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映画「つぐない」のラストを考察!ブライオニ―は罪をつぐなえたのか?結末や二人のその後を考えてみた!

ドラマ

こちらでは、映画『つぐない』のラストを考察しています。

ロビーとセシーリアは再会できたのか?

ブライオニ―は最終的に、罪をつぐなえたのか?

映画を見終わったあともいくつかの疑問や残念な気持ちが残りました。

そこで、映画「つぐない」のラストをわかりやすく解説していきますね!

よろしければ、私の感想もどうぞ。

この記事が、映画「つぐない」をさらに楽しんでいただくために、お役に立てたら嬉しいです。

セシーリアとロビーのラストは?二人のその後を考察

【セシーリアとロビーのその後】

1935年

刑務所から出て戦地フランスに行く前に兵士ロビーと看護師セシーリアは再会しました。

しかし、その後の再会はありませんでした。

なぜなら、1940年。

ロビーはフランス、ダンケルクの浜辺で帰還の船を待ちながら敗血症で死んでしまいました。

同じ年、セシーリアも地下鉄の構内の水没で事故死しました。

ロビーが戦争でフランスに渡ってから二人が再会することはなかったのです。

ロビーはフランス、ダンケルクでイギリスへ帰還の船を待ちながら最後までセシーリアと暮らすことを夢見て海辺のコテージの絵葉書を見ていました。

セシーリアから届く手紙と、最後にセシーリアもらった絵葉書だけが戦場のロビーを支えていました。

友人がロビーの胸ポケットにあった、セシーリアからの手紙の束を持ち帰りました。

セシーリアに届けるつもりだったのでしょう。

でも、手紙を受け取る前にセシーリアも死んでしまったと思われます。

この世にもうロビーが居ないと、知らないでいたほうがセシーリアは幸せだったと思うのです。

映画『つぐない』ブライオニ―はつぐないが出来たのか?を解説

二人に幸せな時間をあげ、ふたりが海辺で幸せに暮らした小説を書いたことがブライオニ―のつぐないでした。

ブライオニ―は二人に謝ることも、嘘の証言を撤回することもできませんでした。

だから、もう一度嘘をつきました。

小説の最後で二人を幸せにしてあげたのです。

ふたりが唯一欲しかったもの、ふたりの幸せな時間!

それを小説の中で二人贈ることでつぐないました。

謝ることも嘘の撤回もできなかった

大学に行かないで、従軍看護師になることはブライオニ―の贖罪でした。

それでも、ブライオニ―はつぐなえたとは思えず、苦しみました。

高名な作家、老齢のブライオニーは新作のインタビューを中断しました。

具合がよくありません、薬を飲み休憩しました。

ブライオニ―・タリス最後の作品。

脳の血管が詰まり、記憶障害が始まっています。

物書きとしては致命傷、記憶があるうちにこの物語を書きたかったと話します。

自分の名前も含め、全て、実名で書いた最後の作品。

タイトルは『贖罪』です。

事実:
ブライオニ―(老齢)はあのとき、姉に会いに行かなかったと、インタビューで告白しています。

「セシーリアのアパートの住所を調べて手紙を書いたけど、自分は怖気づいて会いに行けなかったの。

だから、小説の一部は私の創作です」と。

ブライオニ―がセシーリアに書いた手紙(←これは事実)

