当サイトはプロモーションを含みます。

『恋に落ちて』映画のあらすじとラスト!その後が気になる

ラブストーリー

ロバート・デニーロとメリル・ストリープの恋愛映画なんて絵になるだろうなー。

二人とも大好きな俳優さん。

そんな映画『恋に落ちて』を鑑賞しました。

さらに1945年のイギリス映画「逢引き」のリメーク版らしいと聞いてますます興味を持ちました。

英語のタイトルは「Falling in Love」

かつて日本の歌謡曲「恋に落ちて」がヒットしましたが、falling in loveの歌詞がずっと流れていました。

今作の映画『恋に落ちて』のテーマ曲も切なくて耳に残りました。

映画をしっとり盛り上げてくれる良い曲でしたね!

この時代のクリスマスシーズン、良かったな、、、

懐かしく思い出しました。

ロバート・デニーロのようにクリスマスに人混みをかき分けて恋人のもとへ走るシーンも流行りました!

(私にはありませんでしたが。)

映画『恋に落ちて』のあらすじや感想をまとめてお伝えします。

この記事が、映画「恋に落ちて」をさらに楽しんでいただくために、お役に立てたら嬉しいです。

スポンサーリンク

『恋に落ちて』映画の簡単なあらすじ

列車と本屋、小さな偶然が重なり出会った男女。

お互い既婚者でありながら惹かれあい、愛し合う純愛ラブストーリー。

モリ―(メリル・ストリープ)とフランク(ロバート・デニーロ)は電車が同じ。

本屋でクリスマスプレゼントの本を取り間違えるところから好感を抱く。

既婚者同士なのでお互いの家庭を壊さないよう自制し、いったんは別れるが、ずっと忘れられない存在だった。

不倫の間柄なのに応援したくなるし、憧れてしまうのはやっぱりデニーロとメリルが美しく絵になるからでしょう。

スポンサーリンク

『恋に落ちて』映画のあらすじを結末まで!

モリ―が乗っている列車に飛び乗るフランク。
フランクは車が故障したので妻に送ってもらい、この列車で職場に通うことになった。

混雑するグランド・セントラル駅を出て、同じお店のホット・ドッグを食べ、同じデパートで買い物をする。

この時まだ二人はお互いを知らない。

クリスマスプレゼント購入の最後は賑やかなマンハッタンの大型書店「リゾーリ」。
フランクは妻に家庭園芸の本を選び、モリ―は夫にヨットセイリングの本を買い求めた。

ごった返すクリスマスのレジで二人はぶつかり、手提げ袋を取り違え、本を取り間違えてしまった。
自宅に帰り、妻と夫にプレゼントの本を渡すと、見覚えのない本だった。

クリスマス・イブの出会いから3か月後。

ニューヨーク郊外に住むフランクは、またあの列車に乗り込み、建築中のビルの仕事現場へ出かけた。
同じ列車に乗っていたモリ―に見覚えがあり、グランド・セントラル駅を出てから声をかけた。

フランクとモリ―は「リゾーリ」書店でお互いの本が入れ替わったことを笑いあった。

たったそれだけの再会だったはずなのに、、、
二人はお互いに好感を抱き、それぞれの親友に運命の偶然の出会いを打ち明けた。

そんな時、ヒューストンへの転勤話がフランクに持ち上がり、少し考えることになった。
ちょっぴりモリ―のことが気になりながら。

フランクとモリ―の願いが叶ったかのように帰りのセントラル駅からの列車で二人は再会した。
今度はお互いに自己紹介をする。

どちらも結婚していた。

モリ―はマンハッタンの病院に入院する父を訪ねていることが分かった。

「次はいつこの列車に乗るの?」フランクは列車を先に下りる前に尋ねた。
モリ―は翌金曜日の朝、父親の見舞いに出かける列車を教えてくれた。
そして金曜日、隣同士で座った二人はマンハッタンのセントラル駅まで会話を楽しんだ。

フランクは父親の病院に電話してモリ―を誘い出したり、同じ列車でデートをした。
会うだけで話すだけで幸せを感じる、良い友達関係だった。

でもお互いの妻や夫には言えない。。。

フランクには家庭を守ってくれるしっかり者の妻アンがいて、5歳児と6歳児の男の子たちは可愛かった。

モリ―は昨年、出産後すぐに赤ん坊を亡くし、まだ落ち込んでいた。
医師のブライアンとはその後なんとなく距離ができていた。

フランクとモリ―はお互いを必要とするようになるが立場を考え一線を超えることはなかった。だが、気持ちのうえでは真剣だった。

フランクは休日に、約束を忘れていた子供たちの野球観戦を妻に頼み、モリ―と会った。少しずつ家庭を犠牲にするようになっていく。

そんな時、モリ―の父親が亡くなった。

精神的に打撃を受け、衰弱したモリ―は入院したが、理由は父親の死だけではなく、フランクに会えなくなったから。

モリ―の姿が列車から消えた。

もうモリ―には会えないのだろう。
フランクはヒューストンへ赴任する話を引き受けた。
その時妻に、恋をしている女性がいることを伝えると、、、
妻は怒って子供たちを連れて実家へ戻ってしまった。

