こちらでは、映画「ローマの休日」の真実の口についてまとめています。
真実の口にジョーの手が奪われた?!
いたずらに気づいた時、アン王女は安心してジョーに抱きつきます。
このシーンは実はアドリブ?
「心に嘘を抱えていると口が閉じて手が抜けなくなる」という言い伝えがある「真実の口」。
アン王女とジョーが訪ねたローマのなかでも最大の見どころです。
映画『ローマの休日』の「真実の口」について、裏話やストーリーを紹介します~。
映画『ローマの休日』真実の口が観光名所になったわけ
【真実の口が観光名所になったわけ】
なぜローマの休日の「真実の口」が観光名所になったのでしょうか?
オードリー・ヘップバーン(アン王女役)とグレゴリー・ペック(新聞記者・ジョー役)。
この二人のやり取りと、オードリーが驚く姿がとても可愛かったから。
ローマの休日の映画の聖地:真実の口。
小路を奥へ入ると、壁に丸い顔型の彫刻が見られます。
彫刻は、口が大きく開いていて手を入れることが出来ます。
この口には、「心に嘘を抱えていると見破られ、口が閉じて手が抜けなくなる」という言い伝えがあります。
どうして観光名所になったのかでしょうか?
オードリー・ヘップバーン(アン王女役)とグレゴリー・ペック(新聞記者・ジョー役)が手を入れると、、、ジョーの手がなくなっていました。
オードリー・ヘップバーン(アン王女役)はそれはそれはびっくりしました。
オードリーが驚く姿が印象的だったこのシーンは、映画の大きな見どころです。
「心に嘘を抱えていると口が閉じて手が抜けなくなる」という言い伝えがある「真実の口」。
アン王女とジョーが訪ねたローマのなかでもぜひ訪ねたいロケ地のひとつです。
映画『ローマの休日』オードリーヘップバーン(アン王女)のドキドキ
【アン王女のドキドキ】
アン王女は自分が王女だという身分を隠していました。
ですから、「真実の口」に手を入れるのをためらいます。
そっと手を入れかけますが、手を入れないでジョーに譲ります。
王女だという、真実を知っていたジョーは、その様子を見て優しいまなざしを向けました。
映画『ローマの休日』グレゴリーペック(ジョー)のアドリブ・シーン
【グレゴリー・ペックのアドリブ】
アン王女のリアクションがとてもリアルだったのは、オードリーはいたずらだと知らなかったからです。
グレゴリーペックの演技がアドリブだったので、オードリーヘップバーンは心底驚きました。
これを知り、筆者も納得しました「アドリブだったのですね!」と。
ジョーが「真実の口」に手を入れて手を抜くと、手首がなくなっていました。
これは、グレゴリーペッグがとっさにアドリブで手を袖口に隠したからなのですが、、、
知らなかったオードリーは本当に驚き、思わず大きな声をあげました。
袖口から手が出てきた時には怒るやら安心するやら、また怒るやら。
アン王女が真相(ジョーのいたずら)を知り、安心しながらジョーをたたく様子は本当に可愛かったですよね。
※『ローマの休日』ロケ地巡り(ヘップバーンカット)についての別の記事も書いています。
よろしければ、こちらからお読みください。
映画『ローマの休日』アドリブは ウィリアム・ワイラー監督の作戦?
【アドリブはウィリアム・ワイラー監督の作戦か?】
ウィリアム・ワイラー監督は、オードリー・ヘップバーンをアン王女に大抜擢した人です。
監督は、何度も同じシーンを撮って一番いいものを採用する手法を取る方ですが。
なんと!真実の口のシーンは一発でOKが出たそうですよ。
私が訪れた1990年代後半も、手を入れるのに少し並びました。
「真実の口」がこれほど人気観光スポットになったのはこの映画の二人の素敵な姿が強く記憶に残ったからでしょう。
「ローマの休日」の真実の口はアドリブ?についてまとめ
こちらでは、映画『ローマの休日』の「真実の口」について、裏話やストーリーを紹介しました。
アン王女はびっくりして思わず声を上げ、いたずらに気づいた時、彼女は安心してジョーに抱きつきました。
このシーンは実はグレゴリーペックのアドリブでした。
「心に嘘を抱えていると口が閉じて手が抜けなくなる」という言い伝えがある「真実の口」。
「真実の口」は、アン王女が訪ねたローマのなかでも最大の見どころだと思います。
オードリー・ヘップバーンとグレゴリー・ペック、二人のやりとりはなんど観ても笑みがこぼれますよね。
この記事が、「ローマの休日」をより深く知るための参考になると嬉しいです。
※『ローマの休日』アン王女についての記事も書いています。
よろしければ、こちらからお読みください。
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