こちらでは、映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の最後の笑いとマックスの最後についてを考察してまとめています。
ヌードルスの最後の笑いの意味や、マックスは最後にどうなったのかなど、疑問が残るラストシーンでした。
映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の最後について、私の見解やネット上の声などを参考に考えてみました。
この記事が、映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」をさらに楽しんでいただくためにお役に立てれば嬉しいです。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の最後の笑いの意味は?
映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の最後の笑いは何を意味するのか、私の考えをお伝えしますね。
アヘンを吸いながら満面の笑みで幸せそうに笑う主人公ヌードルス。
映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の最後の笑いの意味は、子供時代に仲間たちと過ごした楽しい時間を思い出しているから。
ヌードルスのボーーとする意識の中で脳裏に浮かんだ子供時代の思い出。
少年時代に出会い、のちに親友になったマックスの笑顔。
パッツィーとコックアイと一緒に走り回った日々。
幼くして死んでしまったドミニクのこと。
子供時代に仲間と過ごした楽しい時間。
最後の笑いは、童心にかえったヌードルスの、純真な微笑みだったと推測します。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の主人公ヌードルスが何よりも大切にしてきたのは、仲間との友情でしたから。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 」のマックスの最後とゴミ収集車の関係を考察
映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のマックスの最後について考えてみました。
マックスの最後は、ゴミ収集車の中に葬られたと考察します。
ベイリー長官(マックス)は、自身が政界のスキャンダルの口封じをされることを予感していました。
ヌードルスがベイリー長官(マックス)の屋敷を出て振り返ると、誰かが屋敷を出てヌードルスを追いかけて来ました。
映像がぼやけていて、マックスかどうかハッキリ判別は出来ませんでした。
ですが、ヌードルスを負って来たのがマックスだったのは間違いないと思います。
屋敷の前に、大きなゴミ収集車が、妙な時間に止まっていましたよね。
ゴミ収集車が動き出し、ヌードルスを追い越した時には、先ほどの屋敷の前の人物(マックス)は姿を消していました。
ゴミ収集車は何事もなかったかのようにヌードルスの横を通り過ぎ、遠くへ消えて行きました。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のマックスの最後は、きっとゴミ収集車の中に消えてしまったと思うのです。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」は最後どうなったの?
映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の最後はどうなったのか?
初めて見た時は最後がよく分からなかったので、あらすじを追って考えてみますね。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の最後。
「マックスは、今度こそこの世からいなくなったんだ」と、ヌードルスは悟りました。
ベイリー長官(マックス)の屋敷を出たヌードルス。
マックスはなぜヌードルスを追いかけて来たのか?
ベイリー長官(マックス)は少年時代時からずっと愛用していた懐中時計を今も持っていました。
ヌードルスは屋敷でこの懐中時計に目を止めましたよね!
マックスは、この懐中時計をヌードルスに託そうと届けに追いかけてきたのではないか?と私は想像します。
そしてもう一度、ヌードルスにきちんと別れを言いに追ってきたのだと思います。
しかし、屋敷の前に止まっていたゴミ収集車に拉致され、一瞬にしてゴミと一緒になってしまった…。
ヌードルスの横を通り過ぎたゴミ収集車は夜中だというのに不自然にガラガラ回っていましたから。
ゴミ収集車が闇の中へ走り去っていく時、赤い二つのランプをヌードルスはずっと見つめていました。
映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の結末。
「ああ、ベイリー長官は死んだんだな、今度こそマックスはもうこの世にいないんだな。」
しかし、ヌードルスの中ではマックスは35年前に死んだのです。
ですから、マックスを想うというより、ベイリー長官が死んだ…そんなヌードルスの眼差しでしたね。
※「ワンスアポンアタイムインアメリカ」のデボラの息子についての記事も書いています。
よろしければ、こちらからお読みください。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の最後についてまとめ
ラストシーンは、中国店でアヘンを吸うヌードルスの満面の笑みがアップで映されました。
映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のラストシーンは、ヌードルスが少年時代の一番楽しかった頃を思い出していた笑顔で終わりました。
映画はヌードルスの回想で、中国店でアヘンを吸うラストは始まりと同じシーンに戻りました。
ヌードルスは、マックスが連邦銀行強盗という無謀な行動で命を落とさぬよう、別の事件で逮捕されるように願い、密造酒を運ぶ情報を密告しました。
しかしそれが裏目に出て、マックス、パッツィー、コックアイは警察と撃ち合いになり死亡しました。
死んだ3人の死体を見て自責の念に駆られ、傷心のヌードルスは何もかも忘れたくて、アヘンを吸いに中国店を訪れたのです。
映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のラストシーン。
ラストは、ヌードルスが少年時代の一番楽しかった時間を思い出して笑う顔が大きく映し出されました!
この記事が、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」をより深く知るための参考になれば嬉しいです。
※ロバート・デ・ニーロが主演した『タクシードライバー』の記事も書いています。
よろしければ、こちらからお読みください。
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