ヒューストンへ単身旅立つ前にモリ―の自宅へ電話をし、一目会いたいと言うフランク。
夫は止めたが、戸惑いながらも嬉しくて別れを言いたくて飛び出したモリ―。

結局間に合わず二人は会えなかった。

また、クリスマスイブがやってきた。
フランクは家の売却があり、ニューヨークへ戻って来ていた。
ふと、あのリゾーリ書店へ入ると、恋しいモリ―がいた。

二人は驚き、微笑み、嬉しさを隠し、お互いが家族の元へ戻ったと思い込んで気持ちを押さえて別れた。「お元気で」
モリ―は夫と離婚して一人で暮らしていたが、それぞれ妻や夫と別居していることは言わずに。

リゾーリを出て別の方向へ歩き出したふたりは、、、

フランクは突然引き返して追いかけた。
モリ―の乗った電車に飛び乗りモリ―を探し出して告白した。

フランクとモリ―、1年前のクリスマスに出会い、本気で恋をした。

家庭があるからと自制し、すれ違い、今度こそ二人は手を取り合った。

同じ列車とリゾーリ書店での偶然の出会いが結び付けた恋が実った瞬間だった。

スポンサーリンク

映画『恋に落ちて』ラスト(最後)とその後

その後の展開はわからないけど、余韻を残す終わり方でした。

ラストは、いったんはお互いの別居状態を告げずに「お元気で」と本屋で別れるけど、それでは納得できません。

やっぱり気持ちに正直に動いて、フランクはモリ―を追いかけた。

出会いの列車で再び二人の交際が始まるんだろうな。
きっと2人は今度こそ結ばれるのかな?というところで終わりました。

お互いが別居しているのだから、お互いのことが忘れられずに別居したんだから、念願叶ったハッピーエンドだと思います。

不倫の是非は置いておいて、ラブストーリーとして美しい、憧れるような物語でしたね。

スポンサーリンク

映画『恋に落ちて』印象に残ったセリフ

フランクは友人のエドが離婚するらしいと、妻アンに話す。
その理由は、「愛がなくなったから」

その時、冷静なアンは言った。
愛なんて今時 どこにあるの?
どの夫婦にも愛なんかないでしょう。

これは、寂しいけど本当のことかな、と私は思いました。

毎日、愛にふるえていたら、現実を生きていけませんからね。

アンがフランクを愛していないということではなく、自分たちは社会の中で必死に一生懸命生きていて、夫婦の深い愛を確認している余裕はないと感じているのだと思いますよ。

特に、わんぱく盛りの子供を責任もって育てるのが今の自分(アン)や夫(フランク)の務めだとアンは思っています。

アンは家庭を大事にしていて、夫にも子供にも十分に愛情を注いでいるように見受けられました。

フランクが勝手にモリ―に恋をしただけ。
アンからしたら本気の恋なんて許せないことです。

と、アンの気持ちになって熱く語ってしまいました。

「その方がもっと悪いわ」とアンが怒りました。
何もなかったと弁解するフランクに投げつけた言葉です。
気持ちをもっていかれるなんて、妻としては一番裏切られたと思ったに違いありません。

スポンサーリンク

映画『恋に落ちて』考察

この映画が伝えたいことは、男女間のロマンスやときめきですか?
夫婦関係があっという間に破綻するという警告ですか?

今まで感じたことがない思いを相手に感じてしまう、どうしようもできない気持ちが世の中にはあるということかな、と思いました。
でも、そういうことって本当にあるかも知れませんね。

フランクは二人の男児を可愛がっていたし、妻アンに何の不満もなかった。

ところがモリ―を見かけた時、ハッとしました。
たしかにモリ―は本当に美しいです。

その後、会話をするとお互い波長が合い、こんな気持ちは初めてだと感じたようです。

どうやって話しかけようかと、モリーに話しかける練習をするフランクは少年のように初々しかったですよね!

