映画『ローマの休日』
こちらでは、ローマの休日の登場人物(キャスト)・俳優・監督について紹介します!
ローマの休日(映画)登場人物、俳優、監督を一覧で紹介
ローマの休日(映画)の監督
【監督】
ローマの休日(映画)の主演
【主演】
グレゴリー・ペック
オードリー・ヘプバーン
ローマの休日(映画)の他の出演者
【出演者】
・ジョーの友人カメラマン/アーヴィング・ラドビッチ
エディ・アルバート
・アンの髪を切る美容師 /マリオ・デラーニ
パオロ・カルリーニ
・ジョーの新聞社の上司 /ヘネシー支局長
ハートリー・パワー
・アン王女のお付きの女性 /ヴィアルバーグ伯爵夫人
マーガレット・ローリングス
・アン王女の国の将軍 /プロブノ将軍
テゥリオ・カルミナティ
ローマの休日(映画)の主演はなぜオードリー:ヘップバーンに決まったのか?
はじめに、
ローマの休日の映画化に興味を持ったのはフランク・キャプラ監督で、
アン王女をエリザベス・テイラー、新聞記者をケーリー・グラントでの配役で考えていました。
しかし、出演料が高額になり、制作側が白紙に戻したのです。
次にこの企画を引き継いだ
ウィリアム・ワイラー監督が、当時は無名の新人であった
オードリー・ヘップバーンを抜擢しました。
ローマの休日(映画)ウィリアム・ワイラー監督はオードリー・ヘップバーンをどのように見出したのか?
オードリーはバレリーナ志望で、
イギリスのバレエ学校に通っていました。
バレエのコーラスガールとしてデビューし、映画にも数本出演していました。
1951年のブロードウェー舞台作品「ジジ」では
オードリーが主役を演じ、ウィリアム・ワイラーがその舞台を見て気に入ったのがきっかけです。
オードリーはロンドンのスタジオでカメラテストを受けました。
カメラテストでは、ベッドから起き上がるシーンが撮影され、
ワイラー監督はテストが終わった後もカメラを回し続けるように、カメラマンに言いました。
伸びをする素のままのオードリーは上品でチャーミング、
その笑顔は本当に可愛かったことでしょう。
そのカメラテストの様子を見てみたかったなあ、と思います。
当時はマリリン・モンローのような女性らしい女優が流行でしたが、
対照的な少女のようにピュアなオードリーがアン王女に決定したのです。
ワイラー監督と、オードリー・ヘップバーンの運命的な出会いを感じますね。
あらためて、オードリーを見つけてくれたワイラー監督に感謝したいと思います。
ローマの休日(映画)のウィリアム・ワイラー監督はどんな人?
【監督について】
ローマの休日の監督、ウィリアム・ワイラーは、ハリウッド映画黄金期に活躍をしました。
アメリカ合衆国を代表する映画監督の一人です。
アカデミー監督賞を三度受賞
1942年「ミニヴァー夫人」
1946年「我等の生涯の最良の年」
1959年「ベン・ハー」
アカデミー監督賞ノミネート12回
ドイツ出身
ユニバーサル・スタジオで雑用係、小道具係、配役係、助監督となり、制作現場で経験を積み立場を上げていきました。
自分が納得するまで何度も撮り直す、こだわりを通す監督だったそうです。
コツコツと努力をする、信念を持った方なのですね。
ローマの休日(映画)のウィリアム・ワイラー監督の主な作品
【監督の作品】
「ローマの休日」
「嵐が丘」
「大いなる西部」
「ベン・ハー」
「我等の生涯の最良の年」
「必死の逃亡者」
ウィリアム・ワイラー監督とオードリーヘップバーンのその他の作品
「ローマの休日」で無名の新人オードリーを主役に抜擢したワイラー監督は
その後にも
「噂の二人」、「おしゃれ泥棒」でもオードリーを主演に起用しています。
「噂の二人」では、オードリーヘップバーンと、共演のシャーリーマクレーン、
二人の演技が素晴らしく、
可愛いだけではない、少し大人になった毅然としたオードリーが見られる楽しみな作品です。
「おしゃれ泥棒」では、オードリー・ヘップバーンと、ピーター・オトゥール主演の
ロマンティック・コメディー。
当時37才とは思えぬチャーミングなオードリーのファッションが楽しみな作品です。
どちらも、
チャーミングだけれど、「ローマの休日」とは違ったオードリーが見られ、
大好きな映画です。
以上、
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
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