アベンジャーズがまさかの仲間割れ?
「ソコヴィア協定」に賛成するアイアンマン派と反対するキャプテン派に別れる今作。
ヒーローたちは団結することが出来るのか?
2016年に公開された「シビル・ウォー/キャプテンアメリカ」は、
キャプテン・アメリカシリーズの第3作で、
MCUの13作目に当たります。
アベンジャーズ2と3の間のストーリーなので、
「アベンジャーズ2.5」とも呼ばれる今作。
「シビル・ウォー/キャプテンアメリカ」のあらすじ・感想をお届けします!
「シビル・ウォー/キャプテンアメリカ」あらすじ①ソコヴィア協定
【あらすじ①】
物語は、「アベンジャーズ/エイジオブ・ウルトロン」のその後の設定です。
ソコヴィアでのウルトロンの戦いから1年後。
〈ナイジェリア・ラゴス〉
ヒドラの残党、ブロック・ラムロウのテロ計画をキャプテンアメリカ(スティーブ)率いる
アベンジャーズが阻止するため、ナイジェリアの首都ラゴスへ。
これを鎮圧したアベンジャーズだったが、
一般市民に犠牲者が出て、再び世間から非難を浴びることになった。
同じ頃、トニー(アイアンマン)は、
ソコヴィア対戦で犠牲になった青年の母親から責められ、
アベンジャーズの活動に歯止めを掛けてもらう方がいいと考えるようになった。
米国務長官は、アベンジャーズを国際連合の管理下に置く「ソコヴィア協定」にサインさせようとした。
(現在、ソーとハルクは行方不明だが、、、)
- 賛成派:トニー、ローズ大佐、
ヴィジョン、ナターシャ - 反対派:スティーブ、サム、ワンダ
反対派は、自分で判断する権利を大事にしたいという意見だった。
〈ウィーン〉
「ソコヴィア協定」の調印式で、テロの爆破があり、演説していたワカンダ国王が犠牲になった。
監視カメラの映像から指名手配されたバッキ―。
ワカンダ次期国王のティ・チャラ
(ブラックパンサー)は父親の復讐を誓う。
〈ブカレスト〉
ブカレストに潜伏中のバッキ―救出に向かったスティーブとサムは、
警察特殊部隊、トニー側の戦士、(加勢したブラックパンサー)に逮捕され、牢屋に隔離された。
「シビル・ウォー/キャプテンアメリカ」あらすじ②アベンジャーズ分裂
【あらすじ②】
〈アベンジャーズ空港決戦へ〉
トニーは、対テロ対策本部を訪れ、牢獄にいるスティーブに
「ソコヴィア協定」の署名を再び促したが、拒否される。
そして、ウィーンの爆破テロ容疑で逮捕されたバッキ―は、精神鑑定を受けていた。
しかし、精神鑑定医を装った
ヘルムート・ジモはバッキ―を再び洗脳した。
バッキ―は以前に洗脳されたロシアの
ウィンター・ソルジャーの一人だったのだ。
この時、バッキ―の騒動に乗じてスティーブとサムも一緒に脱獄した。
国務長官は反対派の身柄を確保するために武力を使うと言い、
トニーは自分が彼らを捕まえることを約束した。
そのためトニー側はニューヨークで活躍していたスパイダーマンを仲間に引き入れた。
一方、スティーブ側は引退していた
アイフォークを呼び寄せ、
ヴィジョンに見張られていたワンダを救い出した。
空港では、
- キャプテン派:スティーブ、バッキ―、サム、ワンダ、アイフォーク、
アントマン - トニー派:トニー、ヴィジョン、
ナターシャ、ローズ大佐、
スパイダーマン、
(ここにブラックパンサーも加勢)
空港でシベリアに旅立とうとしていたキャプテン派をトニー派が止めようとする
かつてないアベンジャーズ同志の戦い。
しかし、ナターシャは、最後にキャプテンとバッキ―が飛行機に乗るのを手助けした。
最終的にローディ大佐が下半身を負傷する惨事になり、
トニー派はキャプテン派を止められなかった。
「シビル・ウォー/キャプテンアメリカ」あらすじ③シベリアへ
【あらすじ③】
〈ウィンター・ソルジャーを追ってロシアへ〉
トニーは自らの情報網から、バッキ―は洗脳された兵士で、
ワカンダ国王が亡くなった際のテロは精神鑑定医に化けたジモが黒幕だと知った。
キャプテンとバッキ―を追ってシベリアに到着したトニーが見た動画。