モリ―も同じ気持ちを抱いたところが二人の運命の出会いなのでしょう。

フランクに会う前に着る洋服を何枚も何枚も取り替えて楽しみにする様子はまるで高校生のようでしたよネ。

出会いのリゾーリ書店で待ち合わせする二人はとても幸せそうでした。

不倫の是非は置いておきましょうー。

お互いの伴侶からは得られないものを相手に感じた二人。
二人はただ顔を見て、列車で隣に座ったり、カフェで話すだけで楽しく幸せだったのです。

だんだん距離が縮まり、お互いの家庭を壊すことが見え始めた時、モリ―はいったん身を引きました。

フランクが列車を下りるとき、妻と子供たちが迎えに来ていて、フランクが家庭に戻る様子を見かけたモリ―は苦しそうでしたから。

遠くヒューストンへ赴任することに決めたフランクも同じ気持ちだったのです。
家族を犠牲にしてはいけない。

でも妻のアンは許してくれませんでした。
何もなかったら許されるものではない、何もないのにまだ彼女が好きな夫をもっと許せなかった。

私はこのシーンが一番印象に残りました。

あんなに円満な家庭がフランクの恋心でガラガラと壊れていきました。

一年後のクリスマスも偶然でした。
もう一度、同じクリスマス・イブにモリ―と再会できてよかったと思います。

だって、ふたりは恋に落ちたのですから。

私は同じ女性として、アンが気の毒でした。
自分がメリルストリープになれるとは思えないようです。

ところで、携帯ではなく固定電話で相手に連絡する時代の恋はやっぱりいいですね。
二人のすれ違いにドキドキしました。

スポンサーリンク

映画『恋に落ちて』感想

メリル・ストリープが綺麗なので見入ってしまいました。
メリルは透き通るように美しい~。
そして、デニーロファンなので、いけないけど不倫のデニーロを許してしまいました。

奥さん(アン)が夫を許せなかったのは、「何もなかった」けど夫に好きな女性がいること。
それは心の底からモリ―が好きだということでしょう?

「何もなかった」「終わった」と寂しそうに話すフランク。
それで男としては何もなかったことになるのですか?

「もっと悪いわ!」の奥さんの気持ちが分かります。
遊びならまだ許せるけど、自分よりその相手に心が惹かれてるなんて裏切りですよ。

「フランクの気持ちの問題」は解決していないのですから。
奥さん、気合が入っていました、あんな風に強い女性でありたいです。

でも、映画の最後はフランクとモリ―をやっぱり応援しましたよ。

本屋から出て別れたけれど、自分の気持ちを貫くロバート・デニーロ演じるフランク。
私としては、どうしても追いかけて欲しかったから嬉しかった。
列車で追いかけて来たフランクを見つめて嬉しそうなメリルストリープ演じるモリ―。

私はこの二人のこんな姿が見たかったんです。

スポンサーリンク

映画『恋に落ちて』概要とキャスト!ロケ地も

概要

●公開:1984年
●製作:アメリカ
●ジャンル:ラブストーリー
●監督:ウール・グロスバード
●脚本:マイケル・クリストファー
●原題:Falling in Love
●主人公:ロバート・デニーロ
メリル・ストリープ

キャスト

●フランク=ロバート・デニーロ(建築技師)
●モリ―=メリルストリープ(グラフィックアーティスト)
●エド=ハーヴェイ・カイテル(フランクの友人)
●イザベル=ダイアン・ウィースト(モリ―の友人)
●アン=ジェーン・カツマレク(フランクの妻)
●ブライアン=デヴィッド・クレノン(モリ―の夫・医師)
●ジョン・トレイナー=ジョージ・マーティン(モリ―の父・入院中)

フランクの友人エド役の「ハーヴェイ・カイテル」とモリ―の友人イザベル役の「ダイアン・ウィースト」がそれぞれ良い味を出していましたよ!

この二人、あ、見覚えのある人だなーと、出てくるたびに私の中で盛り上がりました。

ハーヴェイ・カイテルて、怖い役柄が多いのに、フランクの良き相談相手を好演していました。

ダイアン・ウィーストは、雰囲気の良い女優さん。
モリ―を心底心配する親友。
モリ―にこんな友人がいて良かったな、と思わせる存在でした。

ロケ地はどこ?

ニューヨーク郊外の「ウエストチェスター」という街に住む建築技師、主人公のフランク。

仕事場に向かうために乗った電車でモリ―と出会う。

混雑するグランド・セントラル駅を出るとマンハッタンの賑やかな通りはすぐそこ。

ニューヨークのマンハッタンのクリスマス・イブのネオンがきれいなこと!

クリスマス前のプレゼントを買い求める人々で街は盛り上がっている。

そのマンハッタンの通りにある大型書店リゾーリ(Rizzoli Bookstore)。

本屋の混んだレジでお互いの本を取り違えるところが二人の最初の出会い。

そして最後もこの書店リゾーリ(Rizzoli Bookstore)で再会する。

 

この記事が、映画「恋に落ちて」をより深く知るための参考になれば嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました