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スタンドバイミーのあらすじと結末や感想!キャストについても!

ドラマ
Stand By Me Facebook公式より

映画『スタンドバイミー』の音楽、今でもあちこちで流れますよね!

12歳の少年4人が死体探しの冒険に出ます。

線路をたどって目的地に向かう旅、途中家族の問題を吐露する場面も。

少年たちが旅を終えて戻ってくると、自分たちの町が小さく見えました。

大人になってもいつもどこか記憶の片隅にある4人の冒険は、少年たちが数日で大きく成長した物語。

映画『スタンドバイミー』のあらすじと感想をお届けします。

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スタンドバイミー あらすじ(ネタバレ) 少年たちの夏・少年たちのその後

12歳の4人の少年が2日間の旅に出ます。

彼らにとっては長い長い2日間、大きな冒険となったこの夏休み。

大人になってこの時のことをどのように思い出すのでしょうか。

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スタンドバイミー あらすじ①  少年たちの夏

私の12歳の時の友達は誰だったかな?
中学に上がる前の夏休みは何をしていたかな?

そんなことを思い出しながら『スタンドバイミー』を観ています。

【あらすじ①】

1959年の夏休み

アメリカオレゴン州「キャッスルロック」の小さな町

ゴーディ、クリス、テディ、バーン

4人の少年たちは秘密基地に集合していた。

バーンが兄の話を盗み聞いた。

ロイヤル川のハーロゥ・ロードに
「デイ・フラワー」少年の死体があるらしい。

デイ・フラワーは3日前から行方不明だった。

その少年の死体を発見したら英雄になれる!

4人は冒険に出ることにした。

スタンドバイミー あらすじ②  冒険がはじまる

行方不明の少年の死体を発見すると英雄になれる?

12歳、そんな発想は私にはなかったけれど。
そういえば私も秘密基地を作るのが好きだったなあ~

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【あらすじ②】

4人の少年は2日間の留守を上手くいつわり、家を出た。

クリスは用心のため、父親の拳銃を持ってきた。

ひたすら線路を歩く少年たち。

32キロから48キロあるらしい。

いったい何時間かかるのだろう?

