を殺す覚悟だと言います。
最後は、ニールが言った通りになりました。
「もう、刑務所には戻らない。」
そう言って息を引き取ったのです。
ロバート・デ・ニーロもアルパ・チーノも大好きな俳優さんです。
ゴッドファーザーでは、二人は年代の違いで共演していないのですが、
今作で豪華な共演が見られとても楽しかったです。
そして、クリス役のヴァル・キルマーと子役時代のナタリー・ポートマンの活躍がみられたのも
嬉しい演出でした。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
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