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チャーリーとチョコレート工場のあらすじと考察!原作はどこの国?

ファンタジー
Charlie and the Chocolate Factory Facebook 公式サイトより

『チャーリーとチョコレート工場』の原作はどこの国の物語?
あらすじを考察します。

世界中の子供たちに大人気のウォンカチョコレート!

工場の中の秘密て何なの?

ジョニーディップがチョコレート工場の経営者ウィリー・ウォンカを演じます。

主人公のチャーリーは貧しいけれど心が美しい少年です。

ゴールデンチケットを当てて、チョコレート工場に招かれる権利を得たチャーリー。

果たして工場の中はどんな様子なのでしょうか?

あらすじを考察します。

ロアルド・ダールの原作も気になります!

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チャーリーとチョコレート工場 簡単なあらすじ

※あらすじ①②③結末④からご覧ください~

Charlie and the Chocolate Factory Facebook 公式サイトより

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チャーリーとチョコレート工場 あらすじ① ウォンカチョコレート

【あらすじ①】

ウィリー・ウォンカのチョコレートは世界中の子供たちに大人気。

ところが、彼のチョコレート工場の中は秘密でいっぱい。

ある日、世界中のチョコレートの中に5枚だけ金色のチケットが同封され、

そのチケットと引き換えに工場見学に招待されると発表されました。

さらに、その中の一人の子供には
〈驚くような賞品〉が贈られるのだそうです。

いったい、どんな賞品なのでしょうね?

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チャーリーとチョコレート工場 あらすじ② 金色チケットの当選

Charlie and the Chocolate Factory Facebook 公式サイトより

【あらすじ②】

チャーリー・バケットは貧しいけれど、家族にかこまれ幸せに暮らしています。

両親の他、祖父母4人からの愛情をいっぱいもらいながら。

父親の歯磨き粉工場での稼ぎは多くはなく、毎日キャベツスープがご馳走です。

チャーリーは、父親が工場から持ってくる歯磨き粉の蓋でチョコレート工場の模型を作るほど、

ウォンカのチョコレートに憧れています。

●1番目に金色のチケットを獲得した子供はドイツに住むオーガスタス。

チョコレートが大好きで丸々と太っています。

●2番目は、イギリスで父親がナッツ工場を経営するお金持ちのベルーカ。

パパの工場のスタッフが大量のチョコレートの中から金色チケットを見つけました。

彼女は欲しいものは全部手に入れることが出来るのです。

●3番目は、ロシアに住むヴァイオレット。

常にガムを噛んでいて、空手の有段者で、ギネスブックにも載り


常に自分がトップにいないと気が済まない女の子です。

●4番目は、コロラドに住むゲームが好きな少年マイク。

彼はハイテクに自信を持っており、とても反抗的です。

●5番目にはなんとチャーリーが当選しました!

毎年お誕生日に両親から贈られるウォンカチョコレートは(はずれ)で
家族全員に分けて食べました。

おじいちゃんのへそくりをもらって買ったチョコレートも(はずれ)ます。

そして、雪の中に落ちていたお金を拾って買ったチョコレートに金色の招待券が入っていたのです!

チャーリーには、以前にウォンカチョコレート工場で働いていた

ジョーおじいちゃんが付き添ってくれます。

実は、ウォンカ工場では、チョコレートの秘密のレシピをライバル会社に渡した従業員がいて、

その後、ウィリー・ウォンカは全員を解雇してしまったのでした。

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チャーリーとチョコレート工場 あらすじ③ チョコレート工場の秘密

【あらすじ③】

工場見学の日、

5人の子供と保護者がゲートから入場します。

出迎えたのは、人形がくるくる回り、音楽が流れる遊園地のようなアトラクション。

ところがその人形が燃えてしまいます。

ウィリー・ウォーカーはそれを悲しむ様子もなく、

5人の子供たちの名前も聞かず、なんだか冷たい態度で出迎えます。

工場内はおとぎ話のお菓子の世界のように何でも食べられ、

小人たちが忙しそうに働いています。

子供たちは大興奮、大喜び!