それは、事故で死んだと思っていた自分の両親が、
ウィンターソルジャー・バッキ―に殺される映像だった。
ヒドラに洗脳されていたとはいえ、自分の両親を殺害したバッキ―を許せず、襲い掛かるトニー。
ジモの本当の目的は、アベンジャーズを内部決裂させること。
ジモはソコヴィアの戦いで、アベンジャーズがウルトロンと戦った際に
自分の家族を亡くし、アベンジャーズを恨んでいた。
バッキ―の過去の映像を見せてトニーが怒り、
バッキ―、彼を擁護するキャプテンと戦うよう仕向けたのだった。
狙いどおり、トニー対キャプテン&バッキ―の内戦になる。
外で自害しようとするジモを捕らえたブラックパンサー(ティ・チャラ)は、
「生きて罪を償うのだ」と言って彼を捕らえた。
こうしてティ・チャラは自分の父を爆破で殺したジモに対する復讐心にピリオドを打った。
最後は、キャプテンがシールドでアイアンマン(トニー)のリアクターを破壊して勝利した。
立ち去る際トニーは、
「父の作ったシールドをお前が持つ資格はない」
と叫ぶと、
キャプテンはシールドを置き、ティ・チャラに連れられ、バッキ―とワカンダへ渡った。
左腕を失ったバッキ―は、
洗脳を解く方法が見つかるまでワカンダで冷凍睡眠に入るのだった。
「シビル・ウォー/キャプテンアメリカ」あらすじと結末:最後の手紙と友情
【あらすじと結末】
〈最後は、、、〉
トニーとキャプテンは折り合うことなく別れ別れのアベンジャーズ。
トニーの自宅に小包みが届いた。
キャプテンからの携帯電話と手紙が入っており、
トニーの両親の死について真実を黙っていたことを謝罪し、
自分はアベンジャーズを家族だと思っていること。
そして、
「君が僕を必要な時は必ず駆けつける」と締めくくられていた。
刑務所にいたキャプテン派のメンバーはスティーブ(キャプテン・アメリカ)が救い出したようだ。
P.S
アベンジャーズに初加勢した
ピーター・パーカーからのメッセージ
「スパイダーマンはすぐに帰ってくるよ!」
(ポストクレジットより)
「シビル・ウォー/キャプテンアメリカ」まとめと感想
【まとめ】
その1)本作はのヴィランは、3人の設定でした。
①ヒドラの残党、=ブロック・ラムロウ
②ソコヴィアのヘルムート・ジモ
キャプテン・アメリカ側から見て、
③アベンジャーズの共同リーダー=トニー(アイアンマン)
その2)本作の見どころは3つあります。
アベンジャーズの分裂とラストの手紙、
助っ人スパイダーマンの登場
●ソコヴィア協定をめぐる
アベンジャーズ二つの内戦
地球の平和を守るためにテロ対策をしながら、民間の犠牲者が出ることに苦しむアベンジャーズ。
ソコヴィア協定は、国際連合の監視下にアベンジャーズを置くというものでした。
その方がいいという、トニー賛成派と、
キャプテン・アメリカ反対派。
どちらにもアベンジャーズを想う気持ちがあったのです。
憎くて内戦をしたわけではありません。
●ピーター少年は、人助けがしたいと思い、こっそり『スパイダーマン』として活動をしています。
その少年をトニーが勧誘に訪ねた時の喜びよう、
スパイダーマンから見ても、アイアンマンは憧れのヒーローなんですネ!
●最後の手紙=トニーとスティーブ
(キャプテン・アメリカ)の友情
キャプテン・アメリカとバッキ―は仲間同士であり、
バッキ―はヒドラに洗脳されてウィンター・ソルジャーとしてトニーの両親を殺害していました。
間に入ったキャプテン・アメリカは、真実を伝えないことがトニーの為と思っていましたが、
何が正解なのか答えはありません。
ただ、アベンジャーズの仲間を家族だと思う気持ち、
次に君が僕を必要な時は駆けつけるよ、というメッセージを届けた
スティーブ(キャプテン・アメリカ)の気持ちはトニーに伝わったに違いありません。
次回のアベンジャーズの集合を楽しみに待ちたいと思います。
以上
(ここまでお付き合い下さり、ありがとうございました。)
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