肝だめしだと言って、
汽車が迫ってきても線路から降りないテディをクリスが押し倒す。

テディは無茶な性格をしていた。

戦争で気を病んだ父に乱暴されてもテディは父を尊敬し、自分も軍隊に入ると言っている。

また、ゴーディとクリスは親友だった。

中学ではゴーディだけが進学コースへ進む。

今までのようには遊べなくなるのを残念がるゴーディに、

自分と同じような頭のいい人間と付き合えばいいと言うクリス。

鉄橋までやってきた。

下へ落ちれば深い川、とても助からない。

気弱なバーンは恐くて立って歩けない、這いながら進んだ。

ところが、煙を上げて後方から汽車が迫ってきた。

全力で走らなければひかれてしまう。

クリスとテディはほとんど渡り切っていたが急いで走った。

ゴーディは恐がるバーンを起こし、引っ張り、必死で走って鉄橋を渡り切った。

危なかった、ギリギリ間に合った。

夜は焚火をしながら野宿をした。

ゴーディが得意の物語を聞かせてくれた。

パイの早食い競争の話で、面白かったが、、、
最後の落ちがイマイチだとテディが不満をもらす。

夜11時

獣が何匹も遠吠えしている。
焚火の火を絶やさぬよう、交代で見張りをすることになった。

ゴーディは兄の葬式の夢をみた。

優しい兄のテディ―は事故で死んでしまった。
自慢のテディ―を失い、立ち直れない両親はゴーディに冷たい。

苦しい叫び声を上げて起きると、クリスが見張りをしていた。

「一人で死ぬなんて悲しいよ。」
ゴーディはクリスに悩みを話す。
そして、頭のいいクリスに進学コースを勧める。

すると、クリスも自分のことを話す。

クリスは自分の家庭環境が悪いことを悲観していた。

家庭環境のせいで進学組へは進めないと思っていた。

盗んだ給食費はサイモン先生に返したが、お金はみつからず、
クリスは理由も聞かれず停学処分になった。

翌日、サイモン先生は新しいスカートをはいてきた。

「先生はスカートが欲しかったんだ。
でも、先生があんなことをするなんて!」

先生にまで利用されたクリスは将来に希望が持てないでいた。

「誰もボクを知らない土地へ行きたいよ。」

いつも頼りがいのあるクリスが意外にも弱音をはいた。

こうして、夜が明けていった。

朝方、ゴーディは線路を横切る一頭の鹿を見てワクワクした。

これは他の3人には話さないボクだけの秘密にしておこう。

スタンドバイミー あらすじ③  死体を発見する

12歳、ゴーディと親友クリス。
私もこんな友達が欲しかったなあ、
私自身ががクリスのようになれたらもっと良かったんだけど、、、。

冒険は続きます。

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【あらすじ③】

翌日も線路を歩いた。

またもや近道を選択すると、深い沼が出てきた。
頭だけ出して、その沼に入り、向こう岸へ進んだ。

ようやく沼を渡り切ると、全員が体中をヒルに嚙まれていた。

パンツの中までヒルに噛まれたゴーディは手に付いた血を見て気絶した。

倒れたゴーディを見て、「引き返そう」というクリスと

「引き返さない」というテディがけんかを始める。

その時、

「ぼくは引き返さない!」

起き上がったゴーディが一喝した。

おとなしいゴーディが自分の意思をしっかり伝えたので皆は驚く。

更に線路を進んだ4人は、とうとう「ハーロウ・ロード」まで来た。

テディ・フラワーの死体はここにあるはずだ。

、、、見つかった。
テディは線路下に吹き飛ばされていた。

死体を見た4人は何も言わなかった。

クリスは長い木を探して担架を作ろうと言った。

その時、ゴーディが泣き始めた。

「どうして人は死ぬんだろう?
なぜ、フラワーも兄さんも死んだんだろう?
ぼくが代わりに死ねば両親は喜んだはずだ。」

ゴーディは両親が自分に冷たいと言って泣き続けた。

クリスが励ます。

「両親はお前のことを知らないんだ、お前は作家になる才能がある。
書くことに困ったときは俺たちのことを書けばいい。」

ゴーディは「いつか書くよ、」と少し落ち着いて答えた。

その時、エースとその不良仲間がやってきた。

「どうしてお前たちがここにいるんだ?
俺たちの話を盗み聞きしたな!」

「死体の所有権は自分たちにあるから手を引け!」と言うエース。

ゴーディ、バーン、テディは逃げたがクリスは粘った。

エースはナイフを出してクリスを脅した。

その時、後ろで拳銃の音がした。
ゴーディがクリスの拳銃でエースを狙いながら

「死体は渡さない。」と言う。

ゴーディが真剣なのを見て、エースたち不良グループはしぶしぶ立ち去った。

「覚えてろよ!」

スタンドバイミー  あらすじと結末 少年たちのその後

死んだフラワーを見て、4人の気持ちはどう変わったのだろう?
この冒険で4人はぐっと成長したんじゃないかなあ。

最後に流れる主題歌がラストの余韻を上手く引っ張ってくれますよね。。。

Stand By Me Facebook公式より

【あらすじと結末】

4人の少年は話し合い、死体を持ち帰るのを止めた。

匿名で警察に電話をし、フラワーの居場所を伝えた。

誰も英雄にはならなかった。

帰り道は皆が無口だった。

一晩中歩くと、明け方5時にキャッスルウォークへ戻ってきた。

帰ってきた町はとても小さく見えた。

2日間の大冒険だった。

【スタンドバイミー 少年たちのその後】

4人の少年は中学へ進んだ。

ゴーディは進学コースへ進んだ。
コースが分かれたこともあり、
テディとバーンに会う機会は減り、学校の出入り口ですれ違うだけになった。

バーンは高校卒業後に結婚し、4人の子供の父親になった。
製材所で働いているらしい。

テディは父親と同じ軍隊を希望したが、目と耳のせいで入隊できなかった。
刑務所に入った後、臨時日雇いの仕事をしながらキャッスルロックで暮らしているらしい。

クリスはゴーディと同じ進学コースに進み、
街を出て大学に行き、弁護士になった。

ある日、レストランでのけんかの仲裁に入り、クリスはナイフで刺されて死んでしまった。

ゴーディはしばらくクリスに会っていなかった。
クリスが勧めてくれた通り、作家になり、今は二人の男の子の父親だった。

新聞でクリスの訃報を知り

(12歳のあの夏の4人の少年の冒険)

僕らのことを書くといいと言っていたクリスの言葉を思い出し、今、ゴーディは執筆している。

「僕は決して彼のことを忘れない。」
そして、

「あの12歳のあの時の友達をこえる友人ができることはもうなかった。
もう二度と。」

と最後に綴って書き終えた。

(おわり)

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スタンドバイミー 感想も!