しかしその後、

  • チョコレートの川に手を入れた太めのオーガスタスは、川に落ち、機械に吸い上げられてしまいました。
  • 実験途中のガムを勝手に嚙み始めたヴァイオレットは、ガムの副作用で紫色に変色、身体が大きく膨らんでしまいました。
  • ナッツの皮をむく工程で働くリスを自分のものにしたくて近づいたベルーカは、リスたちから攻撃を受け、ごみ処理の穴へ放り込まれてしまいました。
  • ゲーマーのマイクは、テレビ部屋のチョコレートの代わりに自分が入り込み、身体が小さくなってしまいました。

4人の子供たちが失敗するたびに、
ウンパ・ルーパ=働く小人たちがミュージカル仕立ての歌や踊りを披露して、それぞれの子供を小ばかにするのでした。

そして、ウィリー・ウォンカは相変わらず、冷たい目で子供たちの失敗を見ています。

最後に残ったのはチャーリーでした。

他の4人の子供たちは付き添いの大人と一緒に門の外へ出て帰っていきました。

Charlie and the Chocolate Factory Facebook 公式サイトより

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チャーリーとチョコレート工場 あらすじと結末 家族とのつながり

【あらすじと結末】

●最後にチャーリーが〈驚くような賞品〉をもらう権利を手に入れました。

ウォンカがチャーリーに伝えたその賞品とは、

「自分のチョコレート工場の後継者になって欲しい」ということでした。

しかし、その条件に挙げられたのは、
「家族と離れること」でした。

チャーリーは即座に断りました。

家族と離れることはチャーリーにとっては考えられないことなのです。

ウォンカは、まさか断られるとは思わず、とても落胆しました。

その後ウォンカはスランプを抱え、新発売のお菓子の売れ行きが低迷し、

靴磨きをするチャーリーをお客として訪ねます。

「落ちこんだ時に助けてくれるものは何?」とチャーリーに問うと

「家族だよ」と答えが返って来ました。

歯科医の父親に厳しく甘いものを制限され、

反抗してチョコレートを作ることを極めたウォンカは父親と音信不通でした。

「家族なんて必要ないさ」

と言うウォンカでしたが、

「僕がついて行ってあげようか?」と言うチャーリーと

一緒に父親に会いに行きました。

大人になったウォンカの口の中を検診した父親はすぐに自分の息子だと気が付きます。

そして診察ルームには、

ウォンカがチョコレート事業で次々に成功する新聞記事がぎっしりと貼ってあるのでした。

二人は和解し、抱き合いました。

ウォンカは改めてチャーリーに自分の工場を引き継いでほしいと思いました。

そこでチャーリーが提案したのは、

自分たち家族が住む家を工場の中に構え、ウォンカを家族の一員に迎えることでした。

決して大きくはない家ですが、

ウォンカはチャーリーの家族と一緒に食卓を囲み、キャベツスープを楽しむのでした。

(おしまい)

ティム・バートン監督とジョニー・ディップ主演
『シザー・ハンズ』の記事も書いています。
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『チャーリーとチョコレート工場』考察と感想

考察!映画が伝えたいことは?

この映画の言いたいことは二つあるのでは?

1.家族の愛や、人間関係の絆を否定するウォンカの気持ちの変化

2.貧乏でも幸せなチャーリーという子供の存在

ウォンカの気持ちの変化

チョコレート工場の経営者で、
子供たちの夢を応援しているのかと思われた
ウィリー・ウォンカは、

まさか!子供に冷たく、家族の愛を否定する人物でした。

意外な始まりです。

工場に5人の子供を招待したのは子供の夢を応援しているのかと思いきや、

入場した子供の名前も聞こうとしない。

また、失敗する子供を冷たく見下し、風刺のきいたジョークで小ばかにする。

あれ?

子供が好きでチョコレートを作っているのではないのね~

とガッカリしましたよ。

ところが、ウィリー・ウォンカは、

自分ブランドのチョコレートを革命的に発明した人ですが、

その裏側は、子供時代の寂しさを抱えたまま大人になった人でした。

また、自分の工場からレシピを盗み出した元従業員の裏切りに傷つき、

人を信じられなくなった人でした。

チャーリーが家族に守られ、
優しい心を持つ姿をみて、

自分も父と和解し、ようやく寂しい気持ちから脱して前へ進むことが出来そうです。

これでチョコレートと一緒に夢を売れる人になったのではないかなと思います。

チャーリーの家族の一員になったウォンカ。

本当はこんな家族がずっと欲しかったのではないでしょうか?