「私は、大学に行かず、ナースとして働くことにしました。

でも、どんなに人の為に働こうと私がしたことからは逃れられない。

私は全てを理解しました、自分がしたこと、間違いを。

シー(セシーリアの愛称)私と会って、話してほしい。」

この後、ブライオニ―はセシーリアを訪ねていないというのです。

従軍看護師として働きながら、姉に手紙を送りましたが、セシーリアに会う勇気が出ないまま、、、。

1940年6月、ロビーがダンケルクの海辺で命を落とし

1940年10月、地下鉄の構内に避難していたセシーリアが構内の水の事故で亡くなりました。

だから、ブライオニ―は二人に謝ることもつぐなうことも出来ませんでした。

ブライオニ―がセシーリアのアパートに会いに行った時、ロビーが一時帰還してふたりが一緒に住んでいた。

ロビーが自分を罵倒し、ブライオニ―がふたりに何度も謝ったこと。

ロビーから嘘の証言を撤回するよう求められたことなどはすべてブライオニ―の創作なのです。

事実は、

ブライオニ―はロビーから罵倒される機会すらなかった。

姉と仲直りすることもなかった。

ふたりに謝ることもできなかった。

だから、ふたりにつぐなうことが出来なかった。。。

最後の嘘でつぐないをした

小説の最後は、

フランスの戦争から無事に戻ったロビーとセシーリアが、海辺のコテージ前で波と遊ぶ、幸せそうなふたりの笑顔で結ばれました。

「二人が失った時間を取り戻したかった。

私が二人に贈りたかったのは二人の幸せな時間」

とブラウニーはインタビューで話しました。

この小説の結末は、ブライオニ―がついたもう一つの嘘だったのです。

ブライオニ―が最後にできた、つぐないでした。

映画『つぐない』あらすじと結末までの感想

原作は、イアン・マキューアンの著書「贖罪(しょくざい)」です。

ブライオニ―の嘘は初恋の相手ロビーと姉セシーリアの人生を壊しただけではない。

ブライオニ―自身もその後の人生を苦しみながら生きることになりました。

前回の鑑賞からずっと引っかかっていたことが今回も引っかかりました。

ブライオニ―は最終的に、罪をつぐなえたのか?

ロビーとセシーリアは再会できたのか?

ブライオニ―は何にどうつぐないをしたのか?

そもそも、ブライオニ―は何故、あんなうそをついたのか?

「戻って来て、私の元へ」

何度もそう言うキーラ・ナイトレイは本当に美しかった。

多くを望んだわけではなかったのに、若い男女の愛が壊されたこと、

誠実な、才能あるロビーの人生が閉ざされたことが残念でなりませんでした。

自分が奪ってしまった二人の幸せな時間を小説の中のもう一つの嘘で最後につぐなった妹ブライオニ―。

彼女もずっと辛かったことでしょう。

ロビーに対するあこがれが失望に代わり、許せない気持ちが招いた、、、はじめは小さな嘘だったのです。

子どもだったから、充分整理できなかった自分の感情。

でもそれは言い訳にならない、人の運命を大きく変えてしまったのだから。

大人になったローラとポールの結婚がニュースで流れました。

人に罪を押しつけ、自分だけ幸せになる本当の悪人が女王の視察を受け、社会で称賛されている。

こんな人間が幸せになっていいのだろうか?

彼らはブライオニ―とは対照的な人間として描かれていたな、と思いました。

ブライオニ―のつぐないが終わり、セシーリアとロビーの幸せが永遠に続くよう祈りたいと思います。

映画『つぐない』概要

【概要】

・公開:2007年9月
・製作:イギリス、フランス、アメリカ
・ジャンル:ドラマ・ラヴストーリー
・原題:Atonement
・原作:イアン・マキューアン「贖罪(しょくざい)」
・監督:ジョー・ライト
・主人公:キーラ・ナイトレイ
ジェームズ・マカヴォイ

映画『つぐない』キャスト(登場人物)

【キャスト】

●セシーリア・タリス
キーラ・ナイトレイ演(ブライオニ―の姉)
●ロビー・ターナー
ジェームズ・マカヴォイ(庭師/セシーリアを想う)
●ブライオニ―・タリス(セシーリアの妹)
(13歳)=シアーシャ・ローナン
(18歳)=ロモーラ・ガライ
(老年)=ヴァネッサ・レッドグレイヴ
●グレイス・ターナー
ブレンダ・ブレッシン演(ロビーの母親)
●リーオン・タリス
パトリック・ケネディ演(セシーリアの兄)
●ポール・マーシャル
ベネディクト・カンバーバッチ演(兄の友人、実業家)
●ローラ=ジュノー・テンプル(ブライオニ―等のいとこ)

 

この記事が、映画「つぐない」をより深く知るための参考になれば嬉しいです。

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