【感想】

映画『スタンドバイミー』
会社帰りの映画館で初めて鑑賞しました。

あれから30年。
DVDでまた何度も観ました。

毎回、リバーフェニックス演じるクリスに圧倒されます。

家庭環境が悪く、兄も不良。
自分が街や学校からよく思われていないのを分かっている。

それでも正義感が強く、不遇な中に埋もれたくないと葛藤している12歳。

そんな12歳がいるでしょうか?

自分が返したはずの給食費で先生が新しいスカートを買ったのを知り、
彼は相当傷ついたはずです。

世の中の大人が皆正しいわけではないと12歳にして知ってしまったクリスは本当に可哀そう。

でもそれをバネに頑張って自分の道を切り開いたんですね。

弁護士と言う素晴らしい職業に就き、ぜひもっと活躍してほしかったな。

演じたリヴァー・フェニックスが23歳で亡くなったのとリンクして残念な気持ちになります。

クリスに言われたように(4人の少年たちの冒険)を執筆しているゴーディ。

作家になり、二人の男の子の父親です。

12歳の夏の冒険を振り返り、

「あの時のような友達が出来ることはもうない」と書いて締めくくりました。

 

私の12歳の頃、大人になる手前の傷つきやすかった自分を思い出します。
そういえば友達と3人で交換日記をしていたなあ。

友達との関係はとても大切で、学校生活の大半をしめていましたから。
でも、あの時代の気持ちがよみがえるのは大人になってからなんです。

ゴーディ・クリス・テディ・バーン、大人になって4人が同じように付き合うことはなかったようです。

でも、あの12歳の時にあの友人たちと過ごした時間は大切なもの。

少年たちを成長させてくれた、自分たちの大切な思い出。

彼らも人生の節目であの12歳の冒険を思い出していることでしょう。

『スタンドバイミー』を観ていつも感動するのは、
忘れていた気持ちに気づかせてくれる映画だから。

子供時代の友達はかけがえのないものだったこと。
残念ながらそれに気づくのは大人になってから。

だから、何度見ても懐かしく、共感の思いが湧くんだと思います。

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スタンドバイミー   概要・キャスト

【概要】

●制作と公開:1986年のアメリカ映画
●ジャンル:青春ドラマ
●原作:『スタンドバイミー』スティーブン・キング
●監督:ロブ・ライナー
●主役:ウィル・ウィートン
リヴァー・フェニックス

※ロブ・ライナー監督の作品『最高の人生の見つけ方』を以前に観ましたが、面白かったなあ~
リヴァー・フェニックスは『スタンド・バイ・ミー』で一躍スターになったんですよね。

【キャスト】

<4人の少年>

●ゴーディ・ラチャンス
ウィル・ウィートン)内気な少年
●クリス・チェンバーズ
リヴァー・フェニックス
リーダー格の少年
●テディ・ドチャンプ(コリー・フェルドマン)眼鏡の少年
●バーン・テシオ(ジェリー・オコンネル)おっちょこちょいな少年

<不良青年たち>

●エース(キーファー・サザーランド
リーダー格
●ビリー・テシオ(ケイシー・シーマッコ)バーンの兄
●アイボール・チェンバーズ
ブラッドリー・グレッグ)クリスの兄
●チャーリー・ホーガン
ゲイリー・ライリー
●デニー・ラチャンス
ジョン・キューザック
●ビンス・デジャルダン
ジェイソン・オリヴァー

<ナレーション>

●ゴーディ(大人)
リチャード・ドレイファス

※不良青年のリーダー、エースはあの『24時間』主演ジャック・バウアーのキーファー・サザーランドが演じました。
悪役だったとは驚きました!

 

(ここまでお付き合い下さり、ありがとうございました。)

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