ラストはウィリー・ウォンカが一番幸せそうなのですから。

貧乏でも幸せなチャーリー:個性ある子供たちと無欲なチャーリーとの違い

ゴールデンチケットを当てた5人はほとんど同じ年代の子供たちです。

でも、皆それぞれ個性が強く

このままでは大人になって苦労するよ、という子供ばかり。

そう、チャーリーをのぞいて。

子供向けの原作らしく、

子供たちが自分でそれに気が付くような設定になっているなあと感じました。

①とにかく食いしん坊の太っちょくん。チョコレート食べたさに川に落ちてしまいます。
②何でも欲しいものは手に入れてきた女の子、欲しがったリスに嫌われ、ゴミ穴に落ちます、父親まで一緒に。
③勝ちにこだわり、ガムへの執着心が半端ない少女はガムに仕返しされ、紫の風船ボールのように膨れ上がりました。
④頭がよくて自信家のゲーム少年は、
その鼻柱を折られるようにセットの中で小さくなってしまいました。

全て、わがままが過ぎる子供たちへの戒めを説いたシーンでした。

ただ一人、貧しくても家族の優しさに包まれて育ったチャーリーが一番幸せそうに思えました。

きっと、ロアルド・ダールが書いた児童小説は子供たちにチャーリーのように育って欲しいと

願ったのでしょうね。

もちろん、美味しいものを食べたい気持ち、
欲しいものを手に入れたい気持ち、
努力して勝ち取ること、
勉強して自信を持つことは大切です。

ただ、度が過ぎると周りが見えなくなるんだな、と
大人になった私も学ぶことになりました。

付き添いで来ていた母親や父親の立場になり、

子供の育て方のヒントになるような個性豊かなメンバーが揃っていましたねぇ。

感想

我が家の子供たちと一緒に何度も観た映画です。

チョコレート工場見学の子供たちが暴走し、失敗してウォンカが皮肉を言う場面が面白くて何度も笑いました。

ウォンカの作り上げた奇想天外なチョコレート工場の様子には毎回、目を奪われます。

また、ウンパ・ルンパの風刺が効いた歌や踊りは見応えがあって映像も美しく楽しい場面です。

今回の鑑賞で私は、ウォンカの過去が特に気になりました。

家族の愛を拒絶し、人を信じられなくて苦しむウォンカが

父親との和解や、

チャーリーの家族に仲間入りして

つらい気持ちを手放し、幸せそうな最後を見てホッとしました。

家族はもちろん、少人数でも本当に助け合える友人は貴重だなと思うこの頃です。(筆者も)

筆者が年齢を重ねたからウォンカの人間関係のすれ違いに焦点を当てて観たのかも知れませんね。

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『チャーリーとチョコレート工場』原作はどこの国?概要や受賞歴も!

Charlie and the Chocolate Factory Facebook 公式サイトより

原作はどこの国?

【原作と国】

当時のイギリスにはまだ、チャーリーのように貧しい家庭があったんですね~。

『チャーリーとチョコレート工場』の原作は、
1964年・イギリスのロアルド・ダールの児童小説『チョコレート工場の秘密』です。物語も映画もすべてイギリスが舞台となっています。

概要

【概要】

●公開:2005年

●製作:アメリカ

●ジャンル:ファンタジー

●原作:1964年のイギリス小説

『チョコレート工場の秘密』

●監督:ティム・バートン

●脚本:ジョン・オーガスト

●主演:ジョニー・ディップ
フレディ・ハイモア

 

※ティム・バートン監督とジョニー・ディップは
『シザーハンズ』以来黄金コンビを組んで多くの共演をしています。

 

受賞歴は?

●受賞:第78回アカデミー賞の衣装デザイン賞にノミネートされました!

 

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チャーリーとチョコレート工場 キャスト

【キャスト】

●チャーリー・バケット
フレディ・ハイモア
(主人公の少年)

●ウィリー・ウォンカ
ジョニー・デップ
(チョコレート工場の経営者)

●ウンパ・ルンパ
ディーブ・ロイ
(チョコレート工場で働く小人たち)

●ウィルバー・ウォンカ
クリストファー・リー
(ウォンカの父親)

●ジョーおじいちゃん
デイビッド・ケリー
(4人いる祖父母の一人、工場見学の付添人)

●バケット夫人
ヘレナ・ボナム=カーター
(チャーリーの母親)

●バケット氏=ノア・テイラー
(チャーリーの父親)

●ジョゼフィーンおばあちゃん
アイリーン・エッセル
(4人いる祖父母の一人)

●ジョージ―ナおばあちゃん
リズ・スミス
(4人いる祖父母の一人)

●ジョージおじいちゃん
デイビット・モリス
(4人いる祖父母の一人)

●オーガスタス
フィリップ・ウィーグラッツ
(一緒に工場見学にする少年①)

●ヴァイオレット
アナソフィア・ロブ
(一緒に工場見学する少女②)

●ベルーカ=ジュリア・ウィンター
(一緒に工場見学する少女③)

●マイク=ジョーダン・フライ
(一緒に工場見学する少年④)

以上

(ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